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BIOCITY ビオシティ 94号 古田 尚也(著) - ブックエンド
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BIOCITY ビオシティ 94号 (ビオシティ キュウジュウヨンゴウ)

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B5
128ページ
並製
価格 2,500円+税
ISBN
978-4-907083-82-3   COPY
ISBN 13
9784907083823   COPY
ISBN 10h
4-907083-82-3   COPY
ISBN 10
4907083823   COPY
出版者記号
907083   COPY
Cコード
C0040  
0:一般 0:単行本 40:自然科学総記
出版社在庫情報
在庫あり
初版年月日
2023年4月10日
書店発売日
登録日
2023年4月7日
最終更新日
2023年4月17日
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紹介

★この書籍の小売店頭価格は、2,500円+税です。

94号の特集は、国連の生物多様性条約会議(COP15)において、一躍注目の的となった「ネイチャー・ポジティブ」というキーワードに焦点を当てる。「自然再興」とも訳されるように、生物多様性を損失から回復に向かわせる意味であるが、国際的な定義付けはまだ確定していない。広島でのG7を前に日本政府が公開した「次期生物多様性国家戦略」でも、劣化した生態系の回復や、自然を活用した社会課題への取り組みを基本戦略に掲げている。今号では、この新しい指針について、関連する歴史的な背景や関連するツール、基礎知識、事例など、多角的な視点から解説を試みる。

目次

目次

特集
ネイチャー・ポジティブ入門
2030年に向けた生物多様性の新しい指針
古田尚也 編
大正大学教授/IUCN日本リエゾンオフィス・コーディネーター

巻頭言 ネイチャー・ポジティブへの道 COP15からG7へ 古田尚也

第1部 生物多様性条約COP15とネイチャー・ポジティブ
生物多様性の新たな世界敵枠組 生物多様性条約 COP15 ソニア・ペーニャ・モレノ
生物多様性世界枠組と30 by 30 自然再生と保護に関する意欲的な目標 ナイジェル・ダドリー
生態系を活用した防災・減災(Eco-DRR)の成果 PEDRR環境と災害リスク軽減に関するパートナーシップの15周年 ナタリー・ドズウェルド
気候変動枠組条約 COP27とネイチャー・ポジティブ IUCNの参画と成果 サンディープ・セングプタ
IUCNレッドリストの歴史 これからの種の保存を考える サイモン・スチュアート
IUCN「自然貢献プラットフォーム」 モニタリングのためのデジタルツール ローラ・デノス

第2部 ネイチャー・ポジティブと企業活動
IUCNリーダーズ・フォーラムとネイチャー・ポジティブ・アプローチ パオラ・ジェレミーチャ
ネイチャー・ポジティブと日本の経済界 サステナブルな資本主義の実現へ 加藤 拓
企業活動とネイチャー・ポジティブの実現 TCFDの経験から考えるTNFD 藤馬裕一+佐々木美奈子
企業のための生物多様性戦略ガイドライン 計画策定とモニタリングへのヒント 生田美生
ビジネスと生物多様性 野生生物経済を考える フランシス・ボーヒーズ

前書きなど

2022年は、生物多様性にとって大きな節目の年となった。12月の生物性条約第15回締約国会議(COP15)では2030年までの目標と2050年の長期目標を含む「昆明・モントリオール生物多様性枠組が採択され、次のような文言が記載された。「昆明・モントリオール生物多様性枠組は、社会全体の関与により、生物多様性の損失を止め反転させ、本枠組がビジョン、ミッション、ゴール(長期目標)及びターゲット(目標)の中で設定した成果を達成することにより、条約の三つの目的と議定書の実施に貢献するべく、政府、準国家及び地方政府による緊急かつ変革的な行動を触媒し、可能にし、そして活性化することを目的とする」。
 ネイチャー・ポジティブという言葉こそ明示的に使われなかったものの、実質的に同等の内容が盛り込まれたと考えてもよいだろう。本特集は、このネイチャー・ポジティブをキーワードとして、COP15の成果やそれに関連する政策や実践、科学的な取り組みなどについて紹介し、今後についての議論のきっかけを作り、また取り組みを後押しする材料を提供すること目的としたものである。
古田尚也「巻頭言」より

版元から一言

広島でのG7を前に日本政府が公開した「次期生物多様性国家戦略」でも、「ネイチャー・ポジティブ」を核に、劣化した生態系の回復や、自然を活用した社会課題への取り組みを基本戦略に掲げています。今号では、いち早く、この新しい指針について、関連する歴史的な背景や関連するツール、基礎知識、事例など、多角的な視点から解説を試みます。

著者プロフィール

古田 尚也  (フルタ ナオヤ)  (

古田尚也:大正大学総合学修支援機構教授兼IUCN日本リエゾンオフィス・コーディネーター。三菱総合研究所在職中の2000–01一年に、日本人で初めて国際自然保護連合(IUCN)スイス本部に勤務。2009年にIUCN日本事務所が設立され、以来責任者として生物多様性に関する国内外の政策展開に携わる。2015年より現職。編・著書に『Asian Sacred Natural Sites』(Routledge, 2016年)、『実践! グリーンインフラ』(日経BP、2019年)など。BIOCITY編集委員。

