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品切れ・重版未定
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直接取引:
あり(トランスビュー扱い)
曙光
The Light of Iya Valley
発行:サウダージ・ブックス
B5
80ページ
並製
定価
1,900円+税
- 出版社在庫情報
- 品切れ・重版未定
- 初版年月日
- 2015年9月
- 書店発売日
- 2015年9月15日
- 登録日
- 2015年8月4日
- 最終更新日
- 2016年3月6日
紹介
「明日を生きる者よ、このすべてを受け継ぎなさい。霧の風景はそう私たちに告げる。私たちは、光を求めてゆく霧の子供なのである」――批評家・人類学者 今福龍太氏絶賛!
四国最深部の天空の集落、徳島県祖谷。平家落人伝説で知られる山里の光と影、聖と俗、野生と人為、そのはざまを流れるもの――気鋭の写真家・宮脇慎太郎が祖谷の〈時〉を記録した、渾身の第一写真集。
撮影・編集・デザイン・印刷製本をオール四国で行った、「ローカル出版」の作品です。
限定500部。
前書きなど
「四国最深部の天空の集落に佇みながら想いにふけっていると、ふと雲が途切れ、強烈な太陽の光が射し込んで来た。その光は、街のものとはまるで別なものに見えた。もっと鮮烈で、こちらの肉体と意識にじかに入り込んでくるような、まるで命を持っているかのような剥き出しの裸の光だ。僕はこの光をかつてみたことがある。そう、子供の頃、鬼ごっこの最中に神社の「薮」のなかでじっと息をひそめ、そこから見上げたあの太陽と同じ光。これだ、と思った。実際、僕自身も暗い谷底を移動しながら無意識につねに光を捜していた。写真とは、光なくしては写らないものだから。」――宮脇慎太郎「あとがき」より
上記内容は本書刊行時のものです。