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法王フランシスコの「核なき世界」 津村 一史(著) - dZERO
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法王フランシスコの「核なき世界」 記者の心に刺さったメッセージ

発行:dZERO
四六判
220ページ
並製
価格 1,800円+税
ISBN
978-4-907623-28-9
Cコード
C0095
一般 単行本 日本文学、評論、随筆、その他
出版社在庫情報
在庫あり
初版年月日
2020年4月22日
書店発売日
登録日
2020年3月27日
最終更新日
2020年5月20日
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紹介

唯一の被爆国である日本においてさえも、
「核廃絶」に対する無関心と諦観が漂っている。
そのようななか、ローマ法王フランシスコは長崎と広島を訪れ、
核なき世界は「実現できる」と明言し、
「使用」のみならず「保有」をも明確に非難した。
法王はなぜいま訪日を強く望み、被爆地に足を運んだのか。
その背景と意味は何だったのか。
ローマ駐在の日本人記者が訪日を同行取材し、
法王発言をつぶさに読み解いた貴重な記録。

目次

第一章 訪日にかける意気込み
第二章 欧州中心主義からの脱却
第三章 長崎から発した「核なき世界は実現できる」
第四章 広島から発した「核兵器保有も倫理に反する」
第五章 原発、難民受け入れ、死刑制度
第六章 核兵器保有国へのインパクト
付 録 長崎・広島・東京での演説[全文]

前書きなど

世界に十三億人超の信者を抱えるカトリックの頂点に立つローマ法王の発信力は絶大だ。放っておいても、そのメッセージは世界に伝わっていく。仕事だから原稿は書くが、「声の大きな人の声」を報道することにそれほど深い意義はない。そんな気持ちをどこかで抱えていたように思う。
ところが法王は、声を出したくても出せない人、出したとしてもそれを世界に届けることができない人のための声に自分自身がなろうと考えていたのだ。本来ならば、われわれ記者こそが率先して果たすべき役割で、最優先にすべき任務のはずではないか。
世界を飛び回る法王の心に、このような思いがあったことを知り、私の意識も変わった。――「おわりに」より

著者プロフィール

津村 一史  (ツムラ タダシ)  (

共同通信社記者。1979年、鹿児島県に生まれる。東京大学法学部を卒業。2003年、共同通信社に入社し、宮崎支局などを経て本社政治部で鳩山由紀夫、菅直人両首相番を担当する。東日本大震災発生翌日の2011年3月12日、菅首相による東京電力福島第1原発視察に記者としてただ1人同行、全電源喪失が起きた原発で取材を行った。カイロ支局を経て、2015年から本社特別報道室。国際調査報道ジャーナリスト連合(ICIJ)の公式メンバーとしてタックスヘイブン(租税回避地)の実態を暴いたパナマ文書報道に参加。ICIJは2017年のピュリツァー賞を受賞した。同年からローマ支局長。著書に『総理を夢見る男 東国原英夫と地方の反乱』(共著、梧桐書院)、『中東特派員はシリアで何を見たか』(dZERO)がある。

上記内容は本書刊行時のものです。