ソーニャ ペーニャ モレノ  (ソーニャ ペーニャ モレノ)  (

ソーニャ・ペーニャ・モレノ Sonia Peña Moreno:IUCN国際政策センター長。IUCN本部の生物多様性政策・ガバナンス・コーディネーターとして約20年間主に生物多様性条約(CBD)を中心としたIUCNの生物多様性政策や国連プロセスを担当。現在は気候変動やワシントン条約も含めIUCNの関連するすべての国際政策のコーディネートの責任者を務める。

ナイジェル ダドリー  (ナイジェル ダドリー)  (

ナイジェル・ダドリー Nigel Dudley:1991年にスー・ストールトンとともにイクイリブリアムリサーチを共同設立。IUCN世界保護地域委員会(WCPA)およびIUCN環境・経済・社会政策委員会(CEESP)メンバー。自然解決に関するWCPA専門家グループの議長を務め、オーストラリアのクイーンズランド大学地理・計画・環境管理学部の産業フェローでもある。

ナタリー ドズウェルド  (ナタリー ドズウェルド)  (

ナタリー・ドズウェルド Nathalie Doswald:国際赤十字赤新月社連盟(IFRC)シニアオフィサー、PEDRR副議長。環境科学者、生態学者。環境と開発に関する科学と政策の接点で10年以上の経験をもち、特に生物多様性保全と気候変動、気候変動適応と災害リスク軽減のためのNbS(自然に根ざした解決策)を専門とする。

サンディープ セングプタ  (サンディープ セングプタ)  (

サンディープ・セングプタ Sandeep Sengupta:国際自然保護連合(IUCN)の気候変動に関する国際政策責任者。15年以上にわたり、環境、開発、天然資源管理など幅広い分野の問題に取り組む。ロンドン・スクール・オブ・エコノミクス(LSE)、オックスフォード大学で国際関係学を研究(博士)

サイモン スチュアート  (サイモン スチュアート)  (

サイモン・スチュアート Simon Stuart:シンクロニシティ・アース戦略的保全部長。1956年生まれ、英国の保全生物学者。IUCNの種の保存委員会(SSC: Species Survival Commission)の議長として、「IUCN絶滅危惧種レッドリスト」のカテゴリーと定量的な基準の開発を主導し、評価対象種の拡大に貢献した。2020年ブループラネット賞受賞

ローラ デノス  (ローラ デノス)  (

ローラ・デノス Laure Denos:IUCN科学・政策上級専門家。フランス環境省、南米・中米のNGOや民間コンサルタント会社勤務を経て現職。環境問題を専門とするフランス人エンジニアとして、人と自然のより調和し
た暮らしを追求する。

パオラ ジェレミーカ  (パオラ ジェレミーカ)  (

パオラ・ジェレミーカ Paola Geremicca:IUCNシニアマネージャー。スポンサーシップ、パートナーシップの仕組みを構築し、「自然を大切にする世界」というIUCNのビジョンを実現するための民間セクターとの関わりを担当

加藤 拓  (カトウ タク)  (

加藤 拓:経団連自然保護協議会事務局次長。1970年東京都生まれ。1993年安田火災海上保険(現損害保険ジャパン)入社、東京・関西圏での企業営業や、中国に駐在して現地法人の経営企画等を担当、2021年から現職。

藤馬 裕一  (トウマ ユウイチ)  (

藤馬裕一:株式会社三菱総合研究所研究員。1989年京都府生まれ。京都大学大学院農学研究科修了。専門は、都市計画・サプライチェーンマネジメント。現在、2025年の大阪・関西万博に関する調査・企画に携わる。

佐々木 美奈子  (ササキ ミナコ)  (

佐々木美奈子
株式会社三菱総合研究所研究員。1987年神奈川県生まれ。北海道大学大学院農学院にて、美唄湿原の泥炭土壌を研究し修了。専門は、気候変動政策。現在、企業のESG/SDGs戦略の策定支援に携わる。

生田 美生  (イクタ ミオ)  (

生田美生:株式会社建設環境研究所にて生物多様性に関する国際事例調査や企業の情報開示に関する業務を担当。9年にわたり東日本大震災被災地、マラウイ、ミクロネシア連邦、スーダンなどで人道支援や開発協力など経験した後、2020年より現職。

フランシス ボーヒーズ  (フランシス ボーヒーズ)  (

フランシス・ボーヒーズ Francis Voorhees:保全経済学者。ステレンボッシュ大学(南アフリカ共和国)アフリカ野生生物経済研究所の創設者・所長、オックスフォード大学野生動物保護研究室の研究客員、IUCN持続可能な利用専門家グループメンバー。IUCN事務局初のチーフエコノミストを務めた。コロラド大学ボルダー校で生態経済学の創始者であるケネス・ボルディングに師事。

上記内容は本書刊行時のものです。