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瑠美子、君がいたから 高井 保秀(著) - 亜璃西社
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瑠美子、君がいたから 二人で歩んだ人生ノート

発行:亜璃西社
四六判
縦188mm 横128mm 厚さ24mm
348ページ
並製
価格 1,500円+税
ISBN
978-4-906740-38-3
Cコード
C0095
一般 単行本 日本文学、評論、随筆、その他
出版社在庫情報
在庫あり
初版年月日
2019年7月31日
書店発売日
登録日
2019年7月25日
最終更新日
2019年11月18日
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紹介

肺腺がん(肺がんの一種)が脳へ転移し「がん性髄膜炎」となった妻。そこから始まった、緩和ケア病棟での233日間におよぶ孤独な闘い――。患者や患者の家族が知りたい、症例の少ない「がん性髄膜炎」の病状を克明に記録するとともに、最愛の人との出会いから看取りまでを綴った、亡き妻への鎮魂歌(レクイエム)。

目次

序 章
 緩和ケア病棟での闘病──ハロウィンの飾りつけ
 吸引

第一章 出会い 
 二人の出会い 
 結婚 
 札幌での新婚生活 
 東京での新しい生活 
 大阪での生活 

第二章 ケ ン 
 ロサンゼルスへの赴任 
 ケンとの出会い 
 瑠美子のロス生活 
 日本への帰国 
 日本での生活始まる 
 手賀沼のケン 

第三章 発 病 
 レントゲン写真の影─2013年6月 
 手術始まる─2014年2月
 がんと向き合う─2014年2月から2016年8月 
 がん性髄膜炎の進行─2016年9月から12月 
 髄液の検査入院─2016年12月から2017年3月
 自宅での看病(一)─2017年3月から5月
 自宅での看病(二)─2017年5月

第四章 闘 病 
 五本松公園の散歩─2017年6月 
 緩和ケア病棟への入院 
 緩和ケア病棟での看病 
 朋有り、遠方より来る 
 瑠美子との会話 
 新たな決意 

第五章 病 室 
 後ろ髪をひかれる思い 
 入院費用の請求書 
 入院百日目の病室で 
 出勤の日の出来事 
 柔軟体操の効果 
 瑠美子の人柄 
 二人だけのクリスマス─2017年12月 

第六章 想 い 
 入院して百八十日目─2018年1月中旬 
 瑠美子への想いと瑠美子の想い 
 入院二百日目にして思うこと─2018年2月 
 早朝の緩和ケア病棟 
 一般病棟への扉 
 緩和ケア病棟からの退院 

第七章 別 れ
 瑠美子からの感謝の会(一)─2018年6月 
 瑠美子からの感謝の会(二)
 瑠美子からの感謝の会(三)
 北海道への旅
 グルッペの文集

終 章  
 お墓参り

 あとがき

前書きなど

がん性髄膜炎の診断を受けてからの生存期間は、中央値で三か月余と言われています。
妻の場合は入院二か月半が過ぎた時に、その診断から一年が経っていました。(中略)また、がん性髄膜炎の症状の進行をインターネットで調べましたが、情報が少なく詳しいことが分かりません。患者や患者の家族が知りたい、「病状はどのように進行していくのか」ということが分からず、手探り状態の看病が続きました。(中略)こうして、「妻のがん性髄膜炎の症状の進行を記録に残せば、誰かの役に立つのではないか」と考えるようになったことが、この本を執筆した動機です。(あとがきより)

版元から一言

症例の少ないがん性髄膜炎の病状を克明に記録した本書は、同じ病と闘う患者や患者の家族に少しでも役に立ちたいという著者の思いから刊行されました。

著者プロフィール

高井 保秀  (タカイ ヤスヒデ)  (

1952年大阪府岸和田市生まれ。岸和田高校、北海道大学水産学部卒業。食品輸入商社で国内営業・人事畑を長く経験する。四十四歳の時に、米国ロサンゼルスにある食品スーパーマーケットの経営を四年余り担当。帰国後は外食事業部、総務人事部などを管掌したのち取締役に就任。妻のがん発病を機に六十一歳で取締役を退任し、闘病生活を二人で歩む。知人の要請で、医療機器の研究開発の会社に常勤監査役として招かれ、非常勤監査役として現在に至る。

上記内容は本書刊行時のものです。