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在庫あり
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直接取引:
なし
3・11以後 この絶望の国で
死者の語りの地平から
発行:ぷねうま舎
4-6
240ページ
上製
定価
2,500円+税
- 出版社在庫情報
- 在庫あり
- 初版年月日
- 2014年2月
- 書店発売日
- 2014年2月21日
- 登録日
- 2014年1月15日
- 最終更新日
- 2014年2月21日
書評掲載情報
2015-06-21 |
東京新聞/中日新聞
評者: 赤坂憲雄(学習院大学教授) |
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紹介
■ 東日本大震災があらわにしたものは、私たちの日常を支える基盤であり、
当たり前の世界の根であった。いまこそ、世界の構造と、それをつくり上げ
てきた歴史とが、その根源から問われなければならない。
■ 被災地に生きる批判的宗教学者と、グローバリズム(世界化)を問い続け
る思想家との対論──死とは何か、社会は死とどのように向き合ってきたの
か、「近代」は何を切り捨てることで果てしない進歩と豊かさの幻想を生んで
きたのか、そして宗教はそこでどのような役割を担ってきたのか。
■ 破局を生きざるをえない被災者に寄り添って、私たちに何ができるのだろ
う。そして、「破滅のシナリオ」がリアリティを増すこの時代に、生き延びる
ためのアイデアを、どこに探せばよいのだろうか。
目次
序 章 「千年の死」と死者たちの無念 第四章 もう一つのキリスト教
第一章 もう一つの死の物語のために 第五章 国家とキリスト教
第二章 いま、宗教を考える 第六章 現代の戦争
第三章 キリスト教の秘密 終 章 この絶望の国
上記内容は本書刊行時のものです。