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台湾へ行こう! 藤田賀久(著) - えにし書房
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台湾へ行こう! (タイワンヘイコウ) 見えてくる日本と見えなかった台湾 (ミエテクルニホントミエナカッタタイワン)

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発行:えにし書房
A5判
並製
価格 2,200円+税
ISBN
978-4-908073-57-1   COPY
ISBN 13
9784908073571   COPY
ISBN 10h
4-908073-57-0   COPY
ISBN 10
4908073570   COPY
出版者記号
908073   COPY
Cコード
C0022  
0:一般 0:単行本 22:外国歴史
出版社在庫情報
在庫あり
初版年月日
2018年10月31日
書店発売日
登録日
2018年7月2日
最終更新日
2024年2月15日
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紹介

日本を再発見し、真の台湾に出会う知的旅行のスタディー・ツアーガイド。
台湾のいたるところに「日本」がある。また、日本からは見えない台湾がある。
日本統治時代の歴史を踏まえながら、変貌する台湾のダイナミズムを感じ、新たな気づきと知見を得るためのガイドブック。
――本書は台湾リピーターや教育機関のスタディツアー企画担当者との「台湾の社会や歴史を一歩踏み込んで考えるための手引きがないだろうか」という議論から生まれました。 
今、台湾各地では、市民団体や自治体が積極的に郷土の歴史を探究しています。本書は、こうした台湾人と並走しながら執筆を重ねました。――

目次

台北の官庁街
西本願寺広場
剝皮寮
自来水博物館
圓山水神社
国立台湾大学と磯永吉小屋
四四南村
二二八事件
景美人権文化園区
両蒋文化園区
桃園神社(寄稿・大谷優介)
黒蝙蝠中隊文物陳列館
台中の街
宝覚禅寺
嘉義の街
国家広播文物館
烏山頭ダムと嘉南大圳
台南の街
ゼーランディア城と安平の街
湯徳章記念公園と湯徳章
高雄の街
哈瑪星
戦争と平和記念公園主題館
柯旗化故居
金門島

【コラム】
老房子文化運動
台北に残る日本寺院
眷村(軍人村)を訪ねよう 
台湾に残る神社の足跡(寄稿・大谷優介)
台湾と台湾人が主人公の歴史
武徳殿
鉄道から見えてくる台湾の歴史と素顔(寄稿・平賀匡)
湯けむりがつなぐ台湾と日本(寄稿・大谷優介)
北投・陽明山の歴史散歩(寄稿・大谷優介)

前書きなど

はじめに――もう一歩、台湾に踏み込むために
 台湾は日本から近くて渡航費も手ごろ、海外なのにどこか懐かしく、夜市は美味しく、人々は優しく親切、治安も良好で、日本人に人気の旅行先です。
台湾に魅了され、リピーターとなった人もたくさんいます。
 ビジネスや文化面でも日本と台湾は深く結びついています。高校や大学も台湾へのスタディツアーを積極的に展開し、現地の学校や施設を訪問して交流を重ねています。こうした日台関係の密度の濃さを反映して、台湾に関するガイドブックも多く出版されています。これらと比べると、本書はかなり硬派なガイドブックに仕上がったと思います。
 本書は、台湾リピーターや教育機関のスタディツアー企画担当者との議論から生まれました。わずかでも事前知識があれば、街角を歩いているとき見える景色が違ってきます。たとえば、台湾の至る所に残る「過去の日本」に気づけば、日本と台湾の深い結びつきに足を止めたくなります。このように、台湾の社会や歴史を一歩踏み込んで考えるための手引きがないだろうか。こうした要望に応えようとした結果が本書です。
 今、台湾各地では、市民団体や自治体が積極的に郷土の歴史を探究しています。戒厳令解除や民主化の進展によって、台湾人は自らの過去を問い、台湾とは何かを考えているのです。本書は、こうした台湾人と並走しながら執筆を重ねました。
 もっとも、東海岸や原住民など、台湾を考える上で重要なテーマであるにもかかわらず、紙面の都合から割愛せざるを得ない記事が多くありました。こうした点は、いずれ「もっと踏み込む台湾」として紹介したいと考えています。

著者プロフィール

藤田賀久  (フジタ ノリヒサ)  (

1973年神戸市生まれ。
学歴:上智大学外国語学部ポルトガル語学科卒業、The George Washington University 修士課程修了(M.A., East Asian Studies, Elliott School of International Affairs)、上智大学大学院グローバル・スタディーズ研究科国際関係論専攻博士後期課程満期退学。
経歴:日中貿易商社、(公財)東京財団研究事業部、国会議員政策担当秘書、(一財)日本総合研究所理事長室付研究員、上智大学非常勤講師等を経て、現在は多摩大学・文教大学非常勤講師、慶熙大学校附設国際地域研究院日本学研究所客員研究員、日本国際文化学会幹事。オフィス・クロスポイント主宰。
研究関心領域は東アジア近現代史、国際関係論。主要著書に「『中国人の心』を巡る国際競争―近代日本の対華文化・宗教進出」(『中国21』第31号、2009年)など。

上記内容は本書刊行時のものです。