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詩集 Prism
- 初版年月日
- 2023年5月25日
- 書店発売日
- 2023年5月25日
- 登録日
- 2023年5月25日
- 最終更新日
- 2023年5月25日
紹介
■繊細で瑞々しい感性がクロスする愛と人生の詩集~
小説や歌詞よりも自分にとって表現の自由さに勝るのが詩でした。詩はいつでも心中を吐露できる大事な一番の友人であり相談相手、そして〝楽しき玩具〟でした。(中略)
作品は自分の子どものような存在です。本の形にできたことで彼ら(作品)に対してやっと親の責任を果たしたような、そんな気持ちです。(著者あとがきより)
*著者プロフィール
1952年東京生まれ。明治大学商学部卒。学生時代から創作活動を始め、大学受験浪人中に執筆した小説「黒い川」が、学習研究社・高校生小説コンクール「第7回コース文学賞」で入選を果たす。大学時代の1976年には、自由国民社季刊誌「ギターライフ」春季号第4回アマチュア作品コンテスト作詞の部で、応募数5,318点の中から、「思い出通せんぼ」が最優秀作品に選ばれるなど、創作活動を活発に行う。大学卒業後は出版社に勤務するが、創作活動は一時休止。退職後に創作活動を再開したのを機に、これまでの詩作品を集大成した本書を発刊する。
目次
第一章 旅への誘い
誘引体
ちんどん屋
漁火
絵
岬
狂った果実
早春
晩秋
冬の日の夕暮
表面張力 ― 二人の間違い―
そして また
冬
十五歳
点描法
雨
小樽の酔っぱらい
湖
ズボンの裾が
影絵 ―幼き日・蒲田にて
人力飛行機
眠れない夜
旅への誘い
俺たちの地中海
ぼくのヒゲが伸びた
(歌詞)
君のいる風景
思い出通せんぼ
第二章 プリズム
印象
物語
今日一日の最後の
プリズム
夜
素敵
手紙
奔ばしる
うなぎ
九十九里浜
帽子
宝物
桜の樹の下で
出口
ラブ イズ オーバー
時間
電話
重さ
心
第三章 一輪の花
一輪の花
伊良湖岬
N君の優しさは
聖雨 ― 父の死 ―
句点
感情
雲母
逝る詩 ― M子へ ―
死んだように眠られるのは束の間だ
もう戦う武器は持っていないのに
残酷(な夢)
破屋
雪の道を
ごめん
刃
祈り ~義母の献体に思う~
灯台
滞船
立てる像
逆光の人
そらをゆく
小さな駅
帰路
第四章 二月十三日
二月十三日
向こうから来る人たち
無題
お母さん
孤空を掴む人
言葉
いつもの風
仏様になるという
最後の一頁に
あとがき
上記内容は本書刊行時のものです。