著者プロフィール
琴仙姫
(クムソニ) (著/文 | 編集)
琴仙姫(クム・ソニ)
東京都生まれ。アーティスト。2005年カリフォルニア芸術大学 (Cal Arts)修士課程修了。2011年東京藝術大学先端芸術表現領域博士課程修了。2016年ポーラ美術振興財団在外研修員としてロンドンにて研修。apexart(ニューヨーク、2012)、Pump House Gallery(ロンドン、2012)、釜山ビエンナーレ(釜山、2014)、MEINBLAU project space(ベルリン、2017)などで展示。2019年度川村文化芸術振興財団「ソーシャリー・エンゲイジド・アート支援助成」を受け「朝露」プロジェクトを推進。2023年アメリカ・コーネル大学THE HERBERT F. JOHNSON MUSEUM OF ARTにて「朝露」プロジェクトの特別展開催予定。
www.sonikum.com
竹川宣彰
(タケカワノブアキ) (著/文)
竹川宣彰
1977年東京都生まれ。平面、立体、インスタレーションなど多岐にわたる表現方法で、独自のセンスとユーモアに富んだ作品を制作。国内外で数多くの展覧会に参加しながら、デモなどの路上の活動にも加わり、社会・歴史と個人の関係を常に問い直している。近年参加した展覧会は「理由なき反抗 」(ワタリウム美術館、2018)、ウラジオストクビエンナーレ(2017)、シンガポールビエンナーレ(2016)、あいちトリエンナーレ(2016)など。
takekawanobuaki.com
山本浩貴
(ヤマモトヒロキ) (著/文)
山本浩貴
1986年千葉県生まれ。文化研究者、アーティスト。一橋大学社会学部卒業後、ロンドン芸術大学にて修士号・博士号取得。2013~2018年、ロンドン芸術大学トランスナショナルアート研究センター博士研究員。韓国・光州のアジアカルチャーセンター研究員、香港理工大学ポストドクトラルフェロー、東京藝術大学大学院国際芸術創造研究科助教を経て、2021年より金沢美術工芸大学美術工芸学部美術科芸術学専攻講師。単著に『現代美術史 欧米、日本、トランスナショナル』(中央公論新社、2019)、『ポスト人新世の芸術』(美術出版社、2022)、共著に『トランスナショナルなアジアにおけるメディアと文化 発散と収束』(ラトガース大学出版、2020年)、『レイシズムを考える』(共和国、2021)、『東アジアのソーシャリー・エンゲージド・パブリック・アート 活動する空間、場所、コミュニティ』(ベーノン・プレス、2022)、『新しいエコロジーとアート まごつき期」としての人新世』など。
高川和也
(タカカワカズヤ) (著/文)
高川和也
1986年熊本県生まれ。2012年東京藝術大学大学院美術研究科絵画専攻修了。近年は、精神分析や心理学を参照にしながらビデオドキュメントやインタビューを制作。主な展覧会に「MOTアニュアル2022 私の正しさは誰かの悲しみあるいは憎しみ」(東京都現代美術館、2022)、「ソーシャリー・エンゲイジド・アート展:社会を動かすアートの新潮流」(3331 Arts Chiyoda、2017)、「大京都」(Re-Search、京都、2017)、「ASK THE SELF」(Tokyo Arts and SPACE、2016) 等がある。
毛利嘉孝
(モウリヨシタカ) (著/文)
毛利嘉孝
毛利嘉孝
社会学者。1963年生まれ。専門は文化研究/メディア研究。東京藝術大学大学院国際芸術創造研究科教授。ロンドン大学ゴールドスミスカレッジPh.D.(Sociology)。九州大学大学院比較社会文化研究科助教授等を経て現職。特に現代美術や音楽、メディアなど現代文化と都市空間の編成や社会運動をテーマに批評活動を行う。主著に『バンクシー』(光文社新書、2019)、『増補 ポピュラー音楽と資本主義』(せりか書房、2012)、『ストリートの思想』(NHK出版、2009)、『文化=政治』(月曜社、2003)、編著に『アフターミュージッキング』(東京藝術大学出版会、2017)等。
岡田有美子
(オカダユミコ) (著/文)
岡田有美子
1982年生まれ。2005年から2009年まで前島アートセンター事務局。2011年から2012年まで文化庁新進芸術家海外研修生として、キューバ滞在。以後、フリーランスとして沖縄、キューバを中心に島にまつわる現代美術に関する研究や展覧会の企画を行っている。主な仕事に「insularidad-島国であることーアベル・バロッソとサンドラ・ラモス」(キャンプタルガニー、2013)、「海の庭 山城知佳子とサンドラ・ラモス」(表参道画廊、2017)、「近くへの遠回りー日本・キューバ現代美術展」(ハバナ・ウィフレドラムセンター/青山スパイラルガーデン、2018)。2018年より鳥取在住。
