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コンポジット占星術
2人のホロスコープで読み解く究極の相性診断法
- 書店発売日
- 2014年6月18日
- 登録日
- 2015年8月13日
- 最終更新日
- 2015年8月13日
紹介
「コンポジット占星術」とは、西洋占星術の技法の一つで、2人のホロスコープを組み合わせて新たなホロスコープを作り出し、その2人の関係性を読み解く相性診断法です。例えば、恋人同士、夫婦間、親子の関係、部下と上司、教師と生徒、ビジネスパートナーなどさまざまな関係を深く知ることができます。本書は、そのような相性の秘密を解くためのツールであるコンポジット占星術をわかりやすく解説したものです。
構成は5部構成となっており、第1章ではコンポジット占星術の概論を説明し、続く第2章ではホロスコープの作成方法を指南します。これが本書のもう一つの特徴です。現在、プロアマ問わず、ホロスコープを作成するには市販のソフトやインターネットでの無料作成ツールによるものがほとんどです。
そのために、「紙に手書きでホロスコープを書く力」が弱まっています。本書では、西洋占星術の原点に立ち返り、天文暦と紙とペンと計算機でホロスコープを書く方法をステップアップ形式で説明します。自分の手と頭をフル回転させてホロスコープを書き上げることは、その人のリーディング力の向上に大きな影響を与えてくれるはずです。本書では、ネイタルチャートの他に2重円チャート、そしてコンポジットチャートの書き方を取り上げています。続く第3章と第4章、第5章でコンポジットチャートの作り方や読み方、リーディングケースを紹介していきます。ネイタルには見られない、コンポジットならではの読み方のコツやテクニックも丁寧に解説します。また、リーディングケースでは、恋人同士やビジネスパートナーの他にも、著名人の事例として、「藤子不二雄」も取り上げています。
最後の第6章ではコンポジット占星術を読み解く上で必要不可欠となる占星術基礎データを掲載。不慣れな方でもこのデータ表があればすぐにリーディングができます。
また、巻末には手書きでホロスコープを作成するためのシート一式を載せてありますのでコピーして活用いただけるかたちになっております。
鑑定の現場で最も多い相談である「相性診断」。その虎の巻が本書といえます。
目次
はじめに
Ⅰコンポジット占星術とは
1 コンポジット占星術とは
2 コンポジット占星術の起源
3 コンポジットとシナストリー
Ⅱ ホロスコープの作り方
1 手書きでホロスコープを作成することの重要性
2 ホロスコープ作成に必要なデータを用意する
3 地方恒星時を求める
4 ハウスカスプを求める
5 惑星の位置を求める
補正時刻を求める/太陽の位置(サイン&度数)を求める/月の位置(サイン&度数)を求める/水星の位置(サイン度&度数)を求める/金星の位置(サイン&度数)を求める/火星の位置(サイン&度数)を求める/「逆行」の計算の仕方/その他の惑星
6 アスペクトラインを記入する
アスペクトの種類/アスペクトの測り方/許容度/アスペクトラインの書き方
Ⅲ コンポジットチャートの作り方
1 ミッドポイントとは
2 コンポジットチャートの惑星の位置を計算する
3 コンポジットチャートのハウスを計算する
Ⅳ コンポジットチャートの読み方
1 コンポジット独特のテクニック
外惑星を見る際の注意点/150度ルール
2 コンポジットチャートの基本的な読み方
Ⅴ リーディングケース
ケース1 2人の相性を見る場合
ケース2 ビジネスパートナーとの相性(出生時間がわかる場合)
ケース3 ビジネスパートナーとの相性(出生時間がわからない場合)
ケース4 恋人同士の相性(出生時間がわからない場合)
ケース5 結婚の相性(出生時間がわかる場合)
Ⅵ 占星術基礎データ
1 コンポジット惑星と12サイン
2 コンポジット惑星とハウス
3 コンポジット惑星のアスペクト
コンジャンクション/セクスタイル/スクエア/トラインオポジション
参考文献おわりに著者紹介
手書き用ホロスコープ作成シート
上記内容は本書刊行時のものです。