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洛陽銅鏡(上巻・下巻)
発行:科学出版社東京
A4変型判
464ページ
定価
36,000円+税
- 書店発売日
- 2016年8月30日
- 登録日
- 2016年8月29日
- 最終更新日
- 2016年8月29日
紹介
洛陽は中国最初の夏王朝の発祥地であり、以後、北宋まで計十三王朝がここに都を設置した。西周時代の「何」尊という青銅酒器には、周の成王が洛陽で天をまつり、「この中国にり、ここより民を治めん」と宣言したという銘文が記されている。
本書には洛陽から出土した三〇〇面の古鏡を収録する。その多くは考古学者の発掘したものであり、中国最古の年号鏡である前漢の永始二年(紀元前十五)四神博局鏡をはじめ、被葬者の名と没年を記した墓誌をともなう唐鏡など、鏡の年代を考える基準資料も少なくない。出土墓の調査報告を抄録した「洛陽出土銅鏡資料長編」はきわめて高い学術的意義をもち、中国鏡の研究者だけでなく、日本考古学の研究者や古代史ファンにも必携のハンドブック。
上記内容は本書刊行時のものです。