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入浴検定公式テキスト 早坂 信哉(著) - 日本入浴協会
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入浴検定公式テキスト (ニュウヨクケンテイコウシキテキスト) お風呂の正しい入り方 (オフロノタダシイハイリカタ)

スポーツ・健康
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A5判
276ページ
価格 2,000円+税
ISBN
978-4-908064-01-2   COPY
ISBN 13
9784908064012   COPY
ISBN 10h
4-908064-01-6   COPY
ISBN 10
4908064016   COPY
出版者記号
908064   COPY
Cコード
C2039  
2:実用 0:単行本 39:民族・風習
出版社在庫情報
不明
書店発売日
登録日
2017年5月26日
最終更新日
2017年6月29日
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紹介

入浴、予防医学の専門家による「入浴」について、健康・美容・予防医学・スキンケア・ダイエット・泉質・文化歴史の面から、身近な習慣である「お風呂の正しい知識」を解説いたします。温かいお湯が入った浴槽に毎日のように浸かる習慣を持つ国は、世界で日本だけです。一生で約3万回、合計約1万時間も入浴し、産湯から死後の湯灌まで、日本人の人生はお風呂で始まりお風呂に終わります。誰もが毎日行う生活習慣であり、そして温熱や水圧などのお風呂の作用は、食事・運動・睡眠と並んで心身に素晴らしいメリットをもたらす反面、高齢者を中心に事故も多発しています。このような状況を踏まえ、「健康・美容・安全面、そして世界に誇れる日本の文化である入浴」について学び活用していくのが「入浴検定」です。健康、美容、ダイエットに興味がある方、仕事・職場にお風呂の知識を活かしたい方におすすめの検定です。「お風呂好き」の方に、読み物としてもおすすめできる1冊です。

目次

まえがき

検定対策チェックポイント

第0章 お風呂と「日本人」
* 日本人の幸せをつくる宝の習慣「お風呂」
* 日本人の心身の健康維持はお風呂が担ってきた
* お風呂の7大作用

第1章 お風呂と「健康・美容」の基本
* 日本の長寿世界一の秘密はお風呂効果?
* たったの10分で体温が1度上がる方法
* 血液は人の命に必要なものをすべて運んでいる
* お風呂が血流を上げるメカニズム
* 血流が上がればほとんどのことは解決する
* 健康・美容達人になるには自律神経の知識を会得せよ
* たった1℃を境にガラリと変わる
* 高齢者と子供とお風呂
コラム 退院後、家族でできる赤ちゃんの沐浴法

第2章 お風呂と「予防医学」
* 人が「疲れる」メカニズム
* 疲労回復の効率を上げる入浴法
* お風呂と肩こり、腰痛、頭痛
* お風呂の入り方によっては悪化する頭痛もある?
* 花粉症にお風呂が効く!
* アトピーは洗い過ぎず、熱過ぎず
* 睡眠と入浴のメカニズム、意外な3つのポイント
* お風呂と風邪
* 入浴に関する死亡事故の予防と対策
入浴に関する死亡事故を防ぐ十か条
コラム 日本のお風呂のルーツ、アジア伝統医療における入浴療法

第3章 お風呂と「スキンケア」の基本
* スキンケアはお風呂の原点
* 皮膚の基本構造とは
* 「お風呂スキンケア」=「表皮のケア」
* 美肌の3大要素とお風呂
* 間違った入浴法はかえってお肌のうるおいを失わせる
* 古い時代の日本の石鹸は「和ハーブ」から
* 石鹸の使い方を誤ると、かえって皮膚が荒れる原因に
* 現代における石鹸・シャンプーとの「正しい付き合い方」
入浴スキンケア八か条
コラム うるおいキープの鍵は入浴にあった!お風呂上がりのスキンケア

第4章 お風呂と「ダイエット&ボディメイク」
* 「太る(肥満)システム」は、実はたったの一つしか無い
* 「インスリン・システム」をお風呂でコントロールしてダイエットする方法
* 「痩せるシステム」と、お風呂前後の体重の増減の真実
* 「半身浴」と「全身浴」、どちらがダイエットにいいの?
(「体重が減ること=体脂肪が減ること」とは限らない)
* 即効性はないが、お風呂はダイエットに優秀なコンテンツ
* 「むくみ」が消えるお風呂の静水圧作用
* 運動における組織回復・成長とお風呂
* 運動療法やトレーニングへの活用
* お風呂と血流と女性ホルモン

第5章 泉質
* 「日本の水道水」の身体への影響
*「一番風呂も身体に良い」に変える方法
* 温泉とは?
* 温泉が効く「しくみ」
* 温泉のなかのエリート「療養泉」と成分
* 生活に採り入れやすい薬湯(植物湯)
* 薬湯の効能と種類
* 入浴剤のルーツと歴史
* 入浴剤の目的・成分は実はバリエーション豊か
入浴剤の一覧表
コラム かつては日本と同じ入浴習慣があったヨーロッパの温泉事情

第6章 風呂の「歴史」
* 「入浴大国」を生み出した地理環境
* 「風呂」の語源と「湯」
* 湯の語源は、禊が目的の「ゆあみ」から
* 温泉は現在の温浴スタイルのルーツ
* 仏教と温室経
* 天皇のバスタブと毎朝の入浴儀式
* 施浴の広まり
* 石風呂、伊勢風呂、釜風呂、石焼き風呂
* 銭湯の始まり
* 銭湯が無かった江戸で急激な成長を遂げる
* 湯女風呂と混浴
* 戸棚風呂から現代入浴スタイルの元祖に
* 事業用のインスタント銭湯「据え風呂」と「五右衛門風呂」
* 銭湯と農村の共同風呂から現代の「家風呂へ」

日本入浴協会について

模擬試験

著者プロフィール

早坂 信哉  (ハヤサカ シンヤ)  (

早坂 信哉1968 年生まれ。自治医科大学医学部卒業。自治医科大学大学院医学研究科修了。現在、東京都市大学人間科学部教授、日本入浴協会理事、(一財)日本健康開発財団温泉医科学研究所所長。博士(医学)、温泉療法専門医。生活習慣の入浴を医学的に研究する第一人者。そのユニークな研究が注目を集め、「世界一受けたい授業」「ソレダメ!」など、テレビ出演多数。著書に「たった1℃が体を変える ほんとうに健康になる入浴法」(KADOKAWA)。

古谷 暢基  (フルヤ マサキ)  (

古谷 暢基1967 年生まれ。現在、日本入浴協会理事、日本ダイエット健康協会代表理事、日本ルーシーダットン普及連盟代表、(一社)和ハーブ協会理事長、(株)ルーシーダットン代表取締役、総合格闘技クロスワンジム会長。博士(医学)、健康・美容・医療プロデューサー。「健康・医療に関する正しい意識と知識の啓発」を人生の使命とし専門家と市民の間に立つメッセンジャーとして全国を飛び回る。「はなまるマーケット」「王様のブランチ」など、テレビ出演多数。著書・監修に「カルボナーラとペペロンチーノどっちが痩せる?」(角川春樹事務所)、「和ハーブにほんのたからもの」(コスモの本)など。

上記内容は本書刊行時のものです。