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札幌の地名がわかる本 関 秀志(編著) - 亜璃西社
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札幌の地名がわかる本 10区の地名を徹底解説!

発行:亜璃西社
四六判
縦188mm 横128mm 厚さ22mm
重さ 480g
492ページ
並製
価格 1,800円+税
ISBN
978-4-906740-34-5
Cコード
C0021
一般 単行本 日本歴史
出版社在庫情報
在庫あり
初版年月日
2018年11月16日
書店発売日
登録日
2018年10月29日
最終更新日
2019年3月6日
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紹介

『北海道の歴史がわかる本』などに続く人気シリーズ第3弾は、札幌市内各所の地名の由来をたどりながら、そこに隠された意外な歴史を紹介していきます。◆Ⅰ部では、札幌全10区の歴史と行政地名の由来を区ごとに紹介し、通称地名も盛り込みました。さらにⅡ部では、「先住民族アイヌの暮らしと地名」などさまざまな視点から、歴史学のエキスパートがテーマ別に札幌の地名について考察。◆巻末には特別付録として、幕末から現在までの地図に掲載された地名を網羅した「地図に見る札幌の地名」リストも収載。札幌150年の歩みを地名で振り返る、地域の歴史を満載した歴史読本です。

目次

Ⅰ 10区の歴史と地名
〈中央区〉政治的、経済的な都市機能の中枢を担う(榎本洋介)
〈北区〉10区最大の人口を誇る(中根有理)
〈東区〉平坦な大地に拓かれた札幌開墾の礎(山内正明)
〈白石区〉仙台藩白石城主の家臣移住に始まる(谷中彰浩)
〈厚別区〉多数の住宅団地を擁する札幌の副都心(榎本洋介)
〈豊平区〉豊平・月寒・平岸の各村から発展(榎本洋介)
〈清田区〉自然環境に恵まれ、近年は宅地化が進む(濱本武司)
〈南区〉開拓の歴史を秘める広大な区(佐藤真名)
〈西区〉北海道初の屯田兵が開拓を牽引(池田茜)
〈手稲区〉西区から分区した山麓の住宅地(小黒七葉)

Ⅱ 多様な地名の成立と変化
序論 地名「札幌」の歴史(関秀志)
Chapter01 先住民族アイヌの暮らしと地名(佐々木利和・谷本晃久・永野正宏)
Chapter02 札幌市の発展に伴う行政地名の成立と変遷(榎本洋介)
Chapter03 移民と家臣団で形成された屯田兵村と開拓村落の地名(中村英重)
Chapter04 新興住宅地・団地の成立に伴う新地名の誕生(中村英重)
Chapter05 札幌の近代産業史を飾り今も生まれる産業の地名(大庭幸生・山内正明)
Chapter06 道路、公共交通の駅・停留場、橋梁――その歴史と名称の変遷(濱本武司)
Chapter07 札幌の幼稚園、小・中学校の名称に見る特色と地域性(岡田祐一)
Chapter08 神社と公園の名称に見る地域の歴史と地名のかかわり(岡田祐一)
Chapter09 扇状地を囲む山々と峠――その名称の由来と形成史(宮坂省吾)
Chapter10 川・湖沼・滝の成り立ちとその流路、名称の由来(宮坂省吾)
Chapter11 昭和戦前期に施行された字名改正事業と地名の変化(関秀志)
Chapter12 記録や地図に現れる札幌とその周辺の地名(高木崇世芝)

付録◆地図に見る札幌の地名(作成:山内正明/監修:関秀志)

「Ⅰ 札幌10区の地名索引」索引/アイヌ語地名索引

前書きなど

北海道の地名にはアイヌ語に由来する地名、
特に暮らしと係わりの深い自然地名がきわめて多く、
同時に移住・開拓関連した地名も目立つ。
しかし、暮らしや社会が変化するのに伴い、
地名も大きな変化をとげてきた。
そこで最新の情報を盛り込みながら、
地名をとおして札幌の歴史と地域の特性が
浮かび上がってくる本の編纂を目指した。
――「はじめに」要旨

版元から一言

札幌各地の地名の由来をたどりながら、そこに隠された意外な歴史を紹介。札幌150年の歩みを地名で振り返るとともに、各地の古写真など図版もふんだんに使い、身近な地名に潜む歴史エピソードが愉しめる一冊です。

著者プロフィール

関 秀志  (セキ ヒデシ)  (編著

昭和11年(1936)、北海道出身。北海道大学文学部卒。元北海道開拓記念館学芸部長、現北海道史研究協議会副会長。専門分野は北海道近現代史。著作は『北海道の風土と歴史』(共著、山川出版社、1977)、『北海道の研究8』(清文堂出版、1988)、『北海道の歴史 下(近代・現代編)』(共著、北海道新聞社、2006)ほか。

佐々木 利和  (ササキ トシカズ)  (

昭和23年(1948)、北海道出身。法政大学大学院人文科学研究科日本史学修士課程修了。博士(文学)。専門分野はアイヌ民族史・日本近世史。東京国立博物館、文化庁、国立民族学博物館などを経て、現北海道大学アイヌ・先住民研究センター客員教授、東京国立博物館名誉館員。著作は『アイヌ絵誌の研究』(草風館、2004)ほか。