近藤健一
(コンドウケンイチ) (著/文)
近藤健一
1969年生まれ。森美術館シニア・キュレーター。ロンドン大学ゴールドスミス校美術史修士課程修了。2003年より森美術館勤務。同館での企画・共同企画に、「英国美術の現在史:ターナー賞の歩み展」(2008)、「六本木クロッシング2010展」(2010)、「アラブ・エクスプレス展」(2012)、「カタストロフと美術のちから展」(2018)、「未来と芸術展」(2019)、「六本木クロッシング2022展」、小泉明郎(2009)、山城知佳子(2012)、アンディ・ウォーホル(2014)、Chim↑Pom(2022)の個展。2014年から15年にはベルリン国立博物館群ハンブルガー・バーンホフ現代美術館客員研究員を務める。
松村美穂
(マツムラミホ) (著/文)
松村美穂
一橋大学大学院社会学研究科博士後期課程単位取得退学。研究関心は、戦争と人の移動、トラウマと創造性、セクシュアリティとジェンダーなど。主な著作に、「帰還兵と、生きのびること:イラク戦争の帰還兵の証言集会から」(『臨床心理学』増刊第12号、2020)、「アートと移動の関係についての一考察:アートイベントへの参加の経験をふり返って」(『理論と動態』第9号、2016)など。
鄭暎惠
(チョンヨンヘ) (著/文)
鄭暎惠
1960年東京都荒川区東日暮里生まれ。社会学者。2017年に大学教員を早期退職。現在、MacEwan大学(カナダ・エドモントン)にて在学中(Indigenous Studies, Medical Anthropology)。「ホットラインちゃめ」(2004年から2011年)、「性暴力禁止法をつくろうネットワーク」設立時共同代表。著書『私という旅』(青土社、1999)。『〈民が世〉斉唱』(岩波書店、2003)。
島貫泰介
(シマヌキタイスケ) (著/文)
島貫泰介
1980年生まれ。美術ライター/編集者。2005年武蔵野美術大学映像学科卒業。別府、京都、東京を移動する多拠点生活を続けながら、美術やポップカルチャーに関する執筆・編集・企画を行っている。2022年の主な仕事に「小さな温泉芸術祭 湯の上FOREVER!」「三枝愛 庭のほつれ|なばに祈る」(ともに別府市内)のキュレーション。
レベッカ・ジェニスン
(レベッカジェニスン) (著/文)
レベッカ・ジェニスン
1949年アメリカ生まれ。京都精華大学人文学部教授。近代・現代文学/芸術をジェンダーの視点から研究中。現代アートと「ディアスポラ」、パフォーマンス・アートとフェミニズム論、現代のビジュアルカル・カルチャー、文芸表現と安全に暮らせる社会作りに興味を持っている。日本で活躍している女性アーティストの作品翻訳紹介を国内外で発表。主な著書に「表現する女たち:私を生きるために私は創造する」(共編、第三書館、2009)、『残傷の音―「アジア・政治・アート」の未来へ』(共著、岩波書店、2009)等がある。
笹山大志
(ササヤマタイシ) (著/文)
笹山大志
1994年生まれ。朝日新聞社会部記者。2014年韓国留学、2017年立命館大学卒業後に朝日新聞社入社。水戸・神戸総局に勤務後、2021年に政治部の首相官邸担当。菅政権・岸田政権で総理番や孤独・孤立対策担当大臣の番記者などを務める。20222年10月に社会部に異動し、統一教会問題を担当。
崔敬華
(チェキョンハ) (著/文)
崔敬華
1977年兵庫県生まれ。東京都現代美術館学芸員。ロンドン大学ゴールドスミス・カレッジにて修士号(美術史・美術理論)を取得後、マルメ・アート・アカデミーにてクリティカル・スタディーズ(Post MA)を修了。インディペンデント・キュレーターを経て現職。主な展覧会は「MOTアニュアル2021 海、リビングルーム、頭蓋骨」(東京都現代美術館、2021)、「もつれるものたち」(共同企画、東京都現代美術館、2020)、「他人の時間」(共同企画、東京都現代美術館ほか巡回、2015―2016)、「ウェンデリン・ファン・オルデンボルフ 柔らかな舞台」展(東京都現代美術館、2022―2023) など。
李静和
(リジョンファ) (著/文)
李静和
韓国済州島生まれ。1988年来日。成蹊大学法学部教授。主な著書は『つぶやきの政治思想―求められるまなざし・かなしみへの、そして秘められたものへの』(青土社、1998)、『求めの政治学―言葉・這い舞う島』(岩波書店、2004年)、『残傷の音―「アジア・政治・アート」の未来へ』(編者、岩波書店、2009)。