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取引取次:
ツバメ出版流通
直接取引:
あり(自社)
眞鍋先生
詩人の生涯
4-6
縦188mm
横128mm
厚さ19mm
256ページ
並製
価格
2,200円+税
- 出版社在庫情報
- 品切れ・重版未定
- 初版年月日
- 2020年1月25日
- 書店発売日
- 2020年2月5日
- 登録日
- 2019年12月25日
- 最終更新日
- 2021年8月7日
紹介
眞鍋呉夫生誕100年記念出版。戦時下、同人誌「こをろ」に集った若き文学者たちとの青春、「現在の会」への参加と共産党への入党、日本浪曼派の流れを汲む文芸誌「ポリタイア」への参加、戦争、戦後を通し「孤立においての連帯」を求めた俳人・作家、眞鍋呉夫。43年にわたってその謦咳に接した著者が描く詩人の生涯。
目次
序章 輝く芒
第一章 博多の気質
第二章 「こをろ」矢山哲治と島尾敏雄
第三章 戦時下と「こをろ」の周囲
第四章 青年俳人 眞鍋呉夫
第五章 「午前」と北川晃二
第六章 石神井の作家
第七章 「現在」と伊達得夫
第八章 「あいつは死ねばよかった」
第九章 「ポリタイア」と古木春哉
第十章 生涯無結社
第十一章 眞鍋家の食卓
第十二章 不戦だから、不敗
終 章 終焉記
あとがき
前書きなど
眞鍋呉夫は最晩年にいたるまで、無結社を貫いた。宗匠となることを拒んで、座の人間はみな平等で対等な関係であることをめざした。俳句が「師系」の文学であることを認めなかった。しかし芭蕉と曾良、魯迅と柔石、萩原朔太郎と伊東静雄といった人たちの間にはあった、他からのいかなる権威や道徳や習慣によって成立した関係とも無縁な「因習外の師弟関係」を求め続けた。(「第十章 生涯無結社」より)
上記内容は本書刊行時のものです。