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KOKKO 第18号
- 出版社在庫情報
- 在庫あり
- 初版年月日
- 2017年2月
- 書店発売日
- 2017年2月1日
- 登録日
- 2017年1月5日
- 最終更新日
- 2017年1月31日
紹介
特集「公務員酷書」
目次
[特集]公務員酷書
現場から寄せられる「公務員酷書」
――時給500円、48時間寝ないで仕事
本誌編集部
日本の公務員は人数も
人件費も世界最低レベル
井上 伸 国公労連書記
「公務員酷書」
――ヤバすぎる公務員削減
国公労連加盟各単組(各省庁別労組)
[新連載]KANちゃんの職場訪問記 第1回
沖縄総合事務局開発建設部の巻
[連載]国家公務員の労働条件Q&A
きほんの「き」から 第6回
職場のパワハラをやめさせたい
国公労連
[リレー連載]運動のヌーヴェルヴァーグ エキタス⑨
労働組合から見た
市民運動としてのエキタス
原田拓磨 AEQUITASメンバー
[連載]スクリーンに息づく愛しき人びと 第17作
トランプ時代の『トランボ』観賞
熊沢 誠 甲南大学名誉教授
[書評 第14回]
ジョナサン・ハイト著
『社会はなぜ左と右にわかれるのか
――対立を超えるための道徳心理学』
吉川浩満 文筆家
前書きなど
十数年前から日本の公務員は人数も人件費も世界最低です。それなのに、国家公務員の定員は、「行政機関の職員の定員に関する法律(総定員法)」で上限が厳しく制限された上に政府の「定員合理化計画」によって、毎年2%(5年で10%以上)もの人員が削減され続けています。一方、劣悪な処遇と不安定雇用から「官製ワーキングプア」と批判されている非正規職員が増えています。これらが公務の質の低下を招き、サービスの受け手である国民の権利、安心・安全を脅かしています。実際、電通の過労自殺問題や軽井沢スキーバス転落事故などでは、企業を指導・監督する行政体制の不備が指摘されています。こうした「ヤバすぎる公務員削減」を各行政分野から告発するのが今号の特集「公務員酷書」です。
上記内容は本書刊行時のものです。