書店員向け情報 HELP
出版者情報
書店注文情報
在庫ステータス
取引情報
POSSE vol.34
- 出版社在庫情報
- 在庫あり
- 初版年月日
- 2017年3月
- 書店発売日
- 2017年3月30日
- 登録日
- 2016年7月25日
- 最終更新日
- 2017年3月31日
目次
特集 ポスト電通事件の過労死対策
15分でわかる過労死問題と近年の過労死対策
電通事件後、労働基準監督行政はどう変わったのか
現役労働基準監督官×坂倉昇平
36協定の上限規制だけではなく労働時間の適正把握を
松丸正
[ルポ] 過労死に直面した遺族はどのようにして声を上げられるか
グリーンディスプレイ事件の経験から
本誌編集部
昔、その気もないのにうっかり自殺しかけました。
マンガ『「死ぬくらいなら辞めれば」ができない理由』に描かれた過労死に至る心理
汐街コナ
川崎鶴見臨港バス、36年ぶりのストライキ
利用者の安全のために闘った労働組合
小山國正×田端正幸×髙橋廣康×青木正之
労働問題の刑事事件化の意義と問題点 温野菜事件の経験を受けて
戸舘圭之×青木耕太郎
介護技能実習生はどのように受け入れられるのか
安里和晃
給付型奨学金制度創設による影響
誰が「新しい奨学金」を受けられるのか?
本誌編集部
小田原市「ジャンパー事件」はなぜ起きたのか?
生活保護行政に構造化された排除の論理
渡辺寛人
新しい求人詐欺対策は前進か、後退か
本誌編集部
[ルポ] 「留学生ビジネス」の闇
損害賠償・劣悪アパート・就職妨害―日本語学校の横暴
本誌編集部
My POSSEノート page1
反バッシングセンターについて
谷沢ゆい
意外な労働の世界 その一
アニメ業界
―危機に瀕したクール・ジャパン
S.I
キーワードで読む
ゼロ年代の労働問題 No.1
「フリーター・ニート」
本誌編集部
ブラックバイトでわかる業界の裏側
その一
いまどきの大学生 第六回
労働問題NEWS vol.8
職業安定法の改正案/雇用保険制度の見直し/「混合介護」導入
知られざる労働事件ファイル No.8
民間語学学校ECCに対するストライキ
闘争で非正規雇用労働者の賃上げを実現
山原克二×エルサ・バドザウスキー
ブラック企業のリアル vol.19
放送業界
若者の貧困のリアル vol.8
利用者に精神的な苦痛を与える
生活保護行政の不適切な対応
文化と社会 第三回
「諦め」の常態化に抗う
―『資本主義リアリズム』の邦訳に向けて
セバスチャン・ブロイ/河南瑠莉
労働と思想 34
カール・ウィリアム・カップ―社会的費用論と制度派経済学
ともに挑む、ユニオン 団交file.15
「若手社員に対する飲み会での50発殴打・暴行傷害事件」〈前編〉
北出茂
POSSE最新ブックレビュー
編集長の部屋
INFORMATION
前書きなど
2016年、電通で働いていた24歳の女性社員が
過労自死した事件が大きく取り上げられた。
この事件をきっかけに「過労死」が改めて社会問題として注目され、その対策が急がれている。
そこで本特集では、過労死対策に取り組む様々な現場の最前線を取り上げている。過労死をなくしていくためには何が必要なのか。
現場の取り組みから現状を捉え直し、「ポスト電通事件」の過労死対策を展望する。
追記
2017年3月30日の「朝日新聞」論壇時評で小熊英二氏が「思考実験 労働を買いたたかない国へ」で編集部「ルポ 過労死に直面した遺族はどのようにして声を上げられるか」をとりあげました。また論壇委員が選ぶ今月の3点で中北浩爾氏が『POSSE』vol.34「ポスト電通事件の過労死対策」を選出されています。
上記内容は本書刊行時のものです。