版元ドットコム

探せる、使える、本の情報

文芸 新書 社会一般 資格・試験 ビジネス スポーツ・健康 趣味・実用 ゲーム 芸能・タレント テレビ・映画化 芸術 哲学・宗教 歴史・地理 社会科学 教育 自然科学 医学 工業・工学 コンピュータ 語学・辞事典 学参 児童図書 ヤングアダルト 全集 文庫 コミック文庫 コミックス(欠番扱) コミックス(雑誌扱) コミックス(書籍) コミックス(廉価版) ムック 雑誌 増刊 別冊
万葉の紫と榛の発想 畠山篤(著/文) - アーツアンドクラフツ
..
【利用不可】

万葉の紫と榛の発想 (マンヨウノムラサキトハリノハッソウ) 恋衣の系譜 (コイゴロモノケイフ) 完結

文芸
このエントリーをはてなブックマークに追加
A5判
縦210mm 横148mm 厚さ16mm
248ページ
価格 2,200円+税
ISBN
978-4-908028-46-5   COPY
ISBN 13
9784908028465   COPY
ISBN 10h
4-908028-46-X   COPY
ISBN 10
490802846X   COPY
出版者記号
908028   COPY
Cコード
C0090  
0:一般 0:単行本 90:文学総記
出版社在庫情報
不明
初版年月日
2020年2月20日
書店発売日
登録日
2020年1月22日
最終更新日
2020年2月6日
このエントリーをはてなブックマークに追加

紹介

万葉集に「紫」を読み込んだ17種の歌を考察し、その「紫」の歌がなぜ恋情発想をとるのか。著者はその歌のもとに、男女和合の饗宴〈薬狩り〉=成人戒をみる。また同じく万葉集に「榛(はり)」(はんのき)を読み込んだ歌である「近江遷都歌」のモデルに大和・三輪地方の古歌をみる。それはさらにさかのぼり、古事記・雄略記の「赤猪子伝承」にたどる。本書は、万葉集などの「色衣」の歌から、古代の民衆の習俗・神話を探る論考である。

目次

第一章 紫の発想
第二章 榛の発想
第三章 〈綜麻条の榛摺りの歌〉の位相―近江遷都歌の唱和
和歌・歌謡索引

著者プロフィール

畠山篤  (ハタケヤマアツシ)  (著/文

1946年、秋田県生まれ。国学院大学大学院文学研究科(日本文学専攻)博士課程満期退学。沖縄国際大学短大部国文科教授を経て、現在は弘前学院大学大学院文学研究科教授、同文学部教授。博士(民俗学)。著書に『沖縄の祭祀伝承の研究―儀礼・神歌・語り―』(瑞木書房、2006年)、『河内王朝の山海の政―枯野琴と国栖奏―』(白地社、2010年)、『能舞〈鐘巻〉の復原』(弘前学院出版会、2015年)、『岩木山の神と鬼』(北方新社、2016年)。

上記内容は本書刊行時のものです。