版元ドットコム

探せる、使える、本の情報

文芸 新書 社会一般 資格・試験 ビジネス スポーツ・健康 趣味・実用 ゲーム 芸能・タレント テレビ・映画化 芸術 哲学・宗教 歴史・地理 社会科学 教育 自然科学 医学 工業・工学 コンピュータ 語学・辞事典 学参 児童図書 ヤングアダルト 全集 文庫 コミック文庫 コミックス(欠番扱) コミックス(雑誌扱) コミックス(書籍) コミックス(廉価版) ムック 雑誌 増刊 別冊
アミダクジ式ゴトウメイセイ【対談篇】 後藤 明生(著) - つかだま書房
.
【利用可】

書店員向け情報 HELP

書店注文情報

注文電話番号:
注文FAX番号:
注文メール:
注文サイト:

在庫ステータス

在庫あり

取引情報

取引取次:
トランスビュー     書店(直)
トランスビュー     八木     ト・日・他     書店
直接取引:あり
返品の考え方: トランスビュー経由は可、それ以外は不可

出版社への相談

店頭での販促・拡材・イベントのご相談がありましたらお気軽にご連絡ください。

アミダクジ式ゴトウメイセイ【対談篇】 (アミダクジシキゴトウメイセイ タイダンヘン)

文芸
このエントリーをはてなブックマークに追加
A5判
縦218mm 横155mm 厚さ30mm
重さ 700g
448ページ
函入
価格 3,800円+税
ISBN
978-4-908624-00-1   COPY
ISBN 13
9784908624001   COPY
ISBN 10h
4-908624-00-3   COPY
ISBN 10
4908624003   COPY
出版者記号
908624   COPY
Cコード
C0093  
0:一般 0:単行本 93:日本文学、小説・物語
出版社在庫情報
在庫あり
初版年月日
2017年5月
書店発売日
登録日
2017年4月19日
最終更新日
2018年2月21日
このエントリーをはてなブックマークに追加

書評掲載情報

2017-08-06 東京新聞/中日新聞  朝刊
MORE
LESS

紹介

蓮實重彥「後藤さんは批評家を励ましてくれる数少ない小説家なんです」(本書「小説のディスクール」より)

「千円札文学論」とは何か?
「分裂=混血の文学」とは何か?
そして日本近代文学の「超ジャンル性」とは何か?

【没後18年・待望の新刊は初の対談集】
名著『挾み撃ち』で知られる小説家・後藤明生――。電子書籍による復刊や選集『後藤明生コレクション』の刊行もスタートし再評価の機運が高まっている。収録した計22本の対談では、五木寛之、小島信夫、蓮實重彥、柄谷行人、島田雅彦らを相手に、敗戦による引揚体験や、小説の技法・文体・喜劇性、ゴーゴリやカフカなど海外文学からの影響、日本近代文学の起源などをテーマに、アミダクジのように話を脱線させながら饒舌に語り尽くす。後藤ファン必携の書。『座談篇』も同時刊行。

目次

もくじ
❖文学における原体験と方法|一九九六年|五木寛之
❖追分書下ろし暮し|一九七四年|三浦哲郎
❖父たる術とは|一九七四年|黒井千次
❖新聞小説『めぐり逢い』と連作小説をめぐって|一九七六年|三浦哲郎
❖「厄介」な世代――昭和一ケタ作家の問題点|一九七六年|岡松和夫
❖失われた喜劇を求めて|一九七七年|山口昌男
❖文芸同人誌「文体」をめぐって|一九七七年|秋山駿
❖ロシア文明の再点検|一九八〇年|江川卓
❖〝女〟をめぐって|一九八一年|三枝和子
❖「十二月八日」に映る内向と自閉の状況|一九八二年|三浦雅士
❖何がおかしいの?――方法としての「笑い」|一九八四年|別役実
❖文学は「隠し味」ですか?|一九八四年|小島信夫
❖チェーホフは「青春文学」ではない|一九八七年|松下裕
❖後藤明生と『首塚の上のアドバルーン』|一九八九年|富岡幸一郎
❖小説のディスクール|一九九〇年|蓮實重彥
❖疾走するモダン――横光利一往還|一九九〇年|菅野昭正
❖谷崎潤一郎を解錠する|一九九一年|渡部直己
❖文学教育の現場から|一九九二年|三浦清宏
❖文学の志|一九九三年|柄谷行人
❖親としての「内向の世代」|一九九三年|島田雅彦
❖小説のトポロジー|一九九五年|菅野昭正
❖現代日本文学の可能性――小説の方法意識について|一九九七年|佐伯彰一

著者プロフィール

後藤 明生  (ゴトウ メイセイ)  (

後藤明生|ごとう・めいせい(1932年4月4日~1999年8月2日)
一九三二年四月四日、朝鮮咸鏡南道永興郡永興邑生まれ。敗戦後、旧制福岡県立朝倉中学校に転入。早稲田大学第二文学部露文学科卒。在学中の一九五五年、「赤と黒の記録」が全国学生小説コンクールに入選、「文藝」に掲載。卒業後、博報堂を経て平凡出版に勤務。一九六二年、「関係」で文藝賞佳作。一九六七年、「人間の病気」で芥川賞候補。翌年、専業作家に。一九七七年、『夢かたり』で平林たい子文学賞、一九八一年、『吉野大夫』で谷崎潤一郎賞、一九九〇年、『首塚の上のアドバルーン』で芸術選奨文部大臣賞を受賞。一九八九年、近畿大学文芸学部の設立にあたり教授に就任。一九九三年より同学部長を務めた。一九九九年八月二日、逝去。

上記内容は本書刊行時のものです。