版元ドットコム

探せる、使える、本の情報

文芸 新書 社会一般 資格・試験 ビジネス スポーツ・健康 趣味・実用 ゲーム 芸能・タレント テレビ・映画化 芸術 哲学・宗教 歴史・地理 社会科学 教育 自然科学 医学 工業・工学 コンピュータ 語学・辞事典 学参 児童図書 ヤングアダルト 全集 文庫 コミック文庫 コミックス(欠番扱) コミックス(雑誌扱) コミックス(書籍) コミックス(廉価版) ムック 雑誌 増刊 別冊 ラノベ
運命を予知する 鴇田 正春(著) - シャスタ インターナショナル
.
詳細画像 0

運命を予知する 寿命・病気・事故・会社人生の未来がわかる

四六判
縦188mm 横128mm 厚さ20mm
240ページ
上製
定価 2,300円+税
ISBN
978-4-908184-11-6
Cコード
C2011
実用 単行本 心理(学)
出版社在庫情報
在庫あり
初版年月日
2016年8月
書店発売日
登録日
2016年6月13日
最終更新日
2016年8月10日
このエントリーをはてなブックマークに追加

紹介

算命学の秘法・「四季法」、ついに公開!
「気」と物質と精神を統合する陰陽五行説から生まれた算命学をもとに、東洋の自然哲学的アプローチによって、人間のさまざまな運命現象(病気、事故、寿命、地震の発生時期、企業・組織での出世の可能性など)を予知する秘法である「四季法」の原理をわかりやすく紹介。
陰陽五行説や算命学の基礎知識も学べる。

目次

はじめに
序章 「四季法」のアプローチ
第一部 原理編
1 生命現象と結びついた「気」
2 「気」を読み解く知の体系――陰陽五行説
3 「気」の記号化――十干・十二支・六十干支
4 宇宙の縮図としての人間――人間小宇宙論
5 「気」の相互作用――位相法
第二部 応用編
四季法――寿編 1 「気」活用した病気・事故の予知
       2 「四季法」の開発


四季法――官編 3 四季法の新たな応用――ビジネス人生を予知する
四季法――地震編 4 「気」を活用した地震の予知
コラム 1 現代物理学のブラックボックス
    2 現代物理学と東洋の自然科学
    3 ホログラフィー・パラダイム
    4 フラクタル構造
    5 誕生日とは
    6 シュレーディンガーの生命理論


