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ファンクはつらいよ ジョージ・クリントン自伝
バーバーショップからマザーシップまで旅した男の回顧録
- 出版社在庫情報
- 在庫あり
- 初版年月日
- 2016年7月
- 書店発売日
- 2016年7月15日
- 登録日
- 2015年3月31日
- 最終更新日
- 2017年1月11日
紹介
初刷限定4色ウィッグ・リボン付!
The New Yorkerの編集者にして小説家のベン・グリーンマンとの共同執筆により、全米ベストセラーの自伝「Brothas Be, Yo Like George, Ain't That Funkin' Kinda Hard on You?」((おいジョージ、ファンクすんのもキツくねえか?)の翻訳版。
黒人音楽と20世紀ポップミュージックの、最大の功労者にして、ジャンルを越えた音楽性と人気の秘密。ジョージは何をしたのか?
「俺は楽器ができない。歌やアレンジだって、上手いわけではない。それでも、高所から全体像を眺めることができたため、飛行機を着陸させることができた」(本文より)
ジョージによって変換される前と後のアメリカ音楽業界について、多くの洞察を与える大著。ついに刊行!
<目次>
イントロ:さあ、ステージで勝負だ(一九七八年)
1 ザ・ボム
2 物音が聞こえたら、それは俺と仲間だ
3 夢中になって、抜け出せない
4 詮索好きの友人たちは、俺に何が起こったのかと問いただす
5 なんだか生のファンクっぽい音がするぞ
6 ファンキーなその心を開けば、君も飛べる
7 俺と踊りたいかい? 俺たちはコズミック・スロップを踊ってんだ
8 さあ皆、立ち上がって踊ろう
9 たくさんのリズムが蔓延してる
10 滑らかに歩き、腰を入れ踊り、マザーシップに乗り込めよ
11 シンドロームが起こったら、警戒を緩めるな
12 高すぎて、乗り越えることなどできない
13 少しも躊躇うことなく
14 俺の靴を履いて歩くことはできるだろうが、
俺の足を借りてダンスはできない
15 自分の尻尾を追いかける犬は、そのうち目を回す
16 リズムにライム、リズムにライム、リズムにクソライム
17 誰かがファンクされるとしたら、そいつはお前だ
18 お前は食いものにされるだろう
エピローグ:皆に訊かれるんだ、「よお、ジョージ、ファンクすんのもなかなか辛くねえか?」って
謝辞
解説 静かに揺れよ、ゲットー・エンタープライズ。
初代ファンカデリカ大統領の回顧録 丸屋九兵衛
用語索引
曲名・アルバム索引
付録A:厳選ディスコグラフィー
付録B:サンプリングリスト(抜粋)
付録C:ジェーン・ペトラー・トンプソンの陳述
バーバーショップからマザーシップ、ドゥワップからヒップホップまで、ドクター・ファンケンシュタインの物語は、誠実さ、洞察力、そしてリズムに満ちている。この本はファンク以上のものを放出してんぞ。ザ・ボム(傑作)!――アラン・ライト(VIBE 誌、SPIN誌の元編集長)
無尽蔵のアイデアを持つ永遠に旬な男。昔からドグマよりドッグを優先してきたジョージのアイディアは、24トラックのミックスに深く折り重ねられている。読みはじめたら止まらない。彼はとうとうファンカティアーズが長年待ち望んでいたストーリーを語った――リッキー・ヴィンセント(『ファンク 人物、歴史そしてワンネス』の著者)
本書は期待通り、ドラッグやエキセントリックなストーリーが満載だ。しかしこれは、あらゆるポップ・ミュージックに精通した、極めて知的かつ先見の明を持つ男についての本でもあるのだ。Pファンクが成功したのは、彼があらゆる音楽を織り上げる術を知っていたからだ――ネルソン・ジョージ(『リズム&ブルースの死』、『ヒップホップ・アメリカ』の著者)
※画像認識アプリ「Blippar」による、ジョージ・クリントンのスペシャル・コンテンツ付き。
(サービス終了の際はご了承ください。お早目に)
<著者略歴>
ジョージ・クリントン George Clinton
R&Bを改革し、ジミ・ヘンドリックス、ビートルズ、フィル・スペクター、スライ・ストーンといった多様な影響を融合することにより、ソウル・ミュージックをファンクへと変換した。彼の率いるパーラメント/ファンカデリック帝国は70年代にブラック・ミュージックの天下を取り、40曲以上のR&Bヒット・シングル(そのうち3曲がナンバーワン)、3枚のプラチナ・アルバムを世に出した。クリントンはまた、80年代、90年代、それ以降もソロ・アーティストとして活躍を続けている。
ベン・グリーンマン Ben Greenman
フィクション(最新作は『The Slippage』)とノンフィクション(最新作はクエストラヴと共著のヒット作『Mo’Meta Blues』)を手がけるベストセラー作家。ブルックリン在住で、滅多に同地から出ることはない。
上記内容は本書刊行時のものです。