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震災とアート
- 出版社在庫情報
- 在庫あり
- 初版年月日
- 2013年9月
- 書店発売日
- 2013年9月20日
- 登録日
- 2013年10月24日
- 最終更新日
- 2013年10月24日
書評掲載情報
2013-10-13 | 産經新聞 |
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紹介
美術評論家の著者が、2 年にわたり復興支援や被災地でのアーティストや美術関係者の活動を取材。あの震災で彼らは何を考え行動したのか。アートが社会に果たすべき役割を綴る。
目次
はじめに
第1回 アートに何が可能か
第2回 アートとコミュニティ
第3回 原発(原爆)とアート
第4回 いま、あらためて、アーティストと「3・11」
第5回 東北の「いま」と「これから」
第6回 「複数の声」のために
補遺 今日におけるアートの役割に関する理論的背景
あとがき
資料編:震災から2年間の美術界の動き――文化財の被災状況や復興活動、中止・延期された展覧会、そして多様なアート支援プロジェクトを一覧
掲載作家・プロジェクト例:中村政人+アーツ千代田3331/千葉和成「神曲」《地獄篇》/Chim↑Pom/南芦屋浜団地/パブリック・アート/田甫律子「注文の多い楽農店」/原発(原爆)/フクシマ(ヒロシマ・ナガサキ)/パブリック・アート/せんだいメディアテーク/野又穫「blue construction」/隠地妙/ギャラリーαM「絵画、それを愛と呼ぶことにしよう」/リアス・アーク美術館「描かれた惨状:風俗画報に見る明治三陸大海嘯の実態」/21_21 DESIGN SIGHT「テマヒマ展〈東北の食と住〉」/幻の展覧会「原爆を視る」/志賀理江子「螺旋海岸」ほか
前書きなど
震災と、それに引き続く原発事故とは、いったい何だったのか。
それは、私たちの生活が歪みに満ちていたことを分からせてくれる裂け目のようなものであり、震災直後の社会は、その裂け目から覗ける未来を、垣間見せてくれるものであった。だからこそ震災直後に、私たちが考えたことは、ずっと記録に残されていかねばならないという気がするのである。
―――――本文より
版元から一言
日本の美術史に刻まれるべき、アートの重要な転換点を捉えた渾身の一冊!
追記
産経新聞 書評
http://sankei.jp.msn.com/life/news/131013/bks13101314440010-n1.htm
上記内容は本書刊行時のものです。