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小さな出版社のつくり方 永江 朗(著) - 猿江商會
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小さな出版社のつくり方

発行:猿江商會
四六判
縦188mm 横128mm 厚さ14mm
240ページ
並製
価格 1,600円+税
ISBN
978-4-908260-06-3
Cコード
C0036
一般 単行本 社会
出版社在庫情報
在庫あり
初版年月日
2015年9月
書店発売日
登録日
2016年8月24日
最終更新日
2016年9月27日
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書評掲載情報

2016-11-06 東京新聞/中日新聞  朝刊
評者: 三浦衛(春風社社主)
2016-10-09 毎日新聞  朝刊
2016-09-25 産經新聞  朝刊

紹介

ライフワークとして出版業界を見つめ続けてきた永江朗が、2000年以降に新しく創業された「小さな」出版社、11社の創業者12人にロングインタビューを敢行。右肩下がりの時代に、あえて「出版社をつくる」ことを選んだ彼らの素顔を描いた、渾身の書き下ろし! 硬直化した出版業界のなかでいつしか忘れていた「本」への気持ちを思い出させてくれる一冊。出版社のみならず、書店、取次など「本」を仕事として選んだすべての人たちにおすすめです。

目次

アルテスパブリッシングの場合

鉄筆の場合

羽鳥書店の場合

悟空出版の場合

ブックエンドの場合

小さい書房の場合

コルクの場合

シブヤ パブリッシング アンド ブックセラーズの場合

トランスビューの場合

ころからの場合

共和国の場合


新しい小さな出版社をつくるということ

前書きなど

取材した音声データを聞き返しながら、本の未来についてあれこれ考えました。けっこう明るい気持ちになって、この長いあとがきを書くことができました――永江朗(本書「新しい小さな出版社をつくるということ」より)

版元から一言

■会社の規模が大きいと、書籍の刊行だけで食べていくのは大変ですが、ふたりなら食べられるんじゃないかという漠然とした計算はしていました――アルテスパブリッシング 鈴木茂さん

■5千部も1万部も、赤字の額は大差ありません。それならいっぱい刷って、いっぱい配本して、いっぱい返品がくるほうが、読者は広がります――鉄筆 渡辺浩章さん

■出版界ではみなさん出版不況だといいますが、私は不況だと思っていません。いまを出版不況というなら、そもそも出版好況なんて時期はあったのだろうか――羽鳥書店 羽鳥和芳さん

■40年編集者をやってきて、それなりにやってきたつもりだし、自信がないからできませんとはいえない。受けざるをえないでしょ――悟空出版 佐藤幸一さん

■書店はやっぱり男の世界ですよ。とても入っていけない。私たちは私たちのマーケットをつくりながらやっていかなければならない――ブックエンド 藤元由記子さん

■小さくなることを決めたんだから、小さいことの醍醐味を味わおう、小さいことを活かす仕事をしようと思った――小さい書房 安永則子さん

■作家ではなく、作家がつくりあげたコンテンツを、24時間、365日、複数の場所でどうやって働かせるかを考えます――コルク 佐渡島庸平さん

■スタイルが大事とかいわれますが、自分の好きなものだけを売って、スタイルのために心中するみたいな考え方は、ぼくには一切ありません――SPBS 福井盛太さん

■そんなわけで正直に生きたいと思ったんですね、28歳の工藤青年としては――トランスビュー 工藤秀之さん

■資本の大きなところが必ずしも勝つとは限らないのが出版の面白さだと思います――ころから 木瀬貴吉さん

■私が面白いと思うものを面白いと思ってくれる人が、あんまり多いのもいやなんですよね。(中略)10万人も私と同じ考えの人がいる世の中は気持ちが悪いじゃないですか――共和国 下平尾直さん

■取材した音声データを聞き返しながら、本の未来についてあれこれ考えました。けっこう明るい気持ちになって、この長いあとがきを書くことができました――永江朗

著者プロフィール

永江 朗  (ナガエ アキラ)  (

1958年北海道生まれ。法政大学文学部哲学科卒業。西武百貨店系の洋書店、アール・ヴィヴァンに約7年間勤務した後、『宝島』などの編集を経てフリーライターに。「哲学からアダルトビデオまで」幅広いジャンルで活躍する。とりわけ書店流通には造詣が深い。著書に『51歳からの読書術―ほんとうの読書は中年を過ぎてから』(六耀社)、『「本が売れない」というけれど』(ポプラ新書)、『おじさんの哲学』(原書房)、『広辞苑の中の掘り出し日本語』(バジリコ)など。

上記内容は本書刊行時のものです。