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北海道 地図の中の廃線 堀 淳一(著) - 亜璃西社
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詳細画像 0

北海道 地図の中の廃線 旧国鉄の廃線跡を歩く追憶の旅

発行:亜璃西社
A5判
縦216mm 横156mm 厚さ32mm
重さ 900g
448ページ
上製
価格 6,000円+税
ISBN
978-4-906740-30-7
Cコード
C0026
一般 単行本 旅行
出版社在庫情報
在庫あり
初版年月日
2017年12月
書店発売日
登録日
2017年11月14日
最終更新日
2017年12月7日
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紹介

「鉄道への郷愁と憧憬を伝えてやまない」――芦原伸(紀行作家、「旅と鉄道」統括編集長)

『地図の中の札幌』『北海道 地図の中の鉄路』に続く、珠玉の地図エッセイ三部作がついに完結! 道内旧国鉄の廃線直後に著者が歩いた、全28線におよぶ廃線跡歩きの記録がここに蘇る。
 レールの残照に慨嘆し、廃墟の風景ならではの寂寞感に身を震わせた日々を、のべ220枚の新旧地形図とともに追想した、卒寿の著者渾身の書き下ろし作品。
 さらに、各路線に駅名一覧を付し、駅名の由来も併記。復刻版「北海道鉄道地図」(昭和37年、札幌鉄道管理局)と特製リーフレット(書き下ろし自伝エッセイ、略年譜、著作目録収録)を特別付録にした、地図&鉄道&堀ファン垂涎の保存版!

目次

  はしがき
  旧国鉄道内廃止路線図

Ⅰ オホーツク海斜面
 1 天北線
 2 興浜北線
 3 興浜南線
 4 名寄本線
 5 湧網線
 6 根北線
 7 渚滑線
 8 相生線

Ⅱ 太平洋斜面と根室海峡斜面
 1 標津線
 2 白糠線
 3 旧池北線(北海道ちほく高原鉄道ふるさと銀河線)
 4 士幌線
 5 広尾線
 6 富内線
 7 胆振線

Ⅲ日本海斜面と津軽海峡斜面
 1 羽幌線
 2 深名線
 3 美幸線
 4 歌志内線
 5 上砂川線(函館本線上砂川支線)
 6 札沼線(新十津川‐石狩沼田間)
 7 幌内線
 8 万字線
 9 登川線(夕張線紅葉山―登川間)
 10 手宮線
 11 岩内線
 12 瀬棚線
 13 松前線

  主要参考文献
  地形図一覧
  地名・施設名索引
  駅名・鉄道関連索引

  《特別付録》
   1.復刻版「北海道鉄道地図」(昭和37年、札幌鉄道管理局)
   2.特製リーフレット(書き下ろし自伝エッセイ、略年譜、著作目録収録)

前書きなど

 平成二六年(二〇一四)に『北海道 地図の中の鉄路』を書いたあと、次は「地図の中の廃線」だなあ、と、薄々考えていた。出版社のほうも、表立っては言わないとはいえ、同じ思いがあるように見えた。
 単に廃線の歴史、というだけならば、専門的あるいは半専門的な記事の書き手は私などよりははるかに適任な方々が、たくさんおられるだろう。従って私が書くとすれば、一つは「地図の中の廃線の姿」、二つには「地図を手に廃線跡を歩いた話」、にどうしても重点が置かれることになる。
 もっとも廃線跡の探訪書ならば、これまた数多い。しかし彼等の探訪手段はもっぱらクルマに限られ、廃線跡そのものの上を足で歩く人は稀である。幸い旧国鉄およびJRの廃線跡に話を限るならば、私は少なくともそれぞれの一部を、地図を見ながら足で歩いた経験がある。だから、それらをまとめて一本にすればよい、と考えた。
 ただし、前著に廃線以前の姿を紹介した江差線の木古内‐江差間と留萌線の留萌‐増毛間、及び廃止前に貨物専用線となった線(たとえば函館本線の美唄‐南美唄間)は、手宮線のみを例外として、本書では省いた。
 もし本書の出版が、鉄道ないし廃墟の風景が好きな方々にいくらかでも歓迎されるならば、著者冥利に尽きることである。

版元から一言

『地図の中の札幌』『北海道 地図の中の鉄路』に続く、珠玉の地図エッセイ三部作がついに完結! レールの残照と廃墟の風景が持つ魅力を余すことなく綴った、卒寿の著者渾身の書き下ろし作品。

著者プロフィール

堀 淳一  (ホリ ジュンイチ)  (

1926年、京都府に生まれ、1935年、札幌に移住。北海道大学理学部卒業後、同大学低温科学研究所助手等を経て、物性物理学・統計力学・数理物理学を専攻。理学博士。1980年まで同大学理学部教授として主に物理の研究・教育に従事。同年、人生二毛作に向けて大学を退職し、エッセイストに転向。1990年、建設省(現国土交通省)国土地理院長表彰を受賞。
小学生のころから地図の美しさに魅せられ、放浪を趣味とする。1960年代より地形図を手に全国の旧道、廃線跡、産業遺産などを歩く旅をスタート。地図と旅の愛好者の集まり「コンターサークルS」を主宰。現在も各地を精力的に歩き続ける。1972年、『地図のたのしみ』(河出書房新社)で日本エッセイスト・クラブ賞を受賞。北海道大学名誉教授。
『地図を歩く』(河出書房新社)、『地図のワンダーランド』(小学館)、『地図で歩く古代から現代まで』(JTB)、『消えた街道・鉄道を歩く地図の旅』『にっぽん地図歩きの旅 古道、旧道、旧街道』(ともに講談社+α新書)、『忘れられた道 完』(北海道新聞社)、『サッポロこぼれある記―北の街の空のひろがり』(そしえて)、『エントロピーとは何か―でたらめの効用』(講談社ブルーバックス)、『地図の中の札幌』『北海道 地図の中の鉄路』(ともに亜璃西社)など、地図・鉄道・旅行・物理学に関する著書が多数ある。

上記内容は本書刊行時のものです。