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SILVER MARKER 鈴木ヒラク(著/文) - HeHe
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SILVER MARKER (シルバーマーカー) Drawing as Excavating (ドローイングアズエクスカベーティング)

芸術
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発行:HeHe
A4変型判
縦285mm 横210mm
144ページ
定価 8,900円+税
ISBN
978-4-908062-30-8   COPY
ISBN 13
9784908062308   COPY
ISBN 10h
4-908062-30-7   COPY
ISBN 10
4908062307   COPY
出版者記号
908062   COPY
Cコード
C0071  
0:一般 0:単行本 71:絵画・彫刻
出版社在庫情報
不明
初版年月日
2020年1月24日
書店発売日
登録日
2019年12月13日
最終更新日
2019年12月13日
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紹介

発掘としてのドローイング― 10年の光の軌跡

「ドローイング」を絵と言葉の間にある線の「発掘」行為と捉え、多岐に渡る手法によってその可能性を拡張し続けている鈴木ヒラク。これまでに国内外の美術館での展覧会参加はもとより、大規模な壁画制作や、詩人/音楽家らとのパフォーマンスなど、様々な領域を横断しながら独自の世界を探求してきました。『SILVER MARKER』は、この活躍目覚ましいアーティストの10年間に渡るドローイングの軌跡を収めた渾身の作品集です。


2010年から2019年の間に、銀のマーカーとスプレーで描かれた平面作品や壁画から選りすぐられた200点以上の図版で構成された本書。シリーズ毎に選ばれた用紙がそれぞれ独立した小冊子となり、重厚感のあるコデックス装でまとめられ、ページをめくるごとに驚きをもたらします。シルバーインキを巧みに用いた印刷技術は、まさにシルバー(光の反射)とマーカー(印・痕跡)がページ上で光と闇を反転させるような効果を生み出し、銀河をも想起させる作品群はいくつもの表情を見せます。
また、考古学/文化人類学/美術の分野から寄稿された、鈴木ヒラクの発掘する線に共振するように紡がれたテキストが、「描く」と「書く」の間を新しく照らし出します。

執筆:サイモン・ケイナー(考古学者/セインズベリー日本藝術研究所総括役所長及び考古・文化遺産学センター長)、今福龍太(文化人類学者)、藪前知子(東京都現代美術館学芸員)、アニエスベー

*本体表紙(裏)に、1冊ずつ作家による線(痕跡)が刻み込まれた特別仕様となります。

著者プロフィール

鈴木ヒラク  (スズキヒラク)  (著/文

1978年生まれ。アーティスト。2008年東京藝術大学大学院修了後、シドニー、サンパウロ、ロンドン、ニューヨーク、ベルリンなどの各地で滞在制作を行う。ドローイングと言語との関係性を主題に、平面・彫刻・映像・写真・パフォーマンスなどから、ドローイングの概念を拡張するような制作活動を展開している。
2016年より現代ドローイングの実践と研究のためのプラットフォーム「Drawing Tube」を主宰。これまで金沢21世紀美術館(2009年、石川)、森美術館(2010年、東京)、ヴロツワフ建築美術館(2015年、ポーランド)、銀川現代美術館(2016年、中国)、パリ日本文化会館(2015年、フランス)、アーツ前橋(2017年、群馬)、MOCO Panacée(2019年、フランス)、東京都現代美術館(2019–2020年、東京)など国内外の美術館で多数の展覧会に参加。著書に『GENGA』(2010年、河出書房新社)などがある。
www.hirakusuzuki.com

上記内容は本書刊行時のものです。