版元ドットコム

探せる、使える、本の情報

文芸 新書 社会一般 資格・試験 ビジネス スポーツ・健康 趣味・実用 ゲーム 芸能・タレント テレビ・映画化 芸術 哲学・宗教 歴史・地理 社会科学 教育 自然科学 医学 工業・工学 コンピュータ 語学・辞事典 学参 児童図書 ヤングアダルト 全集 文庫 コミック文庫 コミックス(欠番扱) コミックス(雑誌扱) コミックス(書籍) コミックス(廉価版) ムック 雑誌 増刊 別冊 ラノベ
スウェディッシュ・デスメタル ダニエル・エーケロート(著/文) - パブリブ
.

スウェディッシュ・デスメタル
原書: Swedish Death Metal

発行:パブリブ
A5判
544ページ
並製
価格 3,200円+税
ISBN
978-4-908468-43-8
Cコード
C0073
一般 単行本 音楽・舞踊
出版社在庫情報
品切れ・重版未定
初版年月日
2020年4月10日
書店発売日
登録日
2020年3月25日
最終更新日
2020年10月23日
このエントリーをはてなブックマークに追加

紹介

OSDMリバイバルに大きな影響を与え
英仏独伊波等各国語版が出版されている
デスメタル界の古典的ベストセラーの
日本語訳がついに登場!

歴史的証人Daniel Ekerothによる詳細な記録と
貴重な写真やフライヤー、ファンジンを大量に掲載。

90年代にリアルタイムで英語で
欧米デスメタルを紹介してきた
『No Deception 'zine』の
拓殖大学英米語学科藤本淳史教授
による読みやすい翻訳。

はるまげ堂、Butcher ABC関根氏のコメントも。

目次

日本語版『スウェディッシュ・デスメタル』に寄せて 8
はじめに 9
序文 13
イントロダクション―なぜスウェーデンなのか? 15

第1章: 死者の夜明け 18
  パンク・コネクション:パンクとのつながり 29

第2章: スウェディッシュ・メタルの残虐化 38
  心に深い傷を負ったスウェーデン 48
  Bathoryの永遠の業火へ 50
  ObscurityとMefisto―アンダーグラウンド・シーンの始まり 54
  スウェディッシュ・スラッシュメタル 60

第3章: スウェディッシュ・デスメタルの誕生 70
  Merciless 84
  Morbid、 Nihilist、初期ストックホルム・シーン 88
  GraveとGrotesque―スウェーデン国内における初期デスメタル 108

第4章: スウェディッシュ・デスメタル・シーンの発展 116
  バイスリーギャン―“クソったれ集団”  135
  スウェーデン国内に波及したムーヴメント 142
  ストックホルム・シーンの制圧 150
  スラッシュメタルの最期 158
  ブラッド、ファイヤー……デス! 163
  シーンの立役者達―概要 163

第5章: アンダーグラウンド・シーンの台頭  168
  『The Awakening』(Mercilessのファースト・アルバム)におけるエピソード 185
  『Left Hand Path』(Entombedのファースト・アルバム)におけるエピソード 188
  『Mean』(Filthy Christiansのファースト・アルバム)におけるエピソード 195
  『Dark Recollections』(Carnageのファースト・アルバム)におけるエピソード 196
  『Sumerian Cry』(Tiamatのファースト・アルバム)におけるエピソード 198
  『Time Shall Tell』(Therionのファースト・アルバム)におけるエピソード  201
  『For the Security』(Carbonizedのファースト・アルバム)におけるエピソード  202
  『Incantation』(Grotesqueのファースト・ミニアルバム)におけるエピソード 203
 ストックホルムにおけるデモテープのブーム 207
 スウェーデン国内におけるデモテープのブーム 216
 シングルス・オヴ・デス―死のシングル盤 219

第6章: スウェディッシュ・デスメタルの統治時代 224
 EntombedとEarache 230
 DismemberとNuclear Blast 234
 TherionとDeaf 239
 Century Mediaの攻勢 240
 Doloresとユーテボリ・バンド群 246
 暗黒の烙印の徴しの下に―アンダー・ザ・サイン・オヴ・ザ・ブラック・マーク 251
 At the GatesとPeaceville 256
 Active―スラッシュからデスメタルまで 257
 Century Mediaの攻勢は続く 260
 主導権を握るNuclear Blast 263
 House of Kicks 265
 Entombedとその他のバンド 266

