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万葉の紫と榛の発想
恋衣の系譜
完結
発行:アーツアンドクラフツ
A5判
縦210mm
横148mm
厚さ16mm
248ページ
価格
2,200円+税
- 初版年月日
- 2020年2月20日
- 書店発売日
- 2020年2月20日
- 登録日
- 2020年1月22日
- 最終更新日
- 2020年2月6日
紹介
万葉集に「紫」を読み込んだ17種の歌を考察し、その「紫」の歌がなぜ恋情発想をとるのか。著者はその歌のもとに、男女和合の饗宴〈薬狩り〉=成人戒をみる。また同じく万葉集に「榛(はり)」(はんのき)を読み込んだ歌である「近江遷都歌」のモデルに大和・三輪地方の古歌をみる。それはさらにさかのぼり、古事記・雄略記の「赤猪子伝承」にたどる。本書は、万葉集などの「色衣」の歌から、古代の民衆の習俗・神話を探る論考である。
目次
第一章 紫の発想
第二章 榛の発想
第三章 〈綜麻条の榛摺りの歌〉の位相―近江遷都歌の唱和
和歌・歌謡索引
上記内容は本書刊行時のものです。