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取引取次:
JRC
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あり
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覆刻版 樺太へ奥地へ
4-6変
縦189mm
横115mm
厚さ2mm
重さ 25g
2ページ
価格
1,300円+税
- 出版社在庫情報
- 在庫あり
- 書店発売日
- 2021年9月15日
- 登録日
- 2021年8月17日
- 最終更新日
- 2021年9月15日
紹介
本書は国立国会図書館蔵書の資料を底本として1937年に刊行された観光ガイド『樺太へ奥地へ』の復刻版。当時の観光の様子などを知る大変貴重な資料を復刻。もとの製作元は当時地方鉄道であった樺太鉄道株式会社が行い、全長約770mmからなるフルカラーの鳥瞰図には当時の地名で観光地の場所を紹介。
解説として別冊の小冊子『樺太へ奥地へ 解説編』付き。執筆は各国の歴史的事件や文化・民族を取材する写真家・ライターの小川周佑氏。
目次
1P…樺太鳥瞰図
2P…樺太鉄道会社線案内
別冊冊子『樺太へ奥地へ 解説編』8p付き
前書きなど
都市部で失われた伝統を見たい。都市開発で失われた野趣溢れる自然を見たい。ありきたりな旅先は飽きた。もっと珍しいところに行きたい。旅人のこんな願望は二十一世紀の今でもざらに見られる。そういった願望が、この80年前以上の観光案内にも滲み出ている。
古今東西なんて言葉は使い古されているのかもしれないが、本当にいくら時代を遡っても、どの国の人間であっても、今がどんなに旅人にとって過酷な時代であっても、旅に対する原初的な考えというものは変わらないのかもしれない。
『樺太へ奥地へ 解説編』より
版元から一言
本書の底本は現在、国立国会図書館デジタルコレクションにて閲覧することが可能です。ただし同コレクションで閲覧できるのはモノクロでスキャニングされたこま切れのもの。元の資料の表面はフルカラーかつダイナミックな鳥瞰図、裏面には当時の樺太観光の様子が窺い知れる沿線案内がありこれらを当時のものに近い状態で見せてこそ資料的価値があると思いました。是非手にとって頂きたい一品です。
上記内容は本書刊行時のものです。