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私たちの「戦う姫、働く少女」 ジェンダーと労働研究会(編) - 堀之内出版
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私たちの「戦う姫、働く少女」

発行:堀之内出版
四六判
124ページ
並製
価格 1,200円+税
ISBN
978-4-906708-97-0
Cコード
C0095
一般 単行本 日本文学、評論、随筆、その他
出版社在庫情報
在庫あり
初版年月日
2019年5月30日
書店発売日
登録日
2017年4月11日
最終更新日
2019年6月26日
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紹介

ポップカルチャーから現代社会を鋭く分析した『戦う姫、働く少女』の刊行から2年。
同書が投げかけた問いは、若手研究者たちによって受け止められ、次の議論へ発展した。気鋭の研究者たちが、メイドカフェの働き方や、男性アイドルの商品化など新たな視点で〈わたしたち〉が直面する問題に深く切り込む。

おさえておきたい映画・小説などの作品リストや、重要なキーワードを解説するミニコラムも収録。
(解説キーワード)メイドカフェ/再生産労働/家父長制/共通文化/消費者民主主義/承認と再分配

目次

[序 章] 『戦う姫、働く少女』が投げかけるもの(川口 遼)
[第1章] メイドカフェに見る女性の複合的労働と承認(中村香住)
[第2章] 第三波フェミニズムはポスト新自由主義への道を拓くのか?(田中東子)
[第3章] 消費者民主主義と共通文化(河野真太郎)
[第4章] ディスカッション ポスト・フェミニズムと〈わたしたち〉の労働
おわりに (永山聡子)

[キーワード解説]メイドカフェ/再生産労働/家父長制/共通文化/消費者民主主義/承認と再分配

[付 録]おすすめ作品リスト

前書きなど

私が、『戦う姫、働く少女』に惹かれたのは、わたしたちが生きる時代にポストフェミニズムという時代認識を下した上で、そこで成立する連帯の可能性を問おうとするその問題意識に、「この本にはわたしたちの時代の物語/問題が書かれている」という感覚、ある種のアクチュアリティを感じたためである。(序章より)

版元から一言

若手研究者が主宰する「ジェンダーと労働研究会」が2018年9月におこなったシンポジウム「ポスト・フェミニズムと〈わたしたち〉の労働――河野真太郎 著『戦う姫、働く少女』を受けて」を全編収録、コラムなどを加筆しました。
2年前に堀之内出版から刊行され現在でも版を重ねている『戦う姫、働く少女』の最良の副読本であり、よりアクチュアルな内容を含んでいます。

著者プロフィール

河野 真太郎  (コウノ シンタロウ)  (著/文

専修大学法学部教授。専門はイギリス文学・文化ならびに新自由主義の文化と社会。著書に『戦う姫、働く少女』(堀之内出版、2017年)、共編著に『終わらないフェミニズム─「働く」女たちの言葉と欲望』(研究社、2016年)、翻訳にトニー・ジャット/ティモシー・スナイダー『20世紀を考える』(みすず書房、2015年)など。

田中 東子  (タナカ トウコ)  (著/文

大妻女子大学文学部教授。博士(政治学)。メディア文化論、ジェンダー・スタディーズ、カルチュラル・スタディーズ。主な著作・翻訳に『メディア文化とジェンダーの政治学─第三波フェミニズムの視点から』(単著、世界思想社、2012年)、『出来事から学ぶカルチュラル・スタディーズ』(編著、ナカニシヤ出版、2017年)、ポール・ギルロイ『ユニオンジャックに黒はない人種と国民をめぐる文化政治』(共訳、月曜社、2017年)など。

中村 香住  (ナカムラ カスミ)  (著/文

慶應義塾大学大学院社会学研究科後期博士課程在籍。専門はジェンダー・セクシュアリティの社会学。現在の主な研究テーマは、メイドカフェにおける女性の経験について。

川口 遼  (カワグチ リョウ)  (著/文

ジェンダーと労働研究会主宰。首都大学東京子ども・若者貧困研究センター特任研究員。大妻女子大学、青山学院大学非常勤講師。専門は、家族・労働・福祉の社会学。ジェンダー/セクシュアリティ研究。

永山 聡子  (ナガヤマ サトコ)  (著/文

一橋大学大学院社会学研究科博士後期課程在籍。アジア女性資料センター運営委員。在日朝鮮人3世。専門は社会学、ジェンダー研究、旧宗主国と被植民地国のフェミニズムの権力関係。共著に『社会学理論のプラクティス』(くんぷる、2017年)、「『慰安婦』問題と関わること─できることを見つける旅」『戦争責任研究』(日本の戦争責任資料センター、2017年)など。

追記

【イベント】
◆2019/06/02 カルチュラル・タイフーン2019 @慶應義塾大学三田キャンパス 西校舎523A
◇15:00-16:30 男たちはどうなった? コミュ力、イケメン、新自由主義
司会:田中東子 川口遼×中垣恒太郎×河野真太郎
◇17:00-18:30 女はすべてを手に入れたのか? ポストフェミニズム、新たな労働、消費者民主主義
司会:河野真太郎 永山聡子×中村香住×田中東子

◆2019/07/03 「読まなきゃ始まらない! 「戦う姫、働く少女」をめぐる怒涛のブックトーク」河野真太郎×田中東子×中村香住×川口遼×永山聡子 19:00~@Readin’Writin’ BOOKSTORE(東京メトロ銀座線田原町駅徒歩2分)参加費:1000円

上記内容は本書刊行時のものです。