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IN/SECTS vol.18 特集 THE・不登校 インセクツ(編) - インセクツ
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IN/SECTS vol.18 特集 THE・不登校 (インセクツボリュームジュウハチトクシュウザフトウコウ) 18

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発行:インセクツ
A5判
縦210mm 横148mm 厚さ9mm
重さ 250g
132ページ
並製
価格 2,200 円+税   2,420 円(税込)
ISBN
978-4-907932-30-5   COPY
ISBN 13
9784907932305   COPY
ISBN 10h
4-907932-30-8   COPY
ISBN 10
4907932308   COPY
出版者記号
907932   COPY
Cコード
C0437  
0:一般 4:ムック・その他 37:教育
出版社在庫情報
不明
書店発売日
登録日
2025年4月8日
最終更新日
2025年4月26日
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紹介

文部科学省発表の「令和5年度 児童生徒の問題行動・不登校等生徒指導上の諸課題に関する調査結果の概要」によると不登校児童の総数は11年連続で増加、過去最多となっている。ちなみに、不登校とは、文部科学省の定義では"心理的、情緒的、身体的あるいは社会的要因・背景により、登校しないあるいはしたくともできない状況にあるために年間30日以上欠席した者のうち、病気や経済的な理由による者をのぞいたもの"となっている。 今号ではその年々増加の一途を辿っている不登校について考えてみた。 そのきっかけは、編集部の周辺でも不登校児童がいる家庭が増えているという話を聞いたからだ。商売人の子、会社員の子、ライターや写真家の子、フリーランスの両親の子、様々な状況の家庭で不登校児童がいる。それは自分たちが親になったことも大きく関係しているとは思うものの、社会問題としての認識もたかまっているように思う。かくいう小誌編集長の子も不登校だ。 とはいえ、実際に当事者になってみるまで、それがどのような状況なのかはわからない。つまり知らないことが多すぎるということも今回取り上げてみたいと思った理由でもある。当事者になって初めて知る悩みや思考に加えて、不登校というと何か後ろめたい、そんな気持ちにもなるだろう。実際に、不登校児童本人もそう思っているところが少なからずあるようだ。 そこで、学校に行かないということがそもそもどのようなことなのか、不登校は後ろめたいことなのか、みんなにとって学校とは? などの考えるきっかけになればと、不登校児童の親、不登校経験者、学校の先生、そして、不登校児童を中心にいろんな人たちと話してみた。 さて、みなさんにとって学校って? 不登校とはどういうことなのか、一緒に考えてみましょう。

目次

◯誰も通わなくなった学校 山本みなみ
◯子を認めることの大切さを改めて思う 近藤雄生
◯子どもたちの〝からだのボイコット〟沢木ラクダ
◯子どもの成長を見守れる場所を探す 松村貴樹
◯娘はいま、なにを考えているんだろう? 島田潤一郎
◯「あきちの学校」で起きたこと 矢萩多聞
◯屋久島の子どもたちの不登校事情 国本真治
◯小・中学生が使うTeen Slang
◯歌人・上坂あゆ美インタビュー
◯不登校から広がる短歌の世界
◯不登校生動画甲子園ってなんだ!
◯僕・私の大切なものスナップ
◯緊急誌上調査! 学校てなんなんやろう?アンケート
◯聞いてみよう! 不登校の家庭事情
◯キムチ部・太田尚樹さんの「おもろい」が肯定のまなざしになる
◯廃校になった母校を撮りに行ったら、不登校児童のための教育センター になっていた
◯居場所をつくる! 間論の活動 from 福島
◯不登校まったり日記
◯漫画 「山に行ってみたけどダメだった」
◯学校を考えるための映画100選
◯「教員として思うこと」今野ぽた
◯編集部・福永の私のパートナーの明るい不登校
◯Neshina room
コラム 星野郁馬/瀬尾まいこ/三田三郎
山下睦乃の한국에서의 어느날~a day in Korea 登校編~
◯Cover Interview rosie ball
◯岩井秀人 THE・不登校スペシャルインタビュー

版元から一言

知らない人には知るきっかけに、当事者には一助になれば。
みなさんの周りにもいるかもしれない不登校生。
生きづらさと行きづらさというのは、よく似ているのかもしれません。
たくさんの人に読んでもらって、ポジティブなアイデアを出し合えば、いい方向に向かうのではないかと思っています。

上記内容は本書刊行時のものです。