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在庫あり
取引情報
取引取次:
八木
直接取引:
あり
大正文学断想 ─芥川龍之介を核として─
A5
縦216mm
横156mm
厚さ18mm
282ページ
定価
5,000円+税
- 出版社在庫情報
- 在庫あり
- 初版年月日
- 2022年9月30日
- 書店発売日
- 2022年10月24日
- 登録日
- 2022年10月6日
- 最終更新日
- 2023年1月23日
紹介
石割 透『大正文学断想 ─芥川龍之介を核として─』
芥川龍之介を渉猟する愉楽、
谷崎潤一郎、宇野浩二、江戸川乱歩…
大正文学の園を気儘に散歩する喜び
●芥川龍之介
「羅生門」「鼻」「開化の良人」「歯車」ほか
●谷崎潤一郎
「刺青」「白昼鬼語」「痴人の愛」ほか
●江戸川乱歩
「人間椅子」「怪人二十面相」ほか
●宇野浩二
「蔵の中」「苦の世界」ほか
目次
Ⅰ 芥川文学・渉猟する愉楽
一 〈声〉がたちあがる時─芥川龍之介ノート─
二 〈漱石・芥川〉神話の形成─一枚の「新思潮」同人の〈写真〉から─
三 「羅生門」─〈髪〉に纏わる〈蛇〉と〈女〉─
四 「鼻」─〈噂〉〈笑い〉に焦点をあてて─
五 「開化の良人」─〈心〉という密室、〈社交〉という広場─
六 芥川龍之介「歯車」を読む
七 〈完成稿〉に隠されたもの─「芥川龍之介資料集」を読んでⅠ
八 「羅生門」「鼻」の底を流れるもの─「芥川龍之介資料集」を読んでⅡ
Ⅱ 大正文学・気儘なる散歩
一 変装と仮面─芥川・乱歩・谷崎など─
二 〈小説〉が〈小説〉を批評した時
三 宇野浩二の文学─この魅惑的なるもの─
四 宇野浩二「苦の世界」─〈絵を描かない画家〉の物語─
五 皮膚の〈図像学〉─谷崎潤一郎「刺青」─
六 谷崎潤一郎「白昼鬼語」─〈虚〉と〈実〉のアラベスク─
七 谷崎潤一郎「痴人の愛」、そしてストリンドベリ、
ド・クインシー、「写真の趣味」など
八 江戸川乱歩「人間椅子」─「私」でしかない、或る職人の悲哀─
初出一覧
あとがき
人名索引
上記内容は本書刊行時のものです。