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東京湾諸島
発行:駒草出版
A5変型判
256ページ
定価
1,800 円+税
1,980 円(税込)
- 書店発売日
- 2016年10月24日
- 登録日
- 2016年10月30日
- 最終更新日
- 2016年10月30日
書評掲載情報
2016-11-06 | 産經新聞 朝刊 |
2016-10-30 | 日本経済新聞 朝刊 |
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紹介
物流島、発電基地、海上要塞、ごみ埋立地……増殖する人工島群「東京湾諸島」。
そこには東京の栄光と負の歴史が埋め込まれている。
膨張する首都を支える島々の“知られざる内部”へ。
「東京湾諸島」……地図上に正式にこの名称はありませんが、次々に造成されていく人工島は東京湾の岸辺を埋め、湾内全体を狭くするほどの島の集合、諸島となっています。その数はゆうに70島を超えます。しかし、それらの島は何のために造成され、内部はどうなっているのかほとんど知られていないのが実情です。
一企業が占有する島、米軍が占有する島、24時間眠らない島、都心の下水を引き受ける島、人工島に湧く天然温泉、立入厳禁の海上要塞、人工島に祀られた神々……。
著者の加藤庸二氏は『マツコの知らない世界』にも登場した“島のスペシャリスト”。
「なぜこんな人工島が?」という疑問を解き明かし、ひいては東京という都市の不思議さ、面白さ、深遠性を「人工島」という観点から描きます。
目次
プロローグ
第1章 アイランド・アーキテクト
第2章 人工島のつくりかた
第3章 人工島の地霊と伝説
第4章 開拓者と京浜マニュファクチュア
第5章 埠頭という名の巨大人工島
第6章 不夜城工業地帯と物流の島々
第7章 東京湾ミッドタウン
第8章 欲望のアミューズメント
第9章 東京湾環境循環装置
第10章 平地に呑みこまれる島
エピローグ
上記内容は本書刊行時のものです。