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現代中国と宗教の役割
発行:科学出版社東京
A5判
縦210mm
横148mm
厚さ20mm
重さ 400g
248ページ
定価
4,800円+税
- 初版年月日
- 2020年5月25日
- 書店発売日
- 2020年6月4日
- 登録日
- 2020年5月1日
- 最終更新日
- 2020年5月2日
紹介
政治と宗教の関係は現代世界において極めて重要な課題である。特に、グ ローバル化した宗教と国家の宗教政策の軋轢は、バチカンと中国政府の関係を 挙げるまでもなく、普遍的かつ根源的な問題である。キリスト教宣教師から 様々な西洋の科学技術や文化を受容する一方、彼らが先導した帝国主義列強に よる蹂躙に遭った中国にとってこの問題は、とりわけ国家と民族の存亡に関わ ると認識されている。氏は、世界史におけるグローバル宗教の光と影を明らか にしつつ、中国の政治と宗教との伝統的な位置関係を踏まえ、いかにしてその 着地点を見出すか、その理論的構築に挑んでいる。
目次
上編
「グローバル化」した宗教と現代中国
はじめに
第1章 宗教と政治
第2章 宗教と法治
第3章 宗教と社会
下編
研究論文(「グローバル化」時代の宗教発展状況と中国宗教の現状)
1 現代中国の宗教研究:問題と構想
2 現代宗教現象の認識と再考
3 現代の中国社会の変遷と宗教の再構築
4 宗教と文化に対する現代中国人の理解
5 宗教理解に対する宗教学研究の貢献
上記内容は本書刊行時のものです。