谷本 晃久  (タニモト アキヒサ)  (

昭和45年(1970)、北海道出身。学習院大学大学院中退。同大学助手・北海道教育大学助教授などを経て、現北海道大学文学研究院教授。専門分野は日本近世史。著作は『近藤重蔵と近藤富蔵』(山川出版社、2014)ほか。

永野 正宏  (ナガノ マサヒロ)  (

昭和45年(1970)、北海道出身。北海道大学大学院文学研究科博士後期課程修了、現文化庁国立アイヌ民族博物館設立準備室。専門分野は日本近世史。論文は「近世蝦夷地における痘瘡対策」(「日本歴史」2017年1月)ほか。

大庭 幸生  (オオバ ユキオ)  (

昭和7年(1932)、大分県出身。北海道大学大学院文学研究科博士課程修了。元北星学園大学教授。専門分野は北海道史。著作は『新北海道史』(共著、北海道、1969-1981)、『北海道の歴史 下(近代・現代編)』(共著、北海道新聞社、2006)ほか。

榎本 洋介  (エノモト ヨウスケ)  (

昭和30年(1955)、北海道出身。東京学芸大学大学院修士課程修了。現札幌市公文書館館員。専門分野は日本近代史。著作は『開拓使と北海道』(北海道出版企画センター、2009)、『島義勇(佐賀偉人伝)』(佐賀県立佐賀城本丸歴史館、2011)ほか。

髙木 祟世芝  (タカギ タカヨシ)  (

昭和13年(1938)、北海道出身。金沢美術工芸大学デザイン科卒。長年にわたり古地図研究を続ける。著作は『北海道の古地図』(五稜郭タワー、2000)、『近世日本の北方図研究』(北海道出版企画センター、2011)ほか。

宮坂 省吾  (ミヤサカ セイゴ)  (

昭和18年(1943)、長野県出身。北海道大学理学部卒、現株式会社アイピー。専門分野は地質学。著作は『揺れ動く大地 プレートと北海道』(共著、北海道新聞社、2018)、『北海道自然探検 ジオサイト107の旅』(共著、北大出版会、2016)ほか。

濱本 武司  (ハマモト タケシ)  (

昭和22年(1947)、北海道出身。東京教育大学大学院理学研究科地理学専攻修士課程修了。元札幌国際大学教授。現札幌地理サークル会員。専門分野は自然地理学。著作は『北緯43度 札幌というまち…』(共著、清水書院、1980)ほか。

山内 正明  (ヤマノウチ マサアキ)  (

昭和26年(1951)、北海道出身。北海道教育大学札幌分校卒。現札幌地理サークル会長。専門分野は地理教育学。著作は『北緯43度 札幌というまち…』(共著、清水書院、1980)、『北海道 地図で読む百年』(共著、古今書院、2001)ほか。

中村 英重  (ナカムラ ヒデオ)  (

昭和26年(1951)、北海道出身。明治大学大学院文学博士課程修了。現北海学園大学非常勤講師。専門分野は歴史学。著作は『北海道移住の軌跡』(髙志書院、1998)、『古代氏族と宗教祭祀』(吉川弘文館、2004)ほか。

岡田 祐一  (オカダ ユウイチ)  (

昭和18年(1943)、北海道出身。北海道教育大学札幌分校卒。北海道開拓記念館学芸員を経て、現北海道地域文化学会会員。専門分野は教育災害史・民俗芸能史。著作は『語り継ぎたい日本人』(共著、モラロジー研究所、2004)ほか。

池田 茜  (イケダ アカネ)  (

平成4年(1992)、北海道出身。金沢大学人間社会学域人文学類フィールド文化学コース卒、現札幌市公文書館専門員。

小黒 七葉  (オグロ ナナハ)  (

平成元年(1989)、北海道出身。桜美林大学リベラルアーツ学群卒、現札幌市公文書館専門員。

佐藤 真名  (サトウ マナ)  (

昭和61年(1986)、北海道出身。札幌市立高等専門学校インダストリアルデザイン学科専攻科工芸専攻修了。現札幌市公文書館専門員。論文は「さっぽろ閑話〈大正7年の博覧会と札幌の都市発展〉」(「札幌市公文書館年報第4号」2017)ほか。

中根 有理  (ナカネ ユリ)  (

昭和55年(1980)、北海道出身。北海道大学大学院文学研究科歴史地域文化学専攻修士課程修了。専門分野は中国文化。元札幌市公文書館専門員。論文は「仲よし子ども館の活動と位置づけ」(共同執筆、「札幌市公文書館年報第5号」2018)ほか。

谷中 章浩  (ヤナカ アキヒロ)  (

昭和46年(1971)、埼玉県出身。北海道教育大学大学院修士課程修了。現札幌市公文書館専門員。専門分野は北海道近代史、路上観察。論文は「中島児童会館資料の整理・受け入れとその活用」(「札幌市公文書館年報第4号」2017)ほか。

上記内容は本書刊行時のものです。