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大正期北海道映画史 前川 公美夫(著) - 亜璃西社
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大正期北海道映画史 (タイショウキホッカイドウエイガシ) 付・道内新聞事情 (フ ドウナイシンブンジジョウ)

社会一般
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発行:亜璃西社
A5判
縦210mm 横148mm 厚さ24mm
重さ 620g
484ページ
並製
定価 4,000円+税
ISBN
978-4-906740-59-8   COPY
ISBN 13
9784906740598   COPY
ISBN 10h
4-906740-59-6   COPY
ISBN 10
4906740596   COPY
出版者記号
906740   COPY
Cコード
C0074  
0:一般 0:単行本 74:演劇・映画
出版社在庫情報
在庫あり
初版年月日
2023年8月31日
書店発売日
登録日
2023年8月25日
最終更新日
2023年10月19日
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書評掲載情報

2023-12-15 キネマ旬報    1月号/1936号
評者: 岡田秀則(国立映画アーカイブ主任研究員)
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紹介

弁士と楽士、巡業隊、検閲、地元撮影、連鎖劇―。隆盛目覚ましい大正期の北海道活動写真界の様相を、丹念な調査によって繙く。人気弁士たちの姿や音入り活動写真の導入、検閲の実態、映画スターの来道、そして当時盛んに行われた地元での撮影状況など、知られざる大正期の道内映画事情を明らかにした労作。基礎資料となった道内各紙に見る当時の新聞事情も付す。

目次

序 章 大正期の新聞事情
 第一節 関東大震災報道のさまと呼び名の確定
 第二節 朝刊と夕刊/第三節 夕刊の日付
 第四節 紙面あれこれ/第五節 釧路座の火事

第一章 弁士と楽士
 第一節 業界殷賑
 第二節 弁士という仕事
 第三節 弁士が勝手に題名変更
 第四節 弁士列伝/第五節 楽隊と楽士

第二章 上映の形
 第一節 「発声」「光中」「飛び出す」活動写真
 第二節 出語り/第三節 琵琶劇
 第四節 歌入り/第五節 巡業隊(こぼれ話1―12)
 第六節 新聞社の読者慰安/第七節 宣伝活動
 第八節 宣伝方法

第三章 上映の場
 第一節 検閲/第二節 出先機関
 第三節 フィルムの流通/第四節 興行組合
 第五節 二人の経営者・岩見永次郎と佐藤市太郎
 第六節 札幌・遊楽館の常設館化と杉本商会
 第七節 映写室の中/第八節 女ボーイ
 第九節 プログラム/第十節 映画研究会
 第十一節 電力事情/第十二節 館のあれこれ/第十三節 劇場火災
 第十四節 『札幌と映画』錦座の問題写真2点

第四章 映画スター
 第一節 スター来道
 第二節 「目玉の松ちゃん」尾上松之助と目玉松之助
 第三節 偽者、まがいもの/第四節 ゆかりの映画人

第五章 地元撮影
 第一節 時代の記録/第二節 劇映画
 第三節 映画人・高橋掬太郎
 第四節 堀内商会

第六章 この時代
 第一節 連鎖劇
 第二節 〝最後の女役者〟映画に出る
 第三節 「紅葉狩」

第七章 上映の周辺
 第一節 映画雑誌・映画新聞
 第二節 脚本募集/第三節 映写機の広告
 第四節 歌舞音曲停止/第五節 用語の移ろい

   あとがき
   参考文献
   主要人名索引

前書きなど

『明治期北海道映画史』はほとんど資料集のようなものだったが、この『大正期─』はそれなりに読み物らしくなったのではないかと思っている。読み物らしくなった理由の第一は弁士たちにユニークな存在が多かったことであり、彼ら・彼女らの動きには、こちらが想像できる範囲を超えるものがあった。理由の第二には、道内自治体の年史で映画人の紹介が十分でなかったことを挙げたい。その背景には、映画人たちの活躍の場が北海道から遠く離れていたことがあっただろう。本書が、年史における隙間を埋めて、当時の映画人たちに多少でも光が当たっていくこととなったらうれしい。(「あとがき」より)

版元から一言

著者は9年近い歳月をかけて、道内各地の図書館でマイクロフィルムを閲覧し、道内8紙と樺太1紙の計9紙を丹念に読み込むことで本書を執筆。必要な箇所をプリントした枚数は、実に4万枚以上になったそうで、まさに労作と呼べる映画史研究となっています。

著者プロフィール

前川 公美夫  (マエカワ クミオ)  (

1948年北海道登別市生まれ、室蘭市育ち。71年北海道大学工学部建築工学科卒業。北海道新聞社で文化部長、編集委員などを務めたのち退職。2010-14年(公財)札幌市生涯学習振興財団理事長。著書に『有島武郎の札幌の家』(星座の会)、『北海道洋楽の歩み』(北海道新聞社)、『北海道音楽史』(私家版、大空社、亜璃西社)、『響け「時計台の鐘」』(亜璃西社)、『頗る非常! 怪人活弁士・駒田好洋の巡業奇聞』(新潮社)、『明治期北海道映画史』(亜璃西社)がある。

上記内容は本書刊行時のものです。