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モロトフ・カクテルをガンディーと
平和主義者のための暴力論
原書: Drinking Molotov Cocktails with Gandhi
発行:ころから
文庫判
縦58mm
横105mm
厚さ23mm
416ページ
並製
価格
1,500円+税
- ISBN
- 978-4-907239-49-7
- Cコード
-
C0036
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一般 単行本 社会
- 出版社在庫情報
- 在庫あり
- 初版年月日
- 2020年6月15日
- 書店発売日
- 2020年6月11日
- 登録日
- 2020年5月8日
- 最終更新日
- 2020年7月29日
紹介
「カネなし生活」で知られるマーク・ボイル(『ぼくはお金を使わずに生きることにした』著者)が非暴力神話を解体する。
「もう、たくさんだ!」と声をあげるために――
目次
序章 3Rをアップグレードせよ
第1章 平和主義者のための暴力論
第2章 カネで買える最高に暴力的なシステム
第3章 改良主義は無意味
第4章 再統合の時代の自己防衛
第5章 非暴力 権力者好みの抗議手法
第6章 尊厳ある人生
第7章 免疫抗体
第8章 オオカミの復活
訳者あとがき 与えられた「物語」との決別を
原注
前書きなど
産業革命を人類史上最大の偉業と信じて疑わない人、生気あふれる自然界と のつながりの深さよりも、インターネットへの接続強度のほうが重要だと本心から思っている人、自分がどこかに帰属するという意識よりも、自分に帰属する財産のほうが大事だと感じる人には、いますぐ本書をシュレッダーにかけてしまうようおすすめする。
だけど、産業主義の「 闇のサタンの工場 」で残業するよりもっと豊かで陽気な人生があるはずだと悩んでいる人、これまでも状況を悪化させてきた思考回路や文化――「 テクノロジーの進歩でどうにかなる 」――では生態系の危機を解決できないと考える人、機械文明の轟音のうしろに、切りたおされ、独自の物語や生き物もろとも永久にうしなわれゆく、原生林の悲鳴を聞きとれる人は、このまま読みすすめてほしい。
上記内容は本書刊行時のものです。