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BIOCITY ビオシティ 76号 子どものための屋外環境 木下 勇(著) - ブックエンド
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BIOCITY ビオシティ 76号 子どものための屋外環境 76号 校庭・園庭から「まち」へ

B5判
縦257mm 横182mm 厚さ70mm
重さ 300g
128ページ
並製
価格 2,500円+税
ISBN
978-4-907083-51-9
Cコード
C0040
一般 単行本 自然科学総記
出版社在庫情報
在庫あり
初版年月日
2018年10月1日
書店発売日
登録日
2018年10月2日
最終更新日
2018年10月2日
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紹介

都市化や災害で悪化する子どもの屋外環境と、改善にむけた新しい動向に焦点を当てる。学校や幼稚園の校庭・園庭は子どもたちにとって最も日常的で身近な遊びと学びの体験の場。その重要性に対する社会の認識を高めるため、持続可能な開発目標(SDGs)では、子どもを主体とした持続可能な環境づくりを奨励している。また、世界では地域を巻き込み、校庭・園庭を「まち」ぐるみで自然豊かな環境に改善する動きが広がっている。本特集では、先進的な英国、スウェーデン、アメリカ、ドイツのほか、インドネシアやアフリカでのプロジェクトを紹介。また、創意あふれる日本の園庭・校庭の事例も取り上げる。

目次

特集
子どものための屋外環境
校庭・園庭から「まち」へ
監修:木下 勇、仙田 考

8 巻頭言 子どもと園庭・校庭、そして「まち」 木下 勇
16 特別寄稿 こどもが元気になる園庭・校庭12の提案 仙田 満
24 「ツクル✕アソブ✕イノチ」と出会える園庭 宮里暁美
29 子どもの成長を支える園庭環境 幼児期の終わりまでに育ってほしい10の姿
 渡辺英則
世界に学ぶ校庭・園庭の動向
36 英国 屋外での教育にはどのような利点があるのか スーザン・ハンフリーズ
48 英国 緑の景観を通して学ぶ メアリー・ジャクソン
50 スウェーデン 校庭のガイドラインと環境改善 アンデルス・ワンゲ・ケルッソン
52 米国 生き生きした校庭 シャロン・ギャムソン・ダンクス
54 インドネシア 拡がる環境学校のネットワーク ヘレン・タイアス・タンガール
56 ドイツ 緑の学びの場としての学校 マンフレット・ディーツェン
58 英国 エデンプロジェク「生きるための菜園」 トニー・ケンドル
日本の校庭・園庭の新しい動向
64 校庭に出現した里山 飯島小学校の「自然体験の場」づくり 尾上伸一
69 Growing Place ともに育つ場所 16年間にわたる自然再生デザインのプロセス 伊東啓太郎
75 「まち保育」の可能性 まちで育てることはまちが育つこと 三輪律江
79 保育内容を豊にする園庭環境の工夫 園庭環境3形態試論 大豆生田啓友
86 園庭・校庭・まちの環境と子どもたちのかかわり ISGA日本大会に向けて 仙田 考

ミニ連載
96 ヴィンテージ・アナログの世界 レコード・レーベルの黄金期⑱ 高荷洋一
100 円珍と書② 福州都督府公験 恵美千鶴子
連載
104 動物たちの文化誌㉓ 戦争と動物園 早川 篤
112 コミュニティデザイン学科通信⑩ 東北を知り、日本を知り、アジアを知る。_醍醐孝典
表紙の作品
120 N.S.ハルシャと未来を描く子どもたち/N.S.ハルシャ《白い影》

前書きなど

都市化や災害で悪化する子どもの屋外環境と、改善にむけた新しい動向に焦点を当てる。学校や幼稚園の校庭・園庭は子どもたちにとって最も日常的で身近な遊びと学びの体験の場。その重要性に対する社会の認識を高めるため、持続可能な開発目標(SDGs)では、子どもを主体とした持続可能な環境づくりを奨励している。こうしたなか、世界では地域を巻き込み、校庭・園庭を「まち」ぐるみで自然豊かな環境に改善する動きが広がっており、本特集ではその先進的な事例を海外と国内から紹介する。

