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わかな十五歳 わかな(著/文) - ミツイパブリッシング
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わかな十五歳 (ワカナジュウゴサイ) 中学生の瞳に映った3・11 (チュウガクセイノヒトミニウツッタサンイチイチ)

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四六判
184ページ
並製
価格 1,700円+税
ISBN
978-4-907364-22-9   COPY
ISBN 13
9784907364229   COPY
ISBN 10h
4-907364-22-9   COPY
ISBN 10
4907364229   COPY
出版者記号
907364   COPY
Cコード
C0095  
0:一般 0:単行本 95:日本文学、評論、随筆、その他
出版社在庫情報
在庫あり
書店発売日
登録日
2021年1月13日
最終更新日
2021年3月11日
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書評掲載情報

2022-02-01 みすず  1・2月合併号
評者: ノーマ・フィールド
2021-05-16 北海道新聞
評者: 寺尾紗穂
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重版情報

2刷 出来予定日: 2022-03-11
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紹介

あの日は卒業式だった。優等生だった私の日常は原発によって一変した。
「安全」「危険」どちらが正しいのか、大人もわからない非常事態下で子どもが見た光景とは。現実から目をそらさなかった著者は暗いトンネルをくぐりぬけ、生きる覚悟を決めて今、語り出す。重いバトンを渡された世代が語る希望の物語。
解説:野呂美加(NPO法人チェルノブイリへのかけはし代表)、川根眞也(元さいたま市立中学校理科教員、内部被ばくを考える市民研究会代表)

目次

まえがき~十五歳の私へ
1 事故前のこと
2 あの日 二〇一一年三月十一日から一時避難まで
3 不自然な日常 四月~五月 避難するまで
4 「戦時中」 編入先の学校生活
5 トンネルと光
6 五年目
7 新しい旅立ち
あとがき~私の「生き方」
解説 理科教師の孤独な闘い 川根眞也
解説 十五歳のあなたへ 野呂美加

前書きなど

まえがき~十五歳の私へ
授業中、教室の窓から外をながめ、言いようのないさまざまな感情が入りまじりながら、ノートに「死にたい」とふるえる手で書いていたあなたは十年という月日をへて「生きる覚悟」を伝える活動をしています。
この十年をふりかえれば、十五歳のときに東日本大震災と原発事故があり、暗黒の高校三年間をへて十八歳のときにようやく、自分の経験を人に話せるようになりました。そして十九歳のときに山形から北海道に移住し、二十三歳のときに本格的に講演活動をはじめて、二十五歳の今、こうして本を書くことになりました。
あなたには十年先の未来なんて想像できなかったでしょう。生きるのがつらくて。私はあなたにまず、「生きてきてくれてありがとう」、と伝えたい。
あなたが生きることを選んで、ここまで歩んできてくれたことが、今の私にとっていちばんの贈りものです。ありがとう。今の私は幸せにくらしています。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
この本では十五歳の少女だった私が当時からこの十年間、なにを見てなにを感じてきたのか、読者のみなさんに知ってもらいたいと思っています。そして、私が今なにを希望に生きているのかを、伝えたいと思います。

著者プロフィール

わかな  (ワカナ)  (著/文

1995年、福島県生まれ。2011年5月、福島県伊達市から山形県に避難。2015年より北海道在住。現在は北海道各地で経験を伝える講演活動を行う。

上記内容は本書刊行時のものです。