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ビオシティ BIOCITY 92号 人と自然の共生地域「OECM」入門 古田 尚也(著者) - ブックエンド
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ビオシティ BIOCITY 92号 人と自然の共生地域「OECM」入門 (ビオシティ キュウジュウイチゴウ ヒトトシゼンノキョウセイチイキオーイーシーエムニュウモン) 巻次:92号 自然保護のための新しいツール (シゼンホゴノタメノアタラシイツール)

社会一般
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B5判
縦257mm 横182mm 厚さ7mm
重さ 300g
128ページ
並製
価格 2,500円+税
ISBN
978-4-907083-79-3   COPY
ISBN 13
9784907083793   COPY
ISBN 10h
4-907083-79-3   COPY
ISBN 10
4907083793   COPY
出版者記号
907083   COPY
Cコード
C0040  
0:一般 0:単行本 40:自然科学総記
出版社在庫情報
在庫あり
初版年月日
2022年10月7日
書店発売日
登録日
2022年9月19日
最終更新日
2022年10月10日
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紹介

★この書籍の小売店頭価格は、2,500円+税です。

環境省が「自然共生サイト」として国内制度化を進める、新しい自然保護のためのツール「OECM」をどこよりも早く解説。OECMは、2010年に名古屋市で開催された生物多様性条約COP 10で採択された「愛知目標11」で、主催国の日本が「里山のような、人の適切な営みによって、自然が守られている場の重要性」を提起したことが発端となり、8年後のCOP14でその定義が採択された。これを機に、各国で取り組みが加速している。自然保護のカギを握るOECMとは何か? 自然保護・保全の歴史から、「自然共生サイト」の有力な事例まで、詳しく解説します。

目次

目次

特集
人と自然の共生地域「OECM」入門
自然保護のための新しいツール
監修:古田尚也、糸長浩司

6 巻頭言 保護・保全地域の歴史とOECMの未来 古田尚也

Part 1 OECMをめぐる国際枠組みと国内制度
24 OECM─その他の効果的な地域ベースの保全メカニズム 自然保護のための新しいツール ナイジェル・ダドリー
32 インタビュー 30%からハーフ・アースへ ジェフリー・A・マクニーリー
36 OECMと国内制度 30by30目標と自然共生サイト(仮称) 小林 誠
44 SATOYAMAイニシアティブとOECM 自然と共生する社会の実現のために 名取洋司

Part 2 多様な関係者との協働
54 生態系サービスへの貢献の期待 その社会的役割と課題 橋本 禅
62 OECMと博物館 つなぐ、みまもるをキーワードに考える 橋本佳延
72 鎮守の森とコミュニティが支える保護区 森本幸裕

Part 3 OECMと農山村・流域
78 自然と向き合うまちむらづくり 糸長浩司
86 災害に強く、生物多様性保全に役立つ林づくり 小林達明
94 流域治水とOECM 人吉球磨地域の迫湿地の再生へ 島谷幸宏

ミニ連載
98 ヴィンテージ・アナログの世界 レコード・レーベルの黄金期㉚ 高荷洋一
102 装飾料紙と書① 大字和漢朗詠集と法然寺切 惠美千鶴子

連載
106 動物たちの文化誌㉟ 戦争を知らない動物たち  早川 篤
114 欧州グリーンインパクト⑫ 緑の近代都市計画 オスマンのパリ改造 遠藤浩子
122 表紙の解説 空想の標本づくりで地域の「みどり」をまなぶ

前書きなど

OECM(その他の効果的なエリアに基づく手段)は、2010年に生物多様性条約COP 10(名古屋)で採択された愛知目標11において、主催国の日本が、里山のような、人の適切な営みによって、自然が守られている場の重要性を提起した概念。2018年のCOP14で「地理的に確定された地域で、生態系の機能や多様な価値とともに生物多様性の生息域内保全が長期的に達成されるように管理されているもの」と定義された。この定義を機に、各国でこのOECMを国内制度にどのように反映させていくかについての模索が加速している。今号では、日本古来の人と自然との共生の取り組みに光を当てつつ、新たな可能性をひらく自然保護のツールとして注目されるOECMを紹介する。

版元から一言

環境省が「自然共生サイト」として国内制度化を進める、新しい自然保護のためのツール「OECM」を、どこよりも早く解説。自然保護の歴史から、環境省による国内制度案、有力な事例など詳しく紹介します。

著者プロフィール

古田 尚也  (フルタ ナオヤ)  (著者

古田尚也:大正大学総合学習支援機構教授兼IUCN日本リエゾンオフィス・コーディネーター。1967年神奈川県生まれ。三菱総合研究所在職中の2000–01年に、日本人で初めて国際自然保護連合(IUCN)スイス本部職員となる。その後、東南アジア、南米などでのプロジェクトに従事。2009年にIUCN日本事務所が設立され、責任者として生物多様性に関する国内外の政策展開に携わる。2015年より現職。編・著書に『Asian Sacred Natural Sites』(Routledge, 2016年)、『実践!グリーンインフラ』(日経BP、2019)など。東京大学農学生命科学研究科博士課程単位取得退学。BIOCITY編集委員。

