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舞台と客席の近接学 野村 亮太(著) - dZERO
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舞台と客席の近接学 (ブタイトキャクセキノキンセツガク) ライブを支配する距離の法則 (ライブヲシハイスルキョリノホウソク)

社会科学
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発行:dZERO
四六判
144ページ
並製
定価 1,800円+税
ISBN
978-4-907623-39-5   COPY
ISBN 13
9784907623395   COPY
ISBN 10h
4-907623-39-9   COPY
ISBN 10
4907623399   COPY
出版者記号
907623   COPY
Cコード
C3011  
3:専門 0:単行本 11:心理(学)
出版社在庫情報
在庫あり
初版年月日
2021年2月5日
書店発売日
登録日
2021年1月6日
最終更新日
2021年2月5日
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紹介

コロナ後の舞台芸術はどうなる?
ライブパフォーマンスは、
距離の法則に支配されている。
認知科学によって「舞台」と「客席」の意味を再定義し、
「客の盛り上がり」と「距離」の関係を検証。
次世代エンターテインメントの創出につなげる一考察。

目次

序 章:距離の法則による支配
第一章:舞台と客席との距離――境界はなぜ必要か
第二章:客と客との距離――伝播する集合的感情
第三章:劇場空間と感情同期――観客の盛り上がりは何で決まるか
終 章:新たな客席のあり方と劇場認知科学

前書きなど

私がいま劇場認知科学として進めているのは、いわばライブパフォーマンスの科学である。
「近接学」を提唱したエドワード・ホールは、異なる文化に生きる人々を「異なった感覚的世界に住んでおり、会話をする際に保たれる距離を設定するときすら、ほとんど同じ感覚を使っていない」と記述した。
この近接学の系譜を踏まえ、本書が取り扱うのは劇場における距離の問題である。
二〇二〇年三月以降、新型コロナウィルス感染症の影響により、多くの劇場で公演の延期・中止を余儀なくされた。
劇場が将来どのような形になっていくかは、まだ誰も知ることはできない。新たな劇場を創出する際に、舞台と客席の近接学は論拠になりうる。こうした模索を支援するのに本書が役立ってくれればうれしい。――「まえがき」より

著者プロフィール

野村 亮太  (ノムラ リョウタ)  (

認知科学者、数理生物学者、早稲田大学人間科学学術院准教授。
1981年、鹿児島県に生まれる。九州大学大学院で人間環境学府行動システムを専攻し、2008年、期間を短縮して修了。2018年、東京理科大学大学院工学研究科経営工学専攻修了。博士(心理学)、博士(工学)。2020年4月より早稲田大学人間科学学術院にて劇場認知科学ゼミを主宰。大学時代は落語研究会に所属し、研究者となってからは、認知科学の手法で落語を追究しつづけている。
著書に『プログラミング思考のレッスン』(集英社新書)、『やわらかな知性 認知科学が挑む落語の神秘』(dZERO)、共監訳に『ユーモア心理学ハンドブック』(ロッド・A・マーティン著、北大路書房)などがある。

上記内容は本書刊行時のものです。