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「けいはんな」から日本史を考える―「茶の道」散歩
発行:敬文舎
四六判
縦188mm
厚さ14mm
重さ 280g
192ページ
定価
1,818円+税
- 初版年月日
- 2023年3月25日
- 書店発売日
- 2023年3月24日
- 登録日
- 2023年3月13日
- 最終更新日
- 2023年3月13日
紹介
「けいはんな」とは、京都・大阪・奈良の3府県にまたがる学研都市。いわば西の「つく ば研究学園都市」である。
この「けいはんな」には、難波宮も平城も恭仁京も長岡京も平安京もある。まさに古代日本の「まほろば」の地だ。
EXPO 2025を控えて、今、2000年近くこの国の中心でありつづけてきた「けいはんな」の中心性が揺らいでいる。東京一極集中が進むなか、「けいはんな」は経済的にも文化的にもその流れに吞み込まれ、中心性を喪失しつつある。「けいはんな」が中心性を失うから、この国全体が多様性を失い、モノカルチャー化の悲劇に見舞われつつある。
今、世界平和のために何をすべきかを、この「けいはんな」の地から発信する。
目次
第一章◎日本史の新しい見方――「けいはんな」の視座から
第二章◎「茶の道」へ――散策と思索
第三章◎茶の湯と市民社会の形成――「悟り」の変容から
第四章◎市民社会の進化と明治維新―― 抹茶から煎茶へ
第五章◎江戸・東京の意味
第六章◎EXPO 2025に向けて、地域の歴史を振り返ることの意味
上記内容は本書刊行時のものです。