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心霊スポット考
現代における怪異譚の実態
発行:アーツアンドクラフツ
四六判
縦195mm
横134mm
厚さ28mm
重さ 514g
312ページ
価格
3,000円+税
- 初版年月日
- 2023年6月15日
- 書店発売日
- 2023年5月30日
- 登録日
- 2023年5月16日
- 最終更新日
- 2023年5月22日
書評掲載情報
2023-07-15 |
日本経済新聞
朝刊 評者: 東雅夫(アンソロジスト) |
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紹介
「恐るべき出来事」が呼び起こす場所と記憶の文化
「心霊スポット」という言葉が、雑誌・テレビのメディアに使用され始めたのは1990年代前半。その後、「神奈川ジェイソン村」「新潟ホワイトハウス」「八王子首なし地蔵」など、「恐るべき出来事」が語られる空間=訪れる場所としての「心霊スポット」は、インターネットの普及とともに隆盛を極めていく。本書では、「心霊スポット」という「語り」が成り立つ前史を概観し、テレビやネットで展開される実態を調査する。また、「将門塚」や「八王子城跡」など現代でも語りつがれる「心霊スポット」を検証する。
目次
はじめに
序章 場所と怪異の民俗学
第一部 心霊スポット考
第一章 心霊スポットとは何か
第二章 真相としての仮構
第三章 モノと感覚
第二部 心霊スポットの諸相
第一章 将門塚のこと―将門はどう祟るのか
第二章 八王子城跡のこと―怪異の変容
第三章 おむつ塚のこと―或いはたくさんのお菊
終章 誰がための心霊スポット
おわりに
参考文献
上記内容は本書刊行時のものです。