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やわらかな知性 認知科学が挑む落語の神秘 野村 亮太(著) - dZERO
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やわらかな知性 認知科学が挑む落語の神秘

発行:dZERO
四六判
縦188mm 横128mm 厚さ15mm
256ページ
並製
価格 2,200円+税
ISBN
978-4-907623-29-6
Cコード
C0095
一般 単行本 日本文学、評論、随筆、その他
出版社在庫情報
在庫あり
初版年月日
2020年6月29日
書店発売日
登録日
2020年6月1日
最終更新日
2020年7月1日
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紹介

落語はなぜ、こんなに面白い?
落研出身の認知科学者は、
その答えを探すため、
前人未踏の研究分野に飛びこんだ。
  
落語を知らない「論文の査読者」を納得させた
独創的な仮説と実証実験。
名人の口演分析から見えてきた
メタ・コミュニケーション。
認知科学による落語研究、ここに誕生!

目次

序 章 認知科学はいかにして落語を捉えるか
第一章 巧妙な「状況モデル」と微細構造
第二章 「遊びのフレーム」とメタ・コミュニケーション
第三章 「まばたき同期」という糸口
第四章 「落語学」という企て
終 章 落語は誰がどのように研究してきたか

前書きなど

落語は、噺家と観客のあいだのコミュニケーションや観客の集団としての振る舞いなど、多種多様な要素が絡み合ってできあがっています。
認知科学は、知性の起源やメカニズムをさまざまな視点で解明しようとする分野です。心理学や脳科学、哲学などが流動的にそして多層的に関与しています。
認知科学の懐の深さは、落語の研究にうってつけです。
私は大学時代、落語研究会に所属し、落語の魅力に取りつかれました。
なぜ落語はこんなにも「面白い」のか。
認知科学を志してからもこの問いに対する答えを見つけようと、研究を続けてきました。
本書では、認知科学で捉えたことで見えてきた「落語の面白さ」の仕組みをご紹介し、落語における興味深い現象を「学問的な面白さ」という観点から述べていきます。――序章より

著者プロフィール

野村 亮太  (ノムラ リョウタ)  (

認知科学者、数理生物学者、早稲田大学人間科学学術院准教授。1981年、鹿児島県に生まれる。2008年、九州大学大学院で人間環境学府行動システムを専攻し、期間を短縮して修了。2018年、東京理科大学大学院工学研究科経営工学専攻修了。博士(心理学)、博士(工学)。2020年4月より早稲田大学人間学術院にて劇場認知科学教室を主宰。大学時代は落語研究会に所属し、研究者となってからは認知科学の手法で「落語とは何か」を追究しつづけている。
著書に『口下手な人は知らない話し方の極意――認知科学で「話術」を磨く』『プログラミング思考のレッスン――「私」を有能な演算装置にする』(いずれも集英社新書)、監訳に『ユーモア心理学ハンドブック』(ロッド・A・マーティン著、北大路書房)がある。

上記内容は本書刊行時のものです。