あとがき
付録 人間暦の作成

前書きなど

はじめに

 現代は多くの「知」があふれている。それにもかかわらず、人間をとりまく多くの問題を解決できないでいる。
 近代科学は、一七世紀のフランスの哲学者デカルトが唱えた「物心二元論」によって、物質と精神を切り離し唯物論の上に構築された。両者を分けておけば、物質の存在が精神の存在によって左右されることはないからである。西洋近代科学の考えが全世界に広がるにつれ、唯物論が科学の常識として定着し、科学は物質の世界のみを対象とするものになった。しかし、近年、唯物論の立場をとる科学からでは、人間のような複雑なものを正しく理解できないことが明らかになってきた。もともと人間の本質は「からだ(物質)」と「こころ(精神)」が統合されたもので、今、求められているのはこの両者を含めた包括的なアプローチによる科学および人間の解明である。
「物質」と「精神」を統合するアプローチとして注目されているのが古代東洋の自然哲学
である。古代東洋の自然哲学の基本的な考えは、この世界のすべてのものは物質と精神から成り立っているという「物心一元論」で、その根底には「気」の存在がある。「気」は万物の根源になっている力(生命エネルギー)で、すべての形あるものに宿り、その生成・成長・成熟・衰退に影響をおよぼしていると考えられてきた。そして、古代東洋の自然哲学においては、「気」は非常に重要な存在で、「気」の存在を考えることなしにさまざまな現象を理解することはできない。
 古代東洋における「気」の概念は、自然界の事象を陰と陽に分類して解釈したところから始まった。たとえば、樹木が一本あったとする。その樹木を陰と陽に分け、一方を樹木そのものの形(物質)、もう一方を樹木が持つ魂(精神)とし、その魂の部分を樹木の「気」と呼んだのである。
「気」は、目で見ることはできず、感じる人には感じられるが、そうでない人にとってはとらえどころがない存在である。一般的には、その存在は疑われてきたが、近年ではさまざまな科学実験で捕捉されるようになってきた。しかしながら、その本質はいまだ謎のままだ。
 本書は、「気」と、物質と精神を統合する陰陽五行説から生まれた算命学をもとに、東洋の自然哲学的アプローチによって、人間のさまざまな運命現象(病気、事故、寿命、企業・組織での出世の可能性など)を解明することができることを証明するために書いたものだ。
 第一部の 「原理編」 では、古代の賢人たちが目に見えない「気」をどのように解釈し、「法則化・体系化・記号化」していったかを究明する。そこで使われた知の体系が陰陽五行説であり、記号化したものが干支である。
 陰陽五行説や干支などは、西洋的な思考法や手法とはまったく異質なものだ。そのため、西洋科学を信奉する人たちからは迷信あつかいされてきた。また、陰陽五行説の内容も伝播する過程で分派的に伝えられて、それぞれの派の立場から偏見が加えられ、本質的な理解を困難にしてきた。
 陰陽五行説は古代の人々、特に古代中国人たちの知恵の結晶であり、物質と精神を統合するという科学を超えた事象を理解するうえで、貴重な手がかりを与えてくれる。陰陽五行説の事象や現象に対するアプローチは自然科学と同じく、自然観察の積み重ねの中から理論化・体系化されたもので、科学になりうる要素を持っている。
さらに本書は、算命学十三代宗家 、故髙尾義政文学博士が継承・発展させた算命学の理論をもとにして、陰陽五行説の原理と構造を「気」の視点から解釈し再構成を行った。本書の主張の多くが自然界の構造から説明しているのは、人間は小さな宇宙であり「自然界の構造は即人間の構造である」という東洋の自然哲学の思想がその根底にあるからだ。
 第二部の 「応用編」では、陰陽五行説と四季法という算命学の秘伝の技法を使い、人間の運命現象の解明の仕方やビジネスでの活用について、いかに東洋の自然哲学的アプローチが有効性を発揮するかを検証している。
 人間の運命現象とは、「いつ病気を発症するか」「いつ事故に遭遇しやすいか」「生命の危険に陥りそうな時期はいつか」などで、それを陰陽五行説と四季法で解明している。また、ビジネスパーソンの関心事である「入社した会社で将来その会社の役員にまで昇進するか」「社長や会長はその役割を果たせるか」などについても同様である。
 本書では、「気」「陰陽五行説」とともに算命学の秘伝の技法である四季法が重要な理論となっている。四季法という技法は、人間の運命現象をデジタル化することによって将来起こりうる運命現象を予知しやすくし、その予知された結果に対して適切な対策が取れるように処世術としても活用できるものだ。これは個人だけでなく企業の盛衰や国家の消長、景気の動向など、さまざまな用途にも応用することが可能なので、変革の時代には有効な予知手段になるだろう。
 四季法は、算命学十三代宗家、故髙尾義政博士のもとで算命学を習得された故今井基之氏が三〇年間にわたる研究によって開発した算命学の技法だ。今井氏は、師である髙尾義政博士から「四季法の前進と後退が運命の謎を解くカギである」と教えられ、この課題を解決し算命学理論をさらに進化させることを委託された。
 その研究に私も途中から参加したが、運命理論の科学的な展開は知的好奇心を大いに刺激されるものであった。大学で物理学を専攻し、長年コンピュータメーカーに勤務した私にとっても、特に四季法と現代科学のDNAのメカニズムが不思議な符号の一致を示していることは大きな驚きであった。
 四季法の最大の特徴は、人間の運命現象をデジタル化して、プラス(前進)、ゼロ(停止)、マイナス(後退)に分類して表示するため、誰が鑑定しても同じ結果が得られ、検
証が容易なことである。そして、鑑定精度も高い。
 本書によって、西洋の科学的アプローチとは異なる東洋の自然哲学的な思考法や理論展開を楽しみながら学んでいただければ幸いである。なお、算命学という学問の性格上、やや専門的な記述になりすぎたことも否めない。これについては先にお詫びしておきたい。

著者プロフィール

鴇田 正春  (トキタ マサハル)  (

アイバス・アソシエイツ代表。元日本アイ・ビー・エム株式会社専務取締役。東洋史観(帝王学)研究家。
1961年早稲田大学理工学部卒業。同年日本アイ・ビー・エム株式会社入社。1997 年定年により専務取締役を退任し顧問。1999 年関東学園大学経済学部教授兼経営学科長。2001 年法政大学大学院社会学研究科客員教授を兼務。2003 年青山学院大学大学院国際マネジメント研究科教授。現在、東京医科大学監事、生産性本部情報化推進国民会議委員などを務める。
1980 年より算命学13 代宗家・故髙尾義政文学博士の指導を受け東洋史観(帝王学)を研究。
著書に、『日本の変革「東洋史観」』(コンピュータ・エージ社)、『今こそ、東洋の知恵に学ぶ』(メトロポリタンプレス)、『情報価値経営』(生産性出版、監修)、『戦略的人材開発』(中央経済社、共著)などがある。

上記内容は本書刊行時のものです。