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偉大な組織の最小抵抗経路 ロバート・フリッツ(著/文) - Evolving
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偉大な組織の最小抵抗経路 リーダーのための組織デザイン法則
原書: The Path of Least Resistance for Managers

発行:Evolving
A5判
352ページ
並製
価格 2,500円+税
ISBN
978-4-908148-19-4
Cコード
C0034
一般 単行本 経営
出版社在庫情報
在庫あり
初版年月日
2019年9月15日
書店発売日
登録日
2019年8月19日
最終更新日
2019年9月15日
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紹介

前進するか、揺り戻すか“構造"が組織の運命を決める
組織を甦らせ、志と価値を実現する普遍の原理

【序文 ピーター・センゲ(『学習する組織』著者 )より】
“私が最初にロバートと仕事をともにするようになって20年以上が経つ。
以来、ずっと変わりなくロバートは友人であり、私のメンターであり続けた。複雑なテーマを解き明かし、単純明快な原理で効果的なアクションに導くロバートの手際にはいつも驚かされる。
しかし、ロバートの単純明快さはしばしば誤解されやすい。物事を矮小化する単純さではなく、物事を浮かび上がらせる非凡な単純化なのだ。
つまらないアイデアを複雑にしてみせる安直なビジネス書やマネジメント手法が流行する昨今、幅広い生の現場体験に裏打ちされた深い洞察を見事なほどシンプルに提示してくれるものは滅多にない。"

【改訂版によせて ロバート・フリッツより】
“企業の長期的パターンを観察することができるようになればなるほど、否定しがたい事実が明らかになる。それは、根底にある構造を変えなければ、どんな変革の努力も結局は水の泡となり、元のパターンに逆戻りしてしまうということだ。
これは決定的な洞察である。根底にある構造が働いていることを知らなければ、企業はいつまで経っても「最新の経営手法」「流行の変革手法」などに引っかかり、破壊的な揺り戻しパターンを繰り返し、屍の山を築くことになる。
これが現実生活で意味するのは、善意と知性とプロ意識を持った才能ある立派な人たちが、構造に抗って勝つ見込みのない闘いを繰り広げているということである。前進したと思えば後退し、進歩は台無しになる。成功が、想定外の問題に化け、集団の力や勤勉さ、組織の精神はことごとくくじかれる。
エドワーズ・デミング博士はもっと辛辣な言い方をしている。「組織が私たちを殺している」と。会社で何年も何年も一生懸命仕事をした挙げ句、長期的には全て水泡に帰すのを目撃するあなたは、実存的な精神の危機に瀕することになる。"


【訳者あとがき 人と組織のパワーを解き放つ(『組織の「当たり前」を変える』著者 田村 洋一)より】
“2002年にアメリカのバーモント州でロバート・フリッツ夫妻に出会い、本格的なトレーニングを受けた私は、折しもその年の後半に独立起業した。以来、多くの企業と組織人をクライアントとして、リーダーシップ開発や組織開発に注力してきた。そして大小さまざまな企業の課題や挑戦に触れるたびに、ロバートの慧眼に感服するほかなかった。組織で遭遇する状況は千差万別で、毎回固有のリスクや機会を含んでいる。ところがロバートが本書で詳しく解説している構造力学で解明できない事象はまるで存在しないのだ。
私が経営現場でお会いする組織人たちは優秀で意欲的で才能や洞察に恵まれている。にもかかわらず、彼らの多くは葛藤構造に行く手を阻まれ、悪戦苦闘している。そして彼らがひとたび創り出す方法を習得すれば、今までの苦労が嘘のように新しい可能性が生まれ、本来の力を発揮することができるようになる。"

目次

序文 ピーター・センゲ
改訂版によせて
プロローグ
第1部 前進への道
第1章 組織の構造 成功や失敗に至る道
第2章 緊張構造 緊張が成功の鍵
第3章 緊張構造チャートを描く 組織をデザインする鍵
第4章 テレスコーピング カウンターポイントを創り出す
第5章 チェックリスト チャートを精緻化する
第2部 揺り戻しの道
第6章 葛藤構造 なぜ組織が揺り戻すのか
第7章 問題解決にまつわる問題
第8章 華麗なる組織の葛藤構造
第9章 葛藤構造の扱い方 構造をリデザインする鍵
第3部 組織をデザインする
第10章 組織の目的 何が組織をひとつにするのか
第11章 ビジネス戦略 目的への最小抵抗経路
第12章 フレーム リアリティを見るベストな方法
第13章 真のビジョンを創り出す
第14章 共有緊張構造
第15章 偉大なる組織 緊張構造の上に築く
第16章 ニューリーン
第17章 リーダーシップの構造力学
エピローグ
追記 ふたつの誤解を解く
訳者あとがき 人と組織のパワーを解き放つ
用語集

著者プロフィール

ロバート・フリッツ  (ロバート・フリッツ)  (著/文

ロバート・フリッツ・インク社の創立者。ロバート・フリッツは、30年以上にわたる研究を通じて構造力学を発展させてきた。創り出すプロセスの領域から始まった取り組みは、やがて組織、ビジネス、マネジメントの領域へと広がった。ピーター・センゲ、チャーリー・キーファー、デイヴィッド・ピーター・ストローとともに、イノベーション・アソシエイツ社の共同創立者でもある。1970年代半ばに、創り出すプロセスを個人の生産性向上のために役立てるトレーニングコースを開始。これまでにフリッツのコースを受講した人は、世界中で8万人を超えている。構造がいかに人間の行動に影響を及ぼすのかについて記した最初の著書『The Path of Least Resistance』(未邦訳)は世界的ベストセラーとなった。邦訳書にはウェイン・S・アンダーセンとの共著『自意識(アイデンティティ)と創り出す思考』(Evolving)、ブルース・ボダケンとの共著『最強リーダーシップの法則――正確に原因を知れば、組織は強くなる』(徳間書店)がある。コンサルタントとしても多くの組織が構造思考を実践できるように支援しており、顧客企業はフォーチュン500の企業から多数の中規模企業、政府団体や非営利組織にまで及ぶ。フリッツは映像作家でもある。監督として、また脚本家として、映画やドキュメンタリー、ショートドラマを製作しており、その映像作品は世界各地の映画祭でこれまでに90以上の賞を受けている。

関連リンク

上記内容は本書刊行時のものです。