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出版者情報
世界は映画でできている
発行:名古屋外国語大学出版会
A5判
価格
2,000円+税
- 出版社在庫情報
- 在庫あり
- 初版年月日
- 2021年3月25日
- 書店発売日
- 2021年3月25日
- 登録日
- 2021年2月9日
- 最終更新日
- 2021年5月4日
紹介
映画は誕生のときから〈世界へ開いた窓〉と呼ばれていました。彼方にある世界を覗き見るためのツールとして、重宝されてきたのです……。この本でとりあげた国・地域は、南北アメリカから、ヨーロッパ、アジアまで広範囲に及びます。映画はハリウッドだけでなく、それぞれの国・地域の特性と混ざり合い、独自の文化を発展させていきました。そんな世界の映画文化に触れられるのも、本書の魅力。
目次
【本書の内容から】
イントロダクション
…柿沼岳志 映画を見ているのは誰か
フランス
…ヤニック・ドゥプラド リュミエール、占領下の映画、
ヌーヴェルヴァーグ
イタリア
…石田聖子 『自転車泥棒』という愛と哀の映画
ドイツ
…白井史人 「映画の音」と沈黙のざわめき、
『ゴジラ』と『最後の人』
アメリカ
…小川真理子 「夢の工場」と「希望の映画」
スペイン、ラテンアメリカ
…野谷文昭 過激な歴史、孤高の監督、多彩な名作
ロシア・ソ連・東欧
…沼野充義 エイゼンシュテイン、タルコフスキー、
歴史とわたりあった百年
中国・香港・台湾
…藤井省三 中国系三大映画圏、それぞれの現代史
✇イギリス映画 弱者への優しいまなざし=ムーディ美穂
✇日本映画 『羅生門』と「藪の中」=ライアン・モリソン
✇イスラム圏の映画 『東京ノ回教徒』=松山洋平
✇北欧映画 「ベルイマンの神」=亀山郁夫
✇インド映画 多言語とボリウッド=B・R・カンデル
✇東欧映画 「ポーランド派」とアンジェイ・ワイダ゠沼野充義
上記内容は本書刊行時のものです。