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睡眠の教科書
睡眠専門医が教える快眠メソッド
原書: Sleep Soundly Every Night, Feel Fantastic Every Day
- 出版社在庫情報
- 在庫あり
- 初版年月日
- 2017年4月
- 書店発売日
- 2017年4月5日
- 登録日
- 2017年3月3日
- 最終更新日
- 2017年4月7日
紹介
睡眠で人生は変わる!
睡眠障害の治療に30年以上携わってきたアメリカの睡眠医学の第一人者が、さまざまな睡眠障害の最新情報と治療法をわかりやすく紹介!
あなたの睡眠のお悩みを解決!
睡眠障害を持った人は、アメリカで5,000~7,000万人。日本でも5人に1人に睡眠障害があると言われています。睡眠障害を改善し、睡眠の質を上げることで、身体の健康・思考スキルや頭脳の冴え・楽観主義の維持に効果があります。
医療従事者や睡眠医学をこれから勉強しようという人のテキストにも最適!
代表的な睡眠障害である★むずむず脚症候群★不眠症★概日リズム睡眠障害★睡眠時無呼吸★夢遊症★レム睡眠行動障害★PTSDに伴う睡眠の乱れ★睡眠障害とADHDなどの症状や治療法についてのアドバイスが載っているので、睡眠に悩む多くの人の疑問を解決する一冊。
睡眠についての「セルフチェック」や巻末には「睡眠についてのよくある質問Q&A」があるので、自分の睡眠状態について知ることができる。
睡眠不足による身体への影響
★注意力や集中力の低下★代謝や食欲の低下★体温の上昇★免疫機能の不全★幻覚★脳の活力減少やうつ病や不安症などを引き起こすことがあります。
この本では、次のようないろいろな睡眠障害(内容の一部)をわかりやすく解説しています。
▼ むずむず脚症候群(RLS)――夜に脚を動かしたい衝動にかられる。
▼ 不眠症――ぐっすり眠れない、またはすぐに目が覚めてしまう。
▼ 概日リズム睡眠障害――旅行や交代勤務により、身体内時計がずれてしまう。
▼ 睡眠時無呼吸――睡眠中に呼吸が停止する、または浅くなる、または不規則になる。
▼ レム睡眠行動障害(RSBD)――睡眠時には弛(し)緩(かん)して動かないはずの筋肉が動いて、夢を行動で表わしてしまう。
▼心的外傷後ストレス障害(PTSD)――大きなショックを受けるようなことを身体験した、または状況にさらされたことによる不安障害。睡眠障害とPTSDは、共通する症状があり、互いに影響しあう。
▼注意欠陥多動性障害(ADHD)――ADHDと、それに関連する睡眠障害は似たような症状となって現われるため、ADHDが見逃されがちになる、また、睡眠問題だけが解決されてADHDが放置される危険性がある。
【目次】より
日本の読者のみなさんへ
はじめに――一緒に健康を目指そう
序章――睡眠問題の根本をつきとめる
Part1 ぐっすり眠って最高の人生を手に入れる
1.健康にとっていちばん大切なこと
2.質のよい睡眠をとるには
Part2 さまざまな睡眠障害
3.むずむず脚症候群
4.不眠症
5.概日リズム睡眠障害
6.睡眠時無呼吸
Part3 睡眠時随伴症
7.睡眠時遊行症と夜驚症
8.セクソムニア
9.夜食症
10.レム睡眠行動障害
Part4 睡眠障害と健康問題
11.PTSDに伴う睡眠の乱れ
12.睡眠障害とADHD
おわりに――ぐっすり眠るために
《付録》よりよい睡眠のために
《Q&A》睡眠についてのよくある質問
目次
日本の読者のみなさんへ
はじめに――一緒に健康を目指そう
序章――睡眠問題の根本をつきとめる
Part1 ぐっすり眠って最高の人生を手に入れる
1.健康にとっていちばん大切なこと
2.質のよい睡眠をとるには
Part2 さまざまな睡眠障害
3.むずむず脚症候群
4.不眠症
5.概日リズム睡眠障害
6.睡眠時無呼吸
Part3 睡眠時随伴症
7.睡眠時遊行症と夜驚症
8.セクソムニア
9.夜食症
10.レム睡眠行動障害
Part4 睡眠障害と健康問題
11.PTSDに伴う睡眠の乱れ
12.睡眠障害とADHD
おわりに――ぐっすり眠るために
《付録》よりよい睡眠のために
《Q&A》睡眠についてのよくある質問
前書きなど
日本の読者のみなさんへ
私はこれまで30年間、睡眠障害の治療に携わってきました。その経験を生かして、さまざまな睡眠障害に関する最新情報と治療法を、みなさんにわかりやすくお伝えしようと思いたちました。本書は一般向けですが、医療の専門家や睡眠医学をこれから勉強しようという人のテキストにもなると思います。
私のキャリアは、シカゴにある医学大学院の准教授から始まりました。医学の教育現場で数年過ごしたのち、個人医院を開業しました。教育に対する情熱が消えたことはありません。というより、その情熱があったからこそ、この本を書きたいと思ったのです。
あちこちで、たくさんの人から睡眠に関する質問を受けます。年代や性別や民族に関係なく、睡眠は身近な関心事なのでしょう。多くの人が、睡眠がとても大切なものであることに、また、精神と肉体の健康に深くかかわっていることに気づいていないようです。例えば、睡眠を、楽しい時間を奪うだけの無駄な時間とみなしている人が多いことに驚きます。そういう人たちは、睡眠時間をできるだけ削ろうとします。そして睡魔とたたかい、やがて、大半の人が睡眠不足のせいで身体をこわしてしまいます。
睡眠不足は、さまざまな方面に悪影響を及ぼします。睡眠不足が注意力や集中力の低下をまねくため、自動車事故を起こしたり仕事を失ったり、うつ病や不安症を引き起こすこともあります。10代の青少年においては、睡眠不足は、うつ病だけでなく自殺の増加とのつながりも見られます。
この本を読めば、あなた自身やお子さんの睡眠問題を見つけ、解決できるかもしれません。よければ、主治医や健康管理のプロに、こういう情報があることを教えてあげてください。この本から、必要な睡眠をとるための知識が得られるかもしれません。
私の使命は、睡眠と睡眠障害についての認識を高めることだと思っています。正確な情報を手にすることは、健康向上のための手段を手にすることです。この本を読み終えたあと、みなさんの知識は確実に増えているでしょう。
2016年11月
医学博士 ロバート・ローゼンバーグ
上記内容は本書刊行時のものです。