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「けいはんな」から日本史を考える―「茶の道」散歩 小路田 泰直(著/文) - 敬文舎
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「けいはんな」から日本史を考える―「茶の道」散歩 (ケイハンナカラニホンシヲカンガエルーチャノミチサンポ)

歴史・地理
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発行:敬文舎
四六判
縦188mm 厚さ14mm
重さ 280g
192ページ
定価 1,818円+税
ISBN
978-4-906822-29-4   COPY
ISBN 13
9784906822294   COPY
ISBN 10h
4-906822-29-0   COPY
ISBN 10
4906822290   COPY
出版者記号
906822   COPY
Cコード
C0021  
0:一般 0:単行本 21:日本歴史
出版社在庫情報
不明
初版年月日
2023年3月25日
書店発売日
登録日
2023年3月13日
最終更新日
2023年3月13日
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紹介

「けいはんな」とは、京都・大阪・奈良の3府県にまたがる学研都市。いわば西の「つく ば研究学園都市」である。
この「けいはんな」には、難波宮も平城も恭仁京も長岡京も平安京もある。まさに古代日本の「まほろば」の地だ。
EXPO 2025を控えて、今、2000年近くこの国の中心でありつづけてきた「けいはんな」の中心性が揺らいでいる。東京一極集中が進むなか、「けいはんな」は経済的にも文化的にもその流れに吞み込まれ、中心性を喪失しつつある。「けいはんな」が中心性を失うから、この国全体が多様性を失い、モノカルチャー化の悲劇に見舞われつつある。
今、世界平和のために何をすべきかを、この「けいはんな」の地から発信する。

目次

第一章◎日本史の新しい見方――「けいはんな」の視座から
第二章◎「茶の道」へ――散策と思索
第三章◎茶の湯と市民社会の形成――「悟り」の変容から
第四章◎市民社会の進化と明治維新―― 抹茶から煎茶へ
第五章◎江戸・東京の意味
第六章◎EXPO 2025に向けて、地域の歴史を振り返ることの意味

著者プロフィール

小路田 泰直  (コジタ ヤスナオ)  (著/文

1954年生まれ。奈良女子大学STEAM・融合教育開発機構特任教授。研究分野は 日本近代史。
おもな著書に『日本史の思想― アジア主義と日本主義の相克』(柏書房)、『「邪馬台国」と日本人』(平凡社新書)、『日本近代の 起源―三・一一の必然を求めて』(敬文舎)、 『日本史の政治哲学―非西洋的民主主義の源流』(かもがわ出版)がある。 專門分化した視線では見えないものが、地域や生活の場にはある。それを読み解くための歴史学を今は目指している。

上記内容は本書刊行時のものです。