.
発行:吉田書店
四六判
368ページ
定価
2,900円+税
- ISBN
- 978-4-905497-85-1
- Cコード
-
C0031
-
一般 単行本 政治-含む国防軍事
- 出版社在庫情報
- 在庫あり
- 書店発売日
- 2020年4月10日
- 登録日
- 2020年3月21日
- 最終更新日
- 2021年1月17日
書評掲載情報
2020-06-06 |
東京新聞/中日新聞
朝刊 評者: 御厨貴(政治学者) |
2020-05-30 |
日本経済新聞
朝刊 評者: 川島真(東京大学教授) |
2020-05-16 | 毎日新聞 朝刊 |
紹介
1972年、田中角栄によって実現した日中国交正常化。
「99%までは、佐藤栄作の手で解決済みであった――」
謎の言葉を残して戦後史の闇に消えた、密使・江鬮眞比古(えぐちまひこ)の実像に迫る!
目次
第一章 江鬮眞比古の手記
第二章 戦前・戦後の江鬮の足跡
第三章 萬煕と中川太郎――江鬮と中国人脈
第四章 中国国連加盟の裏側で始まった交渉
第五章 周恩来への親書を託した人物――「葉桐春」と「黄志文」の謎
第六章 最後に残された条件 〝日華平和条約の破棄〟
第七章 次期政権をめぐる政局――親書をためらう佐藤
第八章 膠着状態のなかで
第九章 極秘交渉の結末
終 章 残された疑問
エピローグ 江鬮眞比古とは何者だったのか
付録 佐藤親書
資料 「西垣昭日記」
上記内容は本書刊行時のものです。