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太陽肛門 ジョルジュ・バタイユ(著/文) - 景文館書店
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太陽肛門

発行:景文館書店
四六判
縦188mm 横128mm
62ページ
定価 520円+税
ISBN
9784907105075
Cコード
C0010
一般 単行本 哲学
出版社在庫情報
不明
書店発売日
登録日
2018年3月18日
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紹介

私はそんな自分の喉を切り裂いてもらいたい。そして……

   (G・バタイユ著、酒井健訳「太陽肛門」より)


▼内容

バタイユによる異端の小文。
自ら「病的な人間」だったと回想する時期に書かれた。

カトリック信仰を棄てたバタイユは、陽気で破廉恥に生きたいと願う。
ニーチェやベルクソンを経て笑いによる脱自を意識し、かけ離れた存在の間にもエロティックで豊かな生の交わりの可能性を模索する。

「ヒロシマの人々の物語」「魔法使いの弟子」と同様、バタイユのテクストをひとつにしぼって新しい訳と解題で紹介。


▼目次

「太陽肛門」 2-
「訳者解題」 22-

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▼冒頭

「太陽肛門」

 世界が純粋にパロディであるのは明白なことだ。つまり人が目
にする事物はどれも他の事物のパロディなのである。………… 

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「訳者解題」

1. ある役者の話から

 いきなり下の話で恐縮だが、30年以上も前にラジオで聞いた
役者の言葉が心に残っているので取り上げてみたい。
 伊東四朗という喜劇役者が修行時代のことを振り返ったとき
に紹介した師匠の言葉である。
 下町の演芸場に出るのがやっとといった喜劇の一座に入りた
てのころ、座長でもある彼の師匠は、若い彼に、ことあるごと
に目を真ん丸にしてこう説教した。…………

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目次

「太陽肛門」 2-
「訳者解題」 22-

著者プロフィール

ジョルジュ・バタイユ  (ジョルジュ バタイユ)  (著/文

▼著者
ジョルジュ・バタイユ(1897-1962)

20世紀フランスの総合的な思想家。小説、詩も手がける。
生と死の狭間の感覚的かつ意識的体験に人間の至高の可能性を見出そうとした。
その視点から、エロティシズム、芸術、経済など、人文系の多様な分野で尖鋭な議論を展開した。キリスト教神秘主義、シュルレアリスム、ニーチェ哲学などに思想の影響源がある。

酒井健  (サカイタケシ)  (翻訳 | 解説

▼訳者
酒井健(さかい・たけし)
1954年東京生まれ。法政大学文学部教授。

著書に『バタイユ そのパトスとタナトス』(現代思潮社)、『バタイユ入門』(ちくま新書)、『ゴシックとは何か』(ちくま学芸文庫)、『バタイユ』『夜の哲学 バタイユから生の深淵へ』(青土社)、『シュルレアリスム』(中公新書)、『死と生の遊び』(魁星出版)、『魂の思想史』(筑摩選書)など。

バタイユの訳書に『ニーチェについて』(現代思潮社)、『エロティシズム』『ランスの大聖堂』『純然たる幸福』『呪われた部分』(ちくま学芸文庫)、『至高性』(共訳、人文書院)、『ヒロシマの人々の物語』『魔法使いの弟子』(景文館書店)。

上記内容は本書刊行時のものです。