版元から一言

近年、都心部の保育所では園庭のない施設や、地域から騒音発生源と見なされているケースもある。子どもの屋外環境にまちぐるみで自然を取り戻す世界的な動きや、「まち保育」の発想を紹介。

著者プロフィール

木下 勇  (キノシタ イサミ)  (

木下勇:千葉大学園芸学科教授。専門は都市計画、まちづくり、農村計画、子どもの参画や環境学習のワークショップ。こども環境学会副会長。国際校庭園庭連合(ISGA)日本大会顧問。

仙田 満  (センダ ミツル)  (

仙田満:環境建築家、環境デザイン研究所会長。著書に『こどもの庭』(世界文化社)、『こどもを育む環境 蝕む環境』(朝日新聞出版)など。日本造園学会作品賞(1996年)、日本建築学会作品賞(1997年)、日本建築学会大賞(2013年)などを受賞。

宮里 暁美  (ミヤサト アケミ)  (

宮里暁美:お茶の水女子大学文教育学部人間社会科学科教授。同こども園園長を兼務。保育実践研究、環境による教育。区と大学が連携して新設したこども園の運営に携わり、「つながる保育」を主軸に教育・保育を展開。豊かな体験を得られる園庭作りを推進している。

渡辺 英則  (ワタナベ ヒデノリ)  (

渡辺英則:学校法人渡辺学園理事長、港北幼稚園園長、ゆうゆうのもり幼保園園長。建築や造園など、様々な分野の研究者とも協同しながら、具体的な子どもの姿を通して、実践の立場から子どもの遊びや、環境を通した乳幼児期の保育・教育の重要性を追求している。

スーザン ハンフリーズ  (スーザン ハンフリーズ)  (

スーザン・ハンフリーズ:英国クームスクール初代校長・園長(1971~2002年)。現在も環境コンサルタントとして、英国内をはじめ、北欧、アメリカ、中国など海外でも講演活動を積極的に行っている。MBE の称号を持ち、オープンユニバーシティから名誉修士号を授与された。

尾上 伸一  (オノエ シンイチ)  (

尾上伸一:横浜市立飯島小学校校長。一般社団法人「横浜すぱいす」事業部理事。温かな人の輪に見守られながら豊かな自然体験を積み重ねられる学校づくりを実践。著書に『学校田んぼのおもしろ授業』(農文協)など。

伊東 啓太郎  (イトウ ケイタロウ)  (

伊東啓太郎:九州工業大学工学部建設社会工学科教授。ノルウェー、日本、ドイツにおいて、生態学・知覚心理学に基づいた環境デザイン、環境学習プログラム開発を行っている。主なランドスケープ作品に「壱岐南小学校ビオトープ」「夜宮公園めぐり坂池」「遠賀川魚道公園」など。

三輪 律江  (ミワ ノリエ)  (

三輪律江:横浜市立大学准教授。坂倉建築研究所、横浜国大を経て現職。専門は建築・都市計画、参画型まちづくり。子どもとまちとの関係に着目した調査研究を数多く手掛ける。最新図書『まち保育のススメ』(萌文社、2017)は第13回子ども環境学会賞(論文・著作賞)受賞。

大豆生田 啓友  (オオマメウダ ヒロトモ)  (

大豆生田啓友:玉川大学教育学部教授。1965年栃木県生まれ。青山学院幼稚園教諭などを経て現職。専門は、保育学・乳幼児教育学。日本保育学会副会長、こども環境学会理事。著書に『あそびから学ぶが生まれる動的環境デザイン』など。

仙田 考  (センダ コウ)  (

仙田考:鶴見大学短期大学部准教授、造園家。環境デザイン研究所にて多くの園庭環境創生に携わり、2015年より現職。専門は園庭・校庭環境の創生や子どもの環境の調査研究。こども環境学会デザイン賞、米国2007 Designshare 賞名誉賞等受賞。国際校庭園庭連合2018年日本大会(横浜)実行委員長。

関連リンク

http://bookend.co.jp/biocity-no-57/; http://bookend.co.jp/biocity-ビオシティ-71号/; http://bookend.co.jp/biocity-ビオシティno-72-北欧のサービスデザインの現場/

上記内容は本書刊行時のものです。