書店員向け情報 HELP
出版者情報
在庫ステータス
取引情報
新記号論 脳とメディアが出会うとき
- 出版社在庫情報
- 在庫あり
- 初版年月日
- 2019年3月1日
- 書店発売日
- 2019年3月4日
- 登録日
- 2019年2月5日
- 最終更新日
- 2020年1月6日
受賞情報
じんぶん大賞2020 第6位
書評掲載情報
2019-06-07 |
週刊読書人
評者: 池田雄一 |
2019-04-20 |
朝日新聞
朝刊 評者: 都甲幸治(早稲田大学教授・アメリカ文学) |
2019-04-07 |
読売新聞
朝刊 評者: 山内志朗(慶應義塾大学教授、倫理学者) |
2019-04-05 |
週刊金曜日
2019年4月5日号 評者: 永田希 |
MORE | |
LESS |
重版情報
3刷 | 出来予定日: 2019-05-28 |
2刷 | 出来予定日: 2019-04-10 |
MORE | |
LESS | |
累計1万部突破しました! |
紹介
現代人はつねにネットワークに接続されている。
それはなにを意味するのか。
二人の哲学者が、記号論という名の
古くて新しいプロジェクトをいま再起動するーー。
先史時代の洞窟壁画から最新の脳科学までを貫き、
ヒトと機械のインターフェイス=境界面の本質を明らかにする、
スリリングな知的冒険!
ゲンロンカフェ発
伝説の白熱講義を完全収録!
目次
はじめに 東浩紀
講義 石田英敬+東浩紀
第1講義 記号論と脳科学
メディア論の問い/なぜ記号論は廃れたのか/現代記号論の限界/技術的無意識の時代/
フッサールは速記で考えた/チャンギージーの発見/ヒトはみな同じ文字を書いている/
ドゥアンヌの読書脳/ニューロンリサイクル仮説/一般文字学はなにをすべきか
第2講義 フロイトへの回帰
不思議メモ帳の問題/語表象と対象表象/『夢解釈』読解における新発見/意識はどこにあるのか/
夢のシネマ装置/超自我は聴覚帽の内在化である/人文学の危機/ライプニッツに帰れ/
アンドロイドは電気羊の夢を見る/ドリームデコーディング/夢の危機と夢見る権利
第3講義 書き込みの体制(アウフシュライベジステーム)2000
1 情動と身体――スベテが「伝わる」とき
フロイトとスピノザ/ダマシオ『スピノザを探して』/『神経学的判断力批判』の可能性
2 記号と論理――スベテが「データ」になるとき
記号のピラミッドと逆ピラミッド/パースとデリダ/人工知能の原理/記号接地問題/ふたつの現象学
3 模倣と感染――スベテが「ネットワーク」になるとき
スピノザと模倣/光学モデルの限界/資本主義の四つの柱/なぜ記号論か/六八年革命の評価/
タルドとドゥルーズ=ガタリ/書き込みの体制2000にどう向き合うか
補論 石田英敬
4つの追伸 ハイパーコントロール社会について
文字学 資本主義、権力、そして自由
おわりに 石田英敬
上記内容は本書刊行時のものです。