第7章: デスメタルの暴発 268
 ユーテボリ地域 272
 ゴシックタウン・ボロース 274
 デスメタル中心地フィンスポング 275
 ミョールビーで起こった奇妙な出来事 276
 エシルストゥーナ・シーン 278
 アーヴェスタとバリスラーゲン・シーン 280
 ウップサーラ流血地獄 284
 飽和状態のストックホルム・シーン 287
 北部・南部地方 289

第8章: 初期デスメタル・シーンの終焉―ブラックメタルの侵攻 292
 ブラックメタルの誕生と発展 298
 スウェーデンの夜空を貫く閃光―ブレイズ・イン・ザ・スウェディッシュ・スカイ 304
 No Fashion 306
 Dissection 308
 Marduk 311
 Abruptum 313
 ブラックメタルからの脱出 316

第9章: 死者は生き続ける…… 320
 グラインド 322
 デスン・ロール(=デスメタルとロックの融合) 324
 ユーテボリ・サウンド 327
 レトロ・スラッシュ(懐古主義的スラッシュ) 331
 エクストリーム・デスメタル 333
 レトロ・デス 336

スウェディッシュ・デスメタル・バンド一覧 342

スウェディッシュ・デスメタル・ファンジン一覧 506

初期スウェディッシュ・デスメタル・シーンの中心人物 531

日本語版『スウェディッシュ・デスメタル』に寄せて  関根成年 538

訳者あとがき 539

前書きなど

日本語版『スウェディッシュ・デスメタル』に寄せて


わぉ、2006年秋にオリジナル版『スウェディッシュ・デスメタル』の原稿を書き終えてから、沢山のことが起こったなぁ。この本がアメリカ、ポーランド、ドイツ、フランス、イタリア各国語で出版されるほど、大反響をもたらすなんて当初は想像もできなかった。でも俺はいつも日本語で出版されることを夢にみていたんだ。どうしてかって? だって、日本っていうのは世界一クールな場所だからな!
俺が最初に日本の音楽に出会ったのは、1984年に学校のカフェテリアでFlower Travellin’ Bandの『Satori』を聴いたときだった。その作品は俺の生涯でベスト5に入るアルバムになった。翌年に、ライブエイドに出演したLoudnessのパフォーマンスを目の当たりにしてから、Anthem、Sigh、Necrophile、G.I.S.M.、Gauze、Death Side、Church of Miseryなど数多くの素晴らしいバンドにもはまっていったんだ。
でも俺が初めて日本を訪れたのは約10年前。正直圧倒されたね。日本食、カルチャー、飲み屋、それにレコード店は最高なんだ! その時に、関根成年と知り合いになって、日本語版を出そうかっていう話になったんだ。そして、彼がパブリブの濱崎誉史朗と翻訳者の藤本淳史に話をつけてくれた。彼らのおかげで日本語版がもう夢の話ではなくなった。俺は楽しみながら本書を書いたから、君も気に入ってくれると嬉しい!

では楽しんでくれ! 


2020年3月10日
ダニエル・エーケロート

著者プロフィール

ダニエル・エーケロート  (ダニエル エーケロート)  (著/文

デスメタルのミュージシャンでエクプロイテーション映画を扱った『Violent Italy』と『Swedish Exploitation Cinema』の著者。今までデスメタル・バンドのInsision、ハードコア・バンドのDellamorteやDiscontoでべースを担当。近年ではデスメタル・バンドのUsurpress、ロックンロール/バンク・バンドのIron Lamb、ブラックメタル・バンドのTyrantや再結成した80年代の伝説的ブラックメタル・バンド、Third Stormに参加している。

藤本淳史  (フジモト アツシ)  (翻訳

中学一年生の時ロックに目覚め、その後メタルとパンク/ハードコアの洗礼を受ける。高校時代に世界中のテープ・トレーダーやアーティストとテープ・トレーディングをし始めたことがきっかけで、90年初期にファンジンを発行。いまだにロック、特にメタルとパンク/ハードコアは人生の糧。音楽がきっかけで英語に目覚め、現在は拓殖大学外国語学部英米語学科教授。

上記内容は本書刊行時のものです。