書店員向け情報 HELP
出版者情報
書店注文情報
在庫ステータス
取引情報
マンガ遊訳 日本を読もう わかる日本書紀② 熱闘エンドオブエイジア
- 出版社在庫情報
- 在庫あり
- 書店発売日
- 2019年12月16日
- 登録日
- 2019年11月19日
- 最終更新日
- 2021年7月28日
紹介
予備知識なしに読むことのできる、はじめての『日本書紀』、第2巻です。
第2巻では、天皇は国内のみならず朝鮮半島に乗り出します。その戦いや如何に!!
中国に向けて書かれた『日本書紀』は、これよりアジアとの関係が描かれていきます、当時の日本の世界への思いを感じてください。
♦あらすじ♦
【⑭仲哀紀・神功紀→⑮応神紀→⑯仁徳紀→⑰履中紀→⑱反正紀→⑲允恭紀→⑳安康紀】
第十四代仲哀天皇は后・神功皇后と熊襲(くまそ)反乱の制圧に向かいますが、神託を疑い崩御。皇后は新羅(しらぎ)に出陣。新羅王は服従します。
皇后は凱旋の帰途皇子を生み、策略を駆使して国内の反乱軍を打ち破りました。皇子は第十五代応神天皇となります。
応神天皇の死後、次男の大鷦鷯尊(おおさざきのみこと)が即位し、第十六代仁徳天皇となります。その治世は慈悲に満ち、聖帝と呼ばれる一方、恋多き天皇として知られています 。
仁徳天皇の皇子・去来穂別皇子(いざほわけのみこ)は、弟の住吉仲皇子(すみのえのなかつみこ)の反乱を制圧し第十七代履中天皇となり、次に同母弟が第十八代反正天皇となります。
次の第十九代允恭天皇は盟神探湯(くがたち)という占いによって氏姓の乱れを正しました。皇太子・木梨軽皇子が失脚。穴穂皇子が即位して第二十代安康天皇となります。天皇は讒言によって大草香皇子(おおくさかのみこ)を無実の罪で殺し、その幼い遺子・眉輪王(まよわのおおきみ)に殺害されます。
【目次】
・はじめに
・当時の日本と韓半島
●第一章 熊襲制圧と朝鮮三国との外交
・この章の流れ
・天皇の系図
・主な登場人物
【第十四代仲哀天皇=タラシナカツヒコ物語
神功皇后=オキナガタラシヒメ物語】
・仲哀天皇、父を偲び白鳥を献上させる。新羅遠征に同意せず、急死
・神功皇后、神託を受ける。熊襲征討
・神功皇后の新羅親征
・神功皇后の凱旋と、カゴサカ、オシクマの謀反
・ホムタワケ皇子、皇太子になる
・百済との友好の始まり
・朝貢をめぐる百済と新羅のトラブル
・新羅を再び討つ
・右富実先生のもっとわかる日本書紀① 元号の代わり
●第二章 渡来文化と皇位継承問題
・この章の流れ
・天皇の系図
・主な登場人物
【第十五代応神天皇=ホムタ物語】
・応神天皇の誕生と即位
・タケウチノスクネ、弟に讒言される
・カミナガヒメを皇子・オオサザキに譲る
・百済からユヅキノキミ、アチキら来朝
・妃・エヒメの帰省と吉備への行幸
・枯野船を焼く。ウジノワキイラツコを皇太子にする
・右富実先生のもっとわかる日本書紀② 百済三書
●第三章 聖帝の即位と治世、新羅との紛争、皇后との不和
・この章の流れ
・天皇の系図
・主な登場人物
【第十六代仁徳天皇=オオサザキ物語】
・ウジノワキイラツコと皇位を譲り合う
・仁徳天皇の即位と皇后
・民のかまどと、税と労役の免除
・防災と灌漑の大事業を実行
・天皇とイワノヒメ皇后の大げんか
・ヤタ皇女を皇后に。メドリとハヤブサワケの逃避行
・鷹狩の始まりと雁の産卵
・新羅との衝突。蝦夷の叛乱とタミチの活躍
・氷室
・飛騨の怪人・スクナ
・吉備の大蛇。聖帝の崩御と百舌鳥野陵
・右富実先生のもっとわかる日本書紀③ 一二〇年
●第四章 仁徳天皇の後継者たち
・この章の流れ
・天皇の系図
・主な登場人物
【第十七代履中天皇=イザホワケ物語】
・スミノエノナカツの叛乱。天皇の即位
【第十八代反正天皇=ミズハワケ物語】
・歯の美しい皇子。天下泰平
【第十九代允恭天皇=オアサツマワクゴ物語】
・再三の辞退の末に即位を承諾
・皇后と皇子たち。天皇の病気治る
・盟神探湯で氏姓を正す
・タマタを討つ
・皇后の妹・オトヒメ
・赤石の真珠
・カルノミコとカルノオオイラツメの恋
・允恭天皇の崩御
【第二十代安康天皇=アナホ物語】
・カルノミコの失脚。ネノオミの讒言
・右富実先生のもっとわかる日本書紀④ 東アジアと日本
・おわりに
・天皇の系図~第十二代から第二十一代まで
・わかる日本書紀②ゆかりマップ
・本書に登場する天皇の陵墓
・表記について・主要参考文献
上記内容は本書刊行時のものです。