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回遊型巡礼の道 四国遍路を世界遺産に 五十嵐敬喜(編著) - ブックエンド
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回遊型巡礼の道 四国遍路を世界遺産に

A5判
縦210mm 横148mm 厚さ10mm
重さ 336g
176ページ
並製
価格 1,800円+税
ISBN
978-4-907083-44-1
Cコード
C0040
一般 単行本 自然科学総記
出版社在庫情報
在庫あり
初版年月日
2017年11月
書店発売日
登録日
2017年10月24日
最終更新日
2017年12月25日
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紹介

四国遍路は、弘法大師空海ゆかりの霊場寺院八十八箇所をめぐる巡礼であり、その道は、四国を一周し約1,400キロにおよぶ。近年、世界遺産には文化の道や熊野古道などの巡礼道も登録されているが、四国遍路の特徴は世界に類のない回遊型の巡礼道であり、道沿いでは遍路を物心両面から自発的に支える「お接待」という独特のおもてなし文化が、現在も続いている。本書は、日本を代表する巡礼の道「四国遍路」の歴史、概要、魅力を、世界遺産登録の視点であますところなく紹介する。

目次

目次

第一章 四国遍路の歴史との概要
四国遍路の歴史と特徴にせまる 大石雅章 06
「四国八十八箇所霊場と遍路道」の構成資産 北山健一郎 24

第二章 座談会
世界に類のない円環構造の遍路道 
五十嵐敬喜+岩槻邦男+大石雅章+西村幸夫+松浦晃一郎 38

第三章 遍路をめぐる信仰と文化
路を彩る景観と信仰 遍路から学び取る安心 岩槻邦男 56
四国遍路と心の総有 五十嵐敬喜 72
聖なる島と人々の邂逅 四国の文化と求心力 胡 光 88
四国遍路の魅力を世界に伝えた西洋人
オリヴァー・スタットラーの功績を中心に モートン常慈 106

第四章 世界遺産登録の向けて
ロングトレイルとしての四国八十八箇所巡りの可能性 古田尚也 120
文化の道、巡礼の道 スペイン・フランスの取り組み 岡崎純子 134
四国遍路の世界遺産登録を目指して
早渕隆人+今田 充+日和佐宣正+北山健一郎 150
四国遍路をめぐる議論「顕著で普遍的な価値」と今後の論点 西村幸夫 162

前書きなど

四国遍路は、弘法大師空海ゆかりの霊場寺院八十八箇所をめぐる巡礼であり、その道は、四国を一周し約1,400キロにおよぶ。四国遍路は、平安時代の修行僧たちの辺地修行の起源とされ、室町時代から江戸時代初めにかけて一般庶民にも広がり、現在に至るまで絶えることなく続いている。近年、世界遺産にはスペインの「サンディアゴ・デ・コンポステーラ」や熊野古道など、巡礼道も登録されているが、四国遍路の特徴は世界に類のない回遊型の巡礼道であり、道沿いでは遍路を物心両面から自発的に支える「お接待」という独特のおもてなし文化が、現在も続いている。本書は、日本を代表する巡礼の道「四国遍路」の歴史、概要、魅力を、世界遺産登録の視点であますところなく紹介する。

版元から一言

世界遺産シリーズの第7弾。世界に類のない回遊型巡礼の道としての四国遍路を、世界遺産の視点から紹介。ユネスコ前事務局長の松浦晃一郎氏や、西村幸夫・日本イコモス委員長、2016年コスモス国際賞受賞の世界的植物学者・岩槻邦男氏などが、世界遺産を目指す「四国八十八箇所霊場と遍路道」の歴史、概要、魅力に迫ります。

著者プロフィール

五十嵐敬喜  (イガラシ タカヨシ)  (編著

1944年山形県生まれ。法政大学名誉教授、日本景観学会会長。弁護士、元内閣官房参与。「美しい都市」をキーワードに、住民本位の都市計画のありかたを提唱。神奈川県真鶴町の「美の条例」制定など、全国の自治体や住民運動を支援する。

岩槻邦男  (イワツキ クニオ)  (編著

1934 年兵庫県生まれ。兵庫県立人と自然の博物館名誉館長、東京大学名誉教授。世界自然遺産候補地の考え方に係る懇談会座長。日本人の自然観にもとづく地球の持続性の確立に向けて積極的に発言している。94 年日本学士院エジンバラ公賞受賞。2007年文化功労者。

松浦晃一郎  (マツウラ コウイチロウ)  (編著

1937年山口県出身。外務省入省後、経済協力局長、北米局長、外務審議官を経て94 年より駐仏大使。98 年世界遺産委員会議長、99 年にはアジアから初のユネスコ事務局長に就任。著書に『世界遺産─ユネスコ事務局長は訴える』(講談社)、『国際人のすすめ』(静山社)など。

西村幸夫  (ニシムラ ユキオ)  (編著

1952 年、福岡市生まれ。東京大学教授。日本イコモス国内委員会委員長、文化庁文化審議会委員、同世界遺産特別委員会委員長。専門は都市計画、都市保全計画、都市景観計画。『西村幸夫 風景論ノート』(鹿島出版会)、『都市保全計画』(東大出版会)など著書多数。

上記内容は本書刊行時のものです。