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在庫あり
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取引取次:
ツバメ出版流通
直接取引:
あり
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基本的に常時受け入れ
風をこぐ To Row the Wind
A5変
縦146mm
横195mm
厚さ25mm
重さ 600g
312ページ
並製
定価
3,200円+税
- 出版社在庫情報
- 在庫あり
- 初版年月日
- 2021年9月28日
- 書店発売日
- 2021年10月4日
- 登録日
- 2022年1月25日
- 最終更新日
- 2022年1月26日
紹介
2005年、福岡の路上で車に轢かれ、倒れていた一匹の犬。著者はその犬を「フウ」と名づけて引き取り、その後、福岡から大阪、東京、ベルリンに渡り、12年間をともに暮らしました。
本書に収められているのは、2005年から2017年まで、フウと過ごし歩いた時間のなかで写した写真262点と記憶を綴ったエッセイ2万字です。
「風をこぐ」という本書タイトルは、事故による後ろ脚の後遺症で、全身でうねるように、前脚だけで風を漕ぐように進むフウの姿から著者がつけたタイトルです。
前書きなど
2005年、福岡の路上で倒れていた犬を引き取った。
事故で後ろ脚は動かなくなっていたので手術後、リハビリを重ねたが、
ふつうの犬のように歩くことができなかった。
それでも、前脚で漕ぐように進み、ときどき尻もちをつきながら、
自立で立って走れるまでに回復した。
福岡、大阪、東京、ベルリンで12年間をともに暮らした。(まえがきより)
版元から一言
どなたでも手にとっていただける写真集です。
帯文を作家の多和田葉子氏に寄せていただきました。
写真の中の一匹の犬を見ていたら、いつの間にかわたしの心の奥深くに入りこんでいた。
知らない犬なのにどうしてだろうと驚きながら、こんなことを思った。
人は誰もが怪我をした犬を心の中に飼っている。
その犬を大切に見守りながら旅すれば、風景はこんなにもしみじみと見えてくるものなのだ。
(多和田葉子氏による帯文より)
上記内容は本書刊行時のものです。