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クリル・フロラダイアリー 高橋 英樹(著) - 亜璃西社
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クリル・フロラダイアリー (クリル フロアダイアリー) 千島列島植物探訪記 (チシマレットウ ショクブツ タンボウキ)

自然科学
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発行:亜璃西社
A5判
縦210mm 横148mm 厚さ10mm
154ページ
並製
定価 2,000 円+税   2,200 円(税込)
ISBN
978-4-906740-69-7   COPY
ISBN 13
9784906740697   COPY
ISBN 10h
4-906740-69-3   COPY
ISBN 10
4906740693   COPY
出版者記号
906740   COPY
Cコード
C0045  
0:一般 0:単行本 45:生物学
出版社在庫情報
在庫あり
初版年月日
2025年7月31日
書店発売日
登録日
2025年6月5日
最終更新日
2025年7月30日
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紹介

北の秘境・千島(クリル)列島を往く―。日米ロの研究者が参加して1995~2000年に行われた「国際千島列島調査 IKIP(アイキップ)」。北海道大学名誉教授の著者は、そのうち4度の調査に植物分類地理学者として同行。総計130日余りにわたる探検ともいえる学術調査のなかで見た、千島列島の植物(フロラ)と美しい自然、日ロが刻んだ歴史の痕跡、そして国際共同調査の実像を、多くの写真とともに綴った稀少な探訪記。

目次

はじめに

【Introduction Ⅰ】千島列島とは
【Introduction Ⅱ】国際千島列島調査とは

一九九五年 国際千島列島調査 IKIP
一九九六年 国際千島列島調査 IKIP
一九九七年 国際千島列島調査 IKIP
二〇〇〇年 国際千島列島調査 IKIP

おわりに

【Appendix Ⅰ】上陸した千島列島の島々
【Appendix Ⅱ】千島列島の島々の地理と植生の大要
【Appendix Ⅲ】千島列島で見られた白花植物個体
【Appendix Ⅳ】人名にちなむ千島列島の植物
【Appendix Ⅴ】本州・北海道(北方四島を除く)にない千島列島産植物

参考文献

前書きなど

 1991年にソ連が崩壊すると東西陣営の融和は一気に進み、95年前後から千島列島におけるロシアとの国際共同調査が盛んに行われた。その中で最も早い時期に行われた国際共同調査の一つが、95年から2000年にかけて行われた日米ロ三国共同による生物多様性解明のための国際千島列島調査 International Kuril Island Project(通称IKIP〔アイキップ〕)だった。
 本書はこの調査に計四回、延べ100日以上参加した、一日本人植物学者の記録である。夏の深い海霧の中、千島列島を北へ南へと彷徨した記録だが、古い野帳を見直し、昔の記憶を手繰り寄せながらまとめたもので、私の「クリル・ダイアリー(千島日記)」ともいえる。
 内容は、1995年、96年、97年、2000年の夏ごとに行われた千島列島調査を対象とし、日を追って記した計4回の日誌記録(ダイアリー)となっている。自然景観や植物、調査風景といった写真記録のほか、年ごとの調査船の移動ルート図も掲載したので、これらと対照しながら読み進めてほしい。
 本書の中を行ったり来たり「彷徨」することで、北海道東北部の海上にある北方四島の東から、遥かカムチャツカ半島まで、長く連なる千島列島の一島一島を身近に感じてもらえたなら、これに勝る喜びはない。同時に、国際共同調査やフィールド調査の意義や、その難しさ、楽しさにも思いを馳せてもらえれば幸いである。

版元から一言

東西冷戦の雪解け期にあたる1995~2000年にかけて、日米ロ共同で行われた千島列島調査。そこに参加した植物学者が、130日余りの調査行を写真とともに日記の形でつづりました。なかなか足を踏み入れることのない北の秘境の実像を、文字と写真で記録した貴重な日誌です。

著者プロフィール

高橋 英樹  (タカハシ ヒデキ)  (

1953年(昭和28)年群馬県高崎市生まれ。1976年東北大学理学部卒業。1981年東北大学大学院理学研究科博士課程修了、北海道大学農学部附属植物園助手、助教授を経て1999年(平成11)北海道大学総合博物館教授。現在、同博物館特任教授を務める。北海道大学名誉教授。理学博士。専門は植物分類地理学および植物形態学。主著に『千島列島の植物』(北海道大学出版会、2015)、『ランの王国』(北海道大学出版会、2016)、『サハリン島の植物』(北海道大学出版会、2024)。編著書に『北大千島研究の系譜――千島列島の過去・現在・未来』(共編、北海道大学総合博物館、2007)、『高山植物の自然史――お花畑の生態学』(分担執筆、北海道大学図書刊行会、2000)、『北海道の湿原と植物』(分担執筆、北海道大学図書刊行会、2003)、『レッドデータプランツ』(分担執筆、山と渓谷社、2003)など。

上記内容は本書刊行時のものです。