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POSSE vol.42
- 出版社在庫情報
- 在庫あり
- 初版年月日
- 2019年7月16日
- 書店発売日
- 2019年7月16日
- 登録日
- 2017年3月16日
- 最終更新日
- 2019年7月24日
紹介
◆特集「ストライキが変える私たちの働き方」
日本では久しく忘れ去られていたストライキという闘い方が、にわかに注目を集めている。
図書館司書、私学教員、保育士、自動販機ベンダー……さまざまな業種の労働者たちが、自らの労働条件を改善するために、ストライキを武器に闘いはじめた。
そして彼ら彼女らのストライキは、SNSやメディアを通じて社会的な注目と支持を集めている。
なぜ、いま、ストライキが支持されるのか。現代のストライキは、過去のストライキと何がどう異なるのか。21世紀におけるストライキの意義を改めて問う。
目次
◆新連載
貧困研究の視点から社会を探る 第1回 災害と貧困
岩田正美(日本女子大学名誉教授)×渡辺寛人(NPO法人POSSE事務局長)
◆特集「ストライキが変える私たちの働き方」
練馬区立図書館・非常勤司書のストライキ闘争に迫る――彼女たちのパワーの源泉はどこにあるのか?
三澤昌樹(練馬区立図書館専門員労働組合特別執行委員)
自販機産業ユニオンの挑戦――順法闘争とストライキで業界改善へ
本誌編集部
学校×ストライキ――教育現場を取り戻すための闘い
本誌編集部
全労働者を結集するストライキを――ストライキは「伝染」する
須田光照(全国一般東京東部労働組合書記長)
サービス業時代の「新型ストライキ」とは――社会連帯型ストライキが生み出す共感と交渉力
浅見和彦(専修大学教授)
今日のストライキ その特徴とは何か?
今野晴貴(NPO 法人POSSE 代表)
◆単発
外国人労働者の人権を守るための活動へのご支援をお願いします
NPO法人POSSE外国人労働サポートセンター
社会構造的な視点から「中高年ひきこもり」問題を考える――再チャレンジ困難な社会はいかに形成されたのか
本誌編集部
書評 今野晴貴・藤田孝典 編著『闘わなければ社会は壊れる―〈対決と創造〉の労働・福祉運動論』
新世代のための社会運動論
本誌編集部
ファストファッション――安さの理由その裏側の人権侵害にいどむ
伊藤和子(弁護士/ヒューマンライツ・ナウ事務局長)
アンダークラスと新しい階級社会――格差社会と闘うために
橋本健二(早稲田大学教授)
「経営者の労働運動」から業界の改革へ――コンビニ加盟店ユニオンの展望
吉村英二(コンビニ加盟店ユニオン副執行委員長)
POSSE叢書004『なぜオフィスでラブなのか』刊行記念――オフィスラブはどこへゆく?
西口想(労働団体職員)×渡辺寛人(NPO法人POSSE事務局長)
気候変動からポスト資本主義をラディカルに構想する――ナオミ・クラインとマルクスのエコ社会主義というヴィジョン
星野真志(イギリス文化研究者)×斎藤幸平(大阪市立大学准教授)
アスリートたちのもう一つの試合場(後編)――世界の選手会が闘うなか、日本はどうする?
川井圭司(同志社大学教授)
◆連載
社会を変えるのは私たち 第3回――世界に広がるムーブメントと日本のこれから
大澤祥子(一般社団法人ちゃぶ台返し女子アクション共同代表理事)
知られざる労働事件ファイル No.15――タクシー会社「第一交通産業」の労働組合潰しとの闘い
成田喜博(第一交通労働組合執行委員長)
スポーツとブラック企業 第5回――スポーツ漫画というトンデモ作品
常見陽平(千葉商科大学国際教養学部専任講師)
それぞれの町で リレー連載 第7回――瀬戸内発若手兄弟デニムブランド「EVERY DENIM」のこれまでの取り組み
山脇耀平(EVERY DENIM共同代表)
版元から一言
【ブックデザイン】末吉亮(図工ファイブ)
【装画】イシダチハル(武蔵野美術大学3年生)
上記内容は本書刊行時のものです。