ナイジェル ダドリー  (ナイジェル ダドリー)  (著者

Nigel Dudley:1991年にスー・ストールトンとともにイクイリブリアムリサーチを共同設立。IUCN保護地域世界委員会(WCPA)およびIUCN環境・経済・社会政策委員会(CEESP)メンバー。自然解決に関するWCPA専門家グループの議長を務め、オーストラリアのクイーンズランド大学地理・計画・環境管理学部の産業フェローでもある。

ジェフリー マクニーリー  (ジェフリー マクニーリー)  (著者

Jeffrey A. McNeely:IUCN(国際自然保護連合)元チーフ・サイエンティスト、シニア・サイエンス・アドバイザー。文化人類学を学んだあと1970年代からIUCNに加わり、第3回世界公園会議、第4回世界公園会議の責任者を務めるとともに、生物多様性条約の準備過程や初期の実施段階に深くかかわった。著書・論文多数。2014年にIUCNを引退し、現在はタイ在住。

小林 誠  (コバヤシ マコト)  (著者

小林 誠:環境省自然環境局自然環境計画課課長補佐。2019年環境省入省。国立公園の新規指定、大山隠岐、足摺宇和海国立公園の現場管理、内閣官房、観光庁、ANAへの出向などを経て、2021年度から現職。

名取 洋司  (ナトリ ヨウジ)  (著者

名取洋司:国際教養大学准教授。1974年新潟県生まれ。ウィスコンシン大学マディソン校ネルソン環境学研究所博士課程修了。専門は、自然資本・生物多様性保全、環境保全計画。国際環境NGOでの経験を生かして環境学の科目指導、研究、政策提言に携わる。

橋本 禅  (ハシモト シズカ)  (著者

橋本 禅:東京大学大学院農学生命科学研究科准教授。1975年生まれ。専門は生態系サービス評価、農村計画、ランドスケープ計画。生物多様性版IPCCであるIPBES(生物多様性及び生態系サービスに関する政府間科学政策プラットフォーム)の「アジア・オセアニア地域評価報告書」、「地球規模評価報告書」等の執筆にも参画。2018年よりIPBESの学際的専門家パネルメンバー。

橋本 佳延  (ハシモト ヨシノブ)  (著者

橋本佳延:兵庫県立人と自然の博物館主任研究員。1976年愛知県生まれ。神戸大学大学院修了。専門は、植生学、生物多様性保全学。里山林や草原など人の生活に近い植生を対象とした研究や環境学習支援事業を実施。生物多様性の保全と持続可能な利用についての相談を、市民団体だけでなく行政や企業からも積極的に受けている。

森本 幸裕  (モリモト ユキヒロ)  (著者

森本幸裕:京都大学名誉教授。1948年大阪府生まれ。京都大学大学院修了。農学博士。専門は、環境デザイン学・景観生態学。「生物親和都市」を提唱し、研究教育と社会実装に取り組む。近年は「雨庭」と「和の花」がテーマ。著書に、『景観の生態史観』(2007年)などがある。

糸長 浩司  (イトナガ コウジ)  (著者

糸長浩司:NPO法人エコロジー・アーキスケープ理事長。いいで農村未來研究所長。1995年に日本のパーマカルチャー運動を始め国際的なエコビレッジ研究を進める。飯舘村の原発事故災害の支援・研究活動、40年以上にわたる山形県飯豊町のまちむらづくり、神奈川県の丹沢大山自然再生員会での自然と共生した地域づくりなどに取り組む。BIOCITY編集委員

小林 達明  (コバヤシ タツアキ)  (著者

小林達明:千葉大学大学院園芸学研究院教授。1959年長崎県生まれ。専門は、再生生態学。生態学を基礎に、砂漠化地域の緑化、里山再生、原子力災害からの復興、台風災害からの森林再生に取り組む。自然再生専門家会議、特定外来生物等専門家会合専門委員。編著書に『生物多様性緑化ハンドブック』(2006年)などがある。

島谷 幸宏  (シマタニ ユキヒロ)  (著/文

島谷幸宏:大正大学地域構想研究所特任教授、熊本県立大学緑の流域治水共創拠点特別教授。1955年山口県生まれ。九州大学工学研究院教授を経て現職。専門は、河川工学、河川環境。日本湿地学会会長、風景デザイン研究会会長など。著書に『河川の自然環境の保全と復元』『河川風景デザイン』など。

上記内容は本書刊